リレー日記
"24"
投稿日時:2016/12/05(月) 00:24
瀧嶋です。
引退しました。
運命とはいえ今でも悔しいです。
今年の地区対抗関東1区は盛り上がりました。
自分たちが注目の的になりたかったです。
引退後、ふと過去を振り返ってみました。
グラウンドで野球好きがバレて連絡先流出。ガリガリで入部。
全く期待されない。
しょぼ過ぎてシンスプになる(「しょぼい」「弱い」への耐性は付きましたが)。
BKで何もできない。いざFW行っても何もできない。
検便とか店長とか雑用ばっか。
就活しながら新歓隊長。
なんかパッとしないですね。カッコいいプレーとか目立つ役職とか一切思い浮かびませんでした。
一見、何の存在価値も見いだせない系部員ですね。
でもこんな僕でも自慢できることがあったかなと。
「大怪我せず、最大限プレーした」
この点につきると思います。言うならば、皆勤賞的な感じです。
凄いかは分かりませんが、そのための努力は怠りませんでした(後述)。
毎回ラグビーができて楽しかったです。だから試合にも出れたのかもしれません。
ポンコツスクラムも2年間かけて成長。
不格好な走り方ですが、それでも体力に磨きをかけることもできました。
何が言いたいかって、怪我しないでねってことです。
あとは微熱くらいなら練習してね。元気になるよきっと。休むことは信頼減少。
外大ラグビー部で出会った皆様には感謝の気持ちで一杯です。
それとラグビーにも感謝です。“全人間的成長”に繋がる充実した時間を過ごせたのはラグビーのおかげです。
第一章終わりました。
長々と申し訳ないので、飛ばしたい方は下までスクロールしてください。
ラジオDJ的なノリで一曲入れておきましょう!
大事MANブラザーズバンドで『それが大事』。
https://www.youtube.com/watch?v=Jb2OnNum8aI
僕は自分の考えをあまり人に語りません。
ただ今回ばかりは最後ですので、僕が大切にしている3つのことを綴ります。
どの人生ステージにおいても、根底に置いています。
①一分一秒を生きる(2015年度リートレ講演話より)
一日は24時間しかありません。だから僕は分刻みで生きるよう心がけています。
「朝起きて電車まで何分だから、何十秒顔を洗うべきか」
「昼休み後授業で起きているには5分昼寝必要だから、どんなに盛り上がっていても12:32には食堂出よう」
「次の面接会場まで7駅あるから、4駅分リラックスして3駅分は企業研究しよう」
と言った具合です。
睡眠時間にも気を配ります。食事飲酒、睡眠前の心理状態、体力、仕事等を考慮し、睡眠のピークをどこに持っていくかを考えて寝ると、短時間で質の良い睡眠ができます。
これはいくらなんでも大袈裟かもしれませんが。
分単位で動くことは、学生にとって大切なことです。
特にラグビー部においては活動時間内にどれだけの力を発揮できるかがとても重要です。
だからこそ、一日のタイムマネージメントをもっとシビアにやるべきだと思います。
プレー面では怪我のリスクを減らせます。良い状態で練習すれば効率が良いです。
時間を上手く作ればトレーニングやケアにも打ち込めます。
それでいて学業もバイトも遊びも全て満喫できます。
この理論は今後働き始めてからも忘れないようにしたいです。
これはどんな状況であれ、どんなことであれ、今に全力になり今に向き合う覚悟でもあります。
②ストレス耐性を高める
部活においても、日常においても辛いことの方が圧倒的に多かったです。
就活しながら試合に出つつ、新歓隊長やっていた今年の春なんかはさすがにヤバかったです。
コ○イチでも後輩が残した作業を自分の力不足にされますし、体団協議長に至っては“大学-議長-学生”のサンドウィッチで両サイドからストレスをかけられました。
イライラして不満が蓄積されることは誰にでもあるはずです。
例えば納得いかないプレーに暴言を吐く。よくあることですが、このことで生み出されるものは何か。
周囲のイライラと雰囲気の悪化、そして時間の無駄。
暴言を吐いた張本人だけが少しストレスを軽減できるくらいですね。
僕たちは学生です。
好きなことをやる時間と権利だらけの、最高のモラトリアム期です。
そんな学生期に抱えるストレスなんて、今後のそれに比べたらよっぽど軽い次元にあるはずです。
ストレス耐性があれば、頑張り続けることができます。
そうすれば自ずとチャンスに恵まれるはずです。
タフな人間目指して生きることにはメリットの方が多いと思っています。
…ただ、本当に辛くなったら、どうしようもなくなったら逃げてください。
「逃げるは恥だが役に立つ」こともあるはずです。
僕は今までの人生で途中リタイヤをした経験がなかったので、この前TUFSNEXTという学生就活支援団体の幹部を突然辞めてみました。
今後残された時間を考えて存在意義を見出せなくなった。タフネクに割く時間をラグビーに注ぎたかった。
途中で逃げて良かったと思っています。
でも失うものも多いです。信頼や人間関係、取り返すことは困難です。罪悪感にも襲われます。
だから本当にパンクしそうな時しか逃げちゃダメだと感じました。
それまでは辛抱強く頑張るんだ、と。
長くなりましたが、辛いことに耐えて向き合えば必ず良いことがあるのがラグビーであり、外大ラグビー部だと考えています(まとめた風)。
③楽しむ
当たり前です。
どんな状況下にいようと忘れちゃダメです。
簡単そうで難しいのですが。
ラグビー部での貴重な時間、エンジョイしてください。
学生生活も謳歌してください。
第二章終わりました。
恥ずかしくて読み返すのが怖いです。語り口が宗教みたいですね。
そろそろ曲も終わってきた頃だと思うので、もう一曲いきましょう。
お別れはあくまでも前向きに、B'zで『さよならなんかは言わせない』。
https://www.youtube.com/watch?v=xuQ_c1iwZKU
最後に今後の話をさせてください。
僕は数多くいる同期の中で、唯一社会人になります。
就活が自分なりに上手くいき、某ラジオ局で務めることになりました。
就活の際にお世話になった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
でも所詮スタートラインに立つ資格を得ただけです。
外大ラグビー部での全ての経験を土台に今後を生きていく覚悟です。
きっと素晴らしい土台だと思うので、常に謙虚に、でも自信も忘れずに頑張ります。
皆さんありがとうございました。
激務ですが東京勤務なので、今後ともお会いすることができたら嬉しい限りです!
長文で失礼しました。
結果出すために常に成長して、そのプロセスを楽しんでください。
今に甘んじることだけはダメだよ。
では。
ラグビー最高です。
2016.12.5
瀧嶋拓也
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