東京外国語大学ラグビー部

リレー日記をご覧の皆様こんにちは。3年マネージャーの長内です。

先日のICU戦でラグビー部を引退し、1週間が経ちました。
同期マネージャーで会うたび口をそろえて引退した実感が無いと話しています。
明日もいつものように5時半にアラームをかけてしまいそうな気がしているのですが…

ここからは引退した部員による日記をお送りいたします。トップバッターなのに早速遅れてすみません。
早く次に回さなければならないので手短に書こうと思います。


まずはこれまでお世話になったすべての方々に、この場を借りて感謝の言葉を申し上げます。本当にありがとうございました。
いつも支援してくださるOB・OGの皆様、先輩方、同期、後輩のみなさんのおかげで、3年弱のラグビー部生活を楽しく充実したものにできました。
これからはOGとして、また違った形でラグビー部の力になっていければと思います。

個人的に、私が入部した年の幹部代の先輩方には、どれほど感謝の言葉を言っても言い尽くせません。
あの時、なんの力も無いただの1年生マネージャーに、あれほど声をかけていただき話をしてくださった先輩方のおかげで、今の私があります。
1年の合宿の時にも言いましたが、今改めて、ラグビー部に居続けてよかったと心から思います。


これから我が同期プレイヤーの代へと移っていくわけですが、どんなチームになっていくのか楽しみであると同時に、その姿をいちばん近くで見ることができない寂しさもあります。
3年プレイヤーは馬鹿ばっかりで、みんなどこかしら変なやつらですが、中田を筆頭にみんなラグビー愛だけは持ち合わせていますし、なんだかんだ言って真面目にひたむきに取り組んでいますから、どうか安心して付いていってください。

北里戦で知ったあの勝利の味を、これからも忘れることなく進んでいってほしいと思います。


とは言っても大変なことはたくさんたくさんあると思います。冬は辛いです。寒いし基礎練ばっかりだし。
ふと気持ちが切れそうになったとき、ふとラグビーに嫌気がさしたときは、自分が入部した時のことを思い出してください。まさか嫌々入部させられてここまで続けている人はいないはずです。少なくとも、あの瞬間は喜びに満ち溢れていたはずです。
というかあの瞬間にラグビー部を選んでしまった自分が結局はすべての原因なのですから、辛くても嫌になっても諦めてください。どうせ辞められないんだから。

これはICU戦の後にも言いましたが、環境に文句を言っている暇があったら、それを楽しいとか嬉しいとか、プラスの方向に変えていくための努力をすることに費やしてください。
どうせ練習するなら楽しいほうがいいし、どうせ3年ないし4年間の生活の大半を占められてしまうのなら、充足感を感じられるほうがいいに決まっています。


私が何か伝えられるとしたらこれくらいの言葉しかありません。
あとはまあ、物を大切に使えとか、バナナの皮は捨てろとか、部歌はちゃんと覚えなさいよとか、そういう小言ばかりなので。
物を大切にできない人は、人も大切にできないと思います。小さなところから気にしてみてください。
こうやって小言が多かったり、朝不機嫌だったり、口が悪かったりしたので特に後輩プレイヤーに怖がられていたのでしょう…マネージャーのみんなは私みたいにならないように！



手短にと言ったのになんだかんだ長くなってしまいました。そろそろこの辺りで筆を置くことにします。
楽しい3年間を、どうもありがとうございました。

どうか、みなさんのこれからのラグビー人生が、輝かしいものでありますように。



2015年11月9日
長内 千紘