リレー日記
初心
投稿日時:2020/04/19(日) 21:22
リレー日記をご覧の皆様こんにちは。ロシア語科新2年の朴永洙です。
今回は、東京外大ラグビー部に入った頃の初心に戻り、自分はなぜこの部活に入ったのか、今自分がラグビーをしている理由はなんなのか、ラグビー部員と合格した新入生のみんなに伝えたいと思います。
中学3年間は勉強も部活もせず、友達とグラウンドでサッカーや体育館でバスケをする日々を送っていました。高校3年間はダンスをしていた兄に憧れたのもあり、ゆるめのダンス部に入ることになりました。
大学4年間は、多くの学生にとって自由な時間です。親からも言われたし、自分もそう思います。しかし、中高6年間をのんびりと過ごしてきた身として大学4年間は自由を謳歌せずあえて厳しい道に進みたいと思いました。他の運動部もたくさんありましたが、ラグビー部に入部することになった決め手は「人」でした。個性豊かで魅力的な同期、そして先輩がいたから入部しました。ダンス部だった自分は全く経験のない体育会ラグビー部に入部して、初めてのことにチャレンジすることで自分を一から磨くことを決意しました。
東京外大ラグビー部はチームのみんな1人1人が苦しみながら、もがきながら1歩ずつ「地区対抗関東リーグ決勝」に向けて進んでいます。上にも書いてあるように、中高6年間をのんびりと過ごしてきただけあってプレーヤーに向いているとは言えない性格でしたが、この部活で自分はどう変われるだろう、このチームにどう貢献できるのだろう、と目を輝かせて入部した時の気持ちを忘れず、残り2年間を悔いなく過ごそうと改めて思います。
自分がラグビーを続けている理由はラグビーが究極のメンタルスポーツであるからです。こんな例え話があります。ここに、15人が100%の力で押してはじめて開く重い扉がある。しかし一人でも裏切って1%でも出し惜しみするとその扉はびくともしない。「きついし90%くらいでキープしておこう」と裏切る奴が一人でもいればその次は「自分が100%出してもこの扉はびくともしない。それならちょっとサボろう。」という奴が出てくる。この連鎖で、理論上15人いれば開くはずのその扉は永遠に開かない。ラグビーはまさにこのようなゲームであると自分は感じます。自分が100%の力を出すことで勝利できると信じ切り、一人一人が仲間を信じて体力の限界まで使い切らなければ勝てません。一人でも出し惜しみすればそれはチーム内で連鎖的に伝播してしまいます。この個人を超越したメンタルの駆け引きがラグビーの面白さであると思います。
以上、自分がラグビーを続けている理由です。新歓では多くの部活が戦力の向上や活動を持続させていくための「人数集め」をメインテーマとしてやっています。もちろんそれは間違いではないと思いますが、それよりも自分と同じようにラグビーが「好き」になるような感覚を一人でも多くの人に体験してもらいたいという思いが一番強いです。軽い気持ちではなく、初めてのことに挑戦することで自分を磨きたい新入生も大歓迎です。勇気を持ってラグビー部に飛び込んできてくれた後輩が4年間を終えた時に「ラグビー部を選んで良かった」と思えることが何よりも大切で、それが自分にとって何よりも嬉しいことです。
レオからの振りに答えたいと思います。
自分のチームに求めるウイングとして「圧倒的なスピードとステップワークの持ち主である南アフリカ代表のコルビ」か「身長190cmに体重110kgの体格とスピードの持ち主であるフィジーのセミ・ラドラドラ」かだったら、後者を選ぶと思います。ステップも重要だと思いますが、相手を吹き飛ばすくらいのパワーとスピードが個人的に魅力的だなと思いました。
新4年のフォワードリーダーである日浦さんに振って、終わりにします。日浦さんがラグビーをしながら一番楽しかったエピソードと辛かったエピソードを教えてください。
長くなってしまったため、ここまで読んでくれた新入生はいないかもしれませんが、もしいたら是非一緒にラグビーしたいと心から思います。コロナが落ち着いたらラグビー部の新歓に是非来てください。待ってます。
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