大きくする 標準 小さくする

リレー日記

現役諸君へ

投稿日時:2014/09/07(日) 21:38

2013年スペイン語専攻を卒業した會田翔士です。

リレー日記の更新が遅いということで、6回生で1週書いてくださいという要請がありました。
今回は特別にOBも参加するということになりましたが、
OBである私がふざけたことばかり書くわけにはいかないので、真面目なことばかりを書こうと思います。
面白いことは現役OBの4人が書いてくれると信じています。

OBとして書く最初で最後のリレー日記となる今回のテーマは、
先月の合宿中のフォワードミーティングでお話した「目標の立て方」です。
是非、バックスの皆さんにも知っておいてもらいたいと思います。
この話は、私が会社に入ってすぐの研修で教わったことの受け売りですが、
とても大事だと思ったので是非皆さんにも実践して頂きたい内容です。

目標の立て方(SMARTの法則)
Specific  ・・・具体的、わかりやすい
Measurable・・・計測可能
Achievable・・・実現可能
Realistic ・・・現実的
Timely  ・・・期限が明確

先に申し上げておきますと、上記の法則は、
公式戦前日のユニフォーム配りの時に、チームを鼓舞するために大声で掲げる目標ではなく、
自身の成長のために「達成したかどうかの振り返りができる目標」に当てはまります。

前者の例
「明日の試合はラインアウト全部取ってやります」
後者の例
「公式戦初戦までに、マイボールラインアウトは100%成功。相手ボールラインアウトは2割奪えるようになる。」

期限がきた時に、その目標を達成したのかダメだったのかを自分ではっきりと分かるようにした上で、
なぜ達成できたのか、もしくはなぜダメだったのかを考えられるようにするための法則です。
そうすることで、現状に何が足りていないのかを考えるきっかけとなり、
次に立てる目標が分かりやすくなります。

ラグビーのようなスポーツの世界では、
数字に代えられるような目標を立てるのは少し難しいとは思いますが、
是非、「振り返りができる目標」を心がけて日々精進してください。

また、AchievableとRealisticについては言葉のままですが、
高すぎる(低すぎる)目標はモチベーションを削ぎます。
こうなってしまわないようにする良い方法は、
目標を部員同士で共有するというのがベストだと思います。

恥ずかしがらずに、自分の思いや目標をたくさんの人に伝えてください。

以上です。

次は田村です。
今度はいつ、宇都宮に来てくれますか。

この記事を書いたメンバー

アーカイブ