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リレー日記

自分の感受性くらい

投稿日時:2014/11/18(火) 22:15

リレー日記をご覧の皆さまこんばんは。ペルシア語専攻4年の小野明良が引退日記をお送りいたします。
引退してから2週間、毎日友達と終電か始発まで遊び、昼過ぎに目覚めてはいそいそとバイトに行きまた遊ぶ、、、そんな生活をしています。ラグビー部に入っていなかったらこんな生活がしたかった、そんな思いからこういった生活をしているわけですが、どうしてかどこか物足りません。
夜通し遊びたくなるのも、その一日にどこか不満足感を覚え、定量的な一日+数時間でなんとか充足感を得たいからなのではないか云々、などと自分の怠惰な生活を振り返っては気落ちし、そんな気を紛らわすためにまた遊ぶ。ラグビー部に入っていなかったら、もし1年生の時分にやめてしまっていたら、こんな生活を4年ないし5年間続けて卒業してしまっていたのかと思うとぞっとします。
当時やめたがっていたぼくを引きとめてくださった先輩方、同期のみんな、本当に感謝しています。特にひでさんの「あきらとラグビー出来て良かった」という言葉は強く残っています。

ぼくが入部を決心した一番のきっかけは、新勧試合の後の食事の席で大介さんにおっしゃっていただいた、「人生で最高の4年間ではなく、今後の人生が最高になるような4年間を送れ」といった言葉でした。このラグビー部での生活が人生で最高の4年間でしたし、今後が最高になる確信も自信も持てる4年間でした。

後輩のみんなへ
今年1年は特に助けられました。ありがとうございました。ぼくの好きな茨城のり子さんの詩を贈ります。
ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志しにすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ


これを読んで何か思うところがあり、行動に移してくれたら幸いです。

最後になりますが、川瀬監督、割石元監督をはじめ、OB・OGの皆様方、いつもご支援、ご鞭撻、ほんとうにありがとうございました。4年になり、改めて皆さまのご支援によって部活が出来ていることを実感いたしました。今後ともよろしくお願いいたします。

また川村さん、木村さん、お世話になった整形外科、整骨院の皆さま、大変お世話になりました。復帰させてくださり、本当に感謝しています。

自分でもとっちらかった文章だと思います。申し訳ありません。書きたいことを書いたらこうなりました。
次は小沼です。3年半ほど前、初めて書いたリレー日記の時も小沼に回した覚えがあります。

小野明良


 

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