大きくする 標準 小さくする

リレー日記

水無月

投稿日時:2013/06/21(金) 22:25

 こんばんは、いきなりですけど、前回のリレー日記の訂正をします。
 日々教われながら⇒×
 日々教わりながら⇒○
 僕の中途半端な日本語に不快感を抱いた方々申し訳ありませんでした。

 さて、いよいよ六月が終わりそうになりました。この6月にはもうひとつの名前が付いていて、水無月といいます。
この水無月が字面通り、梅雨が止んで水が無くなることを示しますが、どうやら昔の六月ってもう梅雨が過ぎたらしいですね。いま雨の音を聞きながら、リレー日記を聞いてる僕はそう思いました。
 しかし、よくよく考えたら、もし、夜に雨が無かったら、最近よく徹夜で語劇の脚本「項羽と劉邦」を書いているときに、さびしい過ぎるではないでしょうか。実家の函館では、この季節になると、夜になったら、蛙たちがお互いにタイミング合わせたように一斉に歌いだし、雨の音にあわせて、天籟を創り出す。
 先ほど脚本のことを言いましたが、実は、雨の音から得たインスピレーションが結構多かったです。ときに、それが戦場の叫び声に聞こえ、戦いの激しさを教えてくれる;ときに、それが鴻門の会の太鼓の音に聞こえ、劉邦の不安を教えてくれる。背水の陣のとき、それが川の激しい流れの音となり;四面楚歌のとき、それが項羽と虞姫の別れの涙となります。
 多磨の、この小さな部屋の中、今、雨の音に満ちています。
 

これから、豊さんのフリに答えます
ぼくが苦手な日本語の発音は「つ」です、中国語のciと混同しやすいからです。やっぱり舌の位置が微妙にちがうですね。
次は亘君です。
  好きな季節を教えてください、ちなみに僕は春です。
 

 


この記事を書いたメンバー

アーカイブ