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リレー日記

月の砂漠

投稿日時:2019/01/09(水) 02:40

 明けましておめでとうございます。ペルシア語科3年安達がお送り致します。



 



 ついに平成の世も残すところあと僅かとなって参りました。新年が明けてめでたいはずなのですが、我々学部生はテストが目前に迫っております。僕も明後日からテストが始まるという鬼スケジュールを抱えているので、秋山のフリにすぐ答えてしまおうと思います。



 



 この年末年始休みは専らイランにおりました。自分はペルシア語科に所属するものの、未だ一度もその地を踏んだことはなく、果たしてイランというのは一体どのような修羅の国なのか、それとも楽園なのか。今回それを調べるべく、藤池探検隊安達支隊が単騎乗り込み探検記をここにて記そうと思っていたのですが、時既に午前2時。そしてあまりに衝撃が多すぎたのでここでは書ききれないので、イラン珍道中記をいくつかご紹介して次に回そうと思います。



 



・絶望的なトイレ環境



ある程度予期していたことでしたが、その予想をはるかに上を行くものでした。流石に空港やホテルのトイレぐらいは…と思っていたものの、ほとんどのトイレが「not水洗」。そしてたとえ水洗でも用事が済んでも水が流れない。紙はなく、代わりにホースが横についておりそれでどうやらケツを洗うようでしたが自分は思いました。「一体どういう角度で当てればスボンに水がつかないんだ??」とうとう帰国まで一度もトライすることはできませんでした。ポケットティッシュは手放せません。減りゆくティッシュの残数と、消えない汚れを見比べた時の焦りは今でも忘れられません。



帰国して使った羽田のトイレの尊さよ…



 



・めっちゃからかわれる



もはやそのような教育をしているのかと思えるくらい、外に出れば5分に一回は言われましたね。「この中国人が!」的な感じです。ちげーわ!果たして「そうですけど?」となったらどうなっていたのでしょう。子供に言われるのは嫌なもんです。



 



・なんだかんだでメチャ優しい人は多い



スマホで地図を見ていたら道を教えてくれようと寄ってきてくれる人もいたし(正しい道かはわからない)、通り過ぎた車がわざわざ乗せるために戻ってきてくれたこともありました。 



本屋での会計時に、日本人だとわかると何故か自分のカードを取り出して買ってくれるという謎の気前の良さを発揮されてしまったこともあります。なんでだったんですかね。とにかく感謝でした。



 



書き始めればまだまだ終わらないのですが、ひとまず、よくわかりませんが総じて楽しかったです。改めて留学してみたいと思いました。良い意味でのカルチャーショックを受けられた気がします。



 



因みにイランの都市間は高速バスでの移動だったのですが、最終日目前で腹を壊し、再びバスを止めました。



皆さま今年もよろしくお願い致します。



 



次はそうごです。



初フリだね。やっぱり岩脇探検隊の珍道中記を教えてください。



 



それではテスト頑張りましょう。ね。わんくん!!



 



おやすみなさい。



 



 

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