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リレー日記

クレカ持ちましたか?

投稿日時:2017/08/14(月) 22:39

みなさん、こんにちは! 3年の木村健人です。

最近は太陽が顔を出したかと思えば、すぐに雲が邪魔して雨が降るの繰り返しでじジメジメした日が続いていますね。合宿の一週間はとにかく雨が少ないことを祈るばかりです。

 

さて、長いと言われる外大の夏休みがはじまってからもうすでに1月ちょっとたってしまいました。いろいろやりたいことのある自分としては夏休みが短く感じられます。ここでちょっとこの一ヶ月間を振り返ってみると、友達と遊んだり、友達の公演を観に行ったり、新しい洋楽に出会ったり、花火大会に行かせてもらったり、部屋の鍵をなくしたり、ちょっと帰省したり、盛りだくさんで嬉しい限りです。また、先日大学の成績が開示され、あの偉大なる先輩阿部さんの卒業が決まり寂しさとともに嬉しい限りです。おめでとうございます!!

 

ここらへんで、ちょっと前の記事で盛り上がっていたoff期間の過ごしかたを紹介させていただきますと、ずばりイタリア(とちょっとスペイン)に行ってまいりました!去年からはじまった僕の「長期off海外チャレンジ」~マイアミ編~、~ロンドン編~に続く第三弾となったわけですが、今回の特徴は友達と一緒に行ったことと、出発前に宿泊先を決めていかなかったことです。仲間がいるということでなんとかなるだろうという謎の自信に包まれてこのような無謀なプランを、というよりノープランを生み出した僕らでしたが、結果から申し上げますと波瀾万丈そのものでした。

 

まずカタールでの乗り換えでお腹がすきバーガーキングを食べようとした時に衝撃の事実が発覚!!!!

 

えー、わたくし木村はクレジットカードを忘れました。ありがとうございます。

 

はい、これがこの旅行の始まり。

「絶望」という言葉がこれほどしっくりくる瞬間はありませんでした。その時持っていた日本円24000円を目の前に並べて、眺めて、これから2週間程度ひもじい生活に耐えることを決意しました。

幸い、保険の関係で持ってきていた資料の中になぜかアマゾンプライム会員になるためだけに作ったJCBのカードが紛れ込んでいたので一命を取りとめましたが、上限10万円、キャッシング機能なし、それに加えてほとんどの場所で使えず、泊まる場所さえも予約してこなかった自分を吹き飛ばしてやりたくなりました。

 

ここかからはここに書ききれないほどいろいろありましたが、簡潔にまとめると、到着したヴェネチアはどこを撮っても絵になるきれいさで、そこでお気に入りのタオルを二つなくし、見つけたホステルで快適なホステルを見つけ、夜9時がまるで朝の日の出のようにあかるくて、翌日違う空港に行き JCBが使えたので現金を受け取り、しかし後から思えばそれが史上最高のぼったくりで、そのまま航空券をかってバルセロナに飛び、近くの地図上に海が見えたので歩いていって飛び込み、綺麗な石を広い、ハムとお酒を買ってかっこつけて飲み、帰りにバルセロナの町並みを楽しみ(正直すごい奇麗だった)、入り口がお城みたいなホステルに泊まり、翌日、近くにあの有名なサグラダ・ファミリアがあるのにもかかわらず、素通りし田舎町パンプローナに向かい、スペインの三大祭りの一つ「牛追いまつり」に参加し、牛に追われて、夜中飲み明かすパリピを尻目に、予想に反して寒すぎたので、アパートの6階のお邪魔し、扉の前で一夜を明かし、バス停の自販機がバックれて友達が20ユーロぼったくられ、アイサイトを数回作動させる陽気なおっちゃんのバスに乗って、空港に戻り、そこでポップコーンを買い、それを赤ちゃんに羨ましそうに見られ、そのままローマに飛び、僕の海外旅行史上もっともきれいで、ゆったりとした、きれいな田舎のホステルに泊まり、そこにあったプールに飛び込み、朝食つきだったので可能な限りお腹に詰め込み、ここで現金がそこをつき、JCBの上限まであと少しということに気づいたので、あの有名なコロッセオなどを素通りし、友達と別れてお金が完全に尽きる前に、ヴェネチアの空港に戻ることを決意。空港までの列車で「世界の車窓から」を意識しつつ、やっとのことで帰りの飛行機が出るマルコ・ポーロ空港へ。

 

ちょっとだらだらと書いてしまいましたが、ここまでは約3日間のお話で、あとの一週間ほどはそうこの空港にずっと泊まっていました!

空港に一週間というと暇すぎて死にそうだと思う人もいるかもしれませんが、安心してください。暇です。ですが、いろいろあって楽しかったのも事実で、まあ24時間電気のついてる、訪問客の多い、冷房ガンガンの、広すぎる、イタリアの別荘くらいの気分でしたね。空港での生活は基本的に、音楽を聞き、お腹が空いたら売店で1ユーロくらいのスナックをカードで買って変な目で見られたり、朝起きたらなぜか目の前に機内食と水が置かれていたのでありがたくいただき、赤ちゃんや犬をながめたりしていまいした。近くに「camp」と書かれいる場所があったので「キャンプ場ならシャワーがあるかも!!」と意気込んでむかったら、「キャンプ場」ではなく「軍の基地」のCampでした。そのあと片道5kmのとこに今度こそ本当のキャンプ場があったので歩いてシャワーを浴びに行きました。気持ちよかったです。その日知ったのですが、空港の優先トイレのところにシャワーがついていました。しかし、そのキャンプ場の帰りに、近くに住んでいるお母さんが親切にも空港まで車で送ってくれたので泣きそうになりました。

このほかにも空港近くの野うさぎと戯れたことや、自称ベネチアのマフィアというおっちゃんと時間を潰したことなどもありますが、長くなるのでここらへんでこの話はやめておきます。この旅行で僕はマルコ・ポーロ空港のプロになることができました。この空港のどこにどの航空会社のカウンターがあるのか、何時にゲートが開くのか、何時見回りの兵士が交代するのか、いつ、どのルートで掃除が行われるのか、どこのコンセントが使えないのかなどすべて知っているので困ったら自分に連絡ください。

 

さて、長くなってしまいましたが、ここで恩地のフリにこたえたいと思います。

一年生が合宿できをつけるべきことですが、やはり毎食のいただきますとごちそうさまでやるネタを豊富に用意しておくことです。合宿中は予想以上のスピードで自分の番が回ってきてネタが尽きます。

そして、中日はoffなのですこし気の抜けることもあると思いますが、一年生はダボスの丘でスクラムマシンを押したり、そのあと寸劇をしたりと盛りだくさんなので全力で臨んでください!

また、合宿中はスケジュールがつまっていて、時間をしっかり守らないといけない場面が多くなりますが、そこにはきをつけてくださいね!僕が見てきた限り、これまでに合宿で時間を間違えてご飯の時間に間に合わないなど、遅刻をした人はいないのでそういうプレー以外の部分も大事にしていきましょう!

あとは、神戸市外大とのバーベキュー、最終日、ネタ賞や MVPの授与など楽しいことがいっぱいなので思いっきり楽しみましょう!!

 

 

ここで次のヨシヒコにバトンタッチです。

さかのぼること新歓期、小栗旬にふわっと似ているなと思っていた、彼が入部前に髪を短くしてきたのでその理由を尋ねると「ラグビー部に入るのに髪があったら邪魔じゃないですか」、と頼もしいことを言ってれたことが記憶に新しいです。

怪我する前は試合もでて、活躍しているヨシヒコですがズバリ合宿への意気込みをどうぞ!!

(できればプライベートの方の嬉しい報告もお願いします。)

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