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リレー日記

この日記は最後になるのか?

投稿日時:2013/11/27(水) 13:32

スペイン語4年の中村翔太です。

引退してから一か月近くが経とうとしていますが、朝早く起きることができなくなって初めて引退したのだという実感がわきました。朝4時30分に起きて朝練に向かう生活を4年間していたと思うと、なんという苦行をしていたんだと思ってしまいますが、それでも4年間続けられたのは多くの人々に支えられていたから、そしてラグビーが好きだったからなのだと思います。

私が初めてラグビーに出会ったのは高校の時でした。まさか体育の授業にラグビーがあるとも知らずに入学した私は、ラグビージャージ、スパイク、ヘッキャを購入させられ、わけもわからぬままタックル練習をしていました。今考えれば、ルールもわからずハイタックルしまくり、スローフォワードしまくり、オフサイドしまくりのゲームを授業でしていたかと思うとぞっとします。こんな複雑なルールのスポーツなんてやりたくないと当時は思っていました。ラグビーのルールが整っていて、しっかりと計算されているものだということに気が付いたのは大学に入ってからだったと思います。4年間ずっとラグビーは数学っぽいなと思ってましたが、私はきちがいキャラではなかったので、こんなことは誰にも言えませんでした。ただ、ルールがわからずに花園の切符をかけた決勝戦をみて興奮していたのは、やはりラグビーというスポーツに魅了されていたからだと思います。

大学4年間は怪我に悩まされつらい時もありましたが、それでもラグビーがつまらないと思ったことは一度もありませんでした。後輩の皆さんにも、もっともっとラグビーを好きになってほしいと思っています。

最後に、ラグビーを4年間続けるにあたり、本当に多くの方々にお世話になりました。OBの岡村さんに激励のメールを頂いたときは、本当に嬉しく、励ましの言葉は今でも自分の支えとなっています。私も少しでも後輩の支えになれるよう、素晴らしいOBになれたらいいなと思います。と、思いましたが私はまだ、卒業せず、南米チリへ留学するので、もうしばらく現役の一員として、ラグビー部に携わっていきたいと思います。


本当にありがとうございました。

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