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リレー日記

23区こそが東京

投稿日時:2021/01/04(月) 23:23

リレー日記をご覧の皆様、こんにちは。モンゴル語科4年の高橋です。ついに最後の日記を書くことになりました。最後の最後まで滞納続きで申し訳ございません。この4年間、滞納せずにリレー日記を更新した記憶がありません。そう言う性なので許してください。



 



まずは今シーズン、コロナ禍にも関わらずシーズンをしっかり終わらせられたことを嬉しく思っています。そして復帰してくださった先輩方、後輩の皆さんの協力なしにはここまで充実したシーズンを過ごすことができなかったと思います。本当にありがとうございました。



 



振り返ってみると自分がラグビーをしていたことが不思議に感じることがあります。



別に悪い意味ではないです。



 



サッカーする気満々だった僕が大学でラグビー部に入部するなんて考えれば考える程不思議な感覚です。入学した時はラグビーのことなんて頭の片隅にもありませんでした。ですが、合格発表の時に声をかけられたのをきっかけにラグビーにはじめました。



最初は慣れないことが多くて大変でしたが、人に「ラグビーやってました」と言える位には成長したのではないかと感じます。



 



確かに「アレをやっておけば良かった」「もっとこうしておけば良かった」という後悔は多少ありますが、総合的に見ればとても充実した4年間を過ごすことが出来ました。



 



 



この代が始まるときに我々は「変革」と「勝利のメンタリティ」をテーマとして掲げました。



そのテーマをもとに様々なことにチャレンジしました。その結果練習や戦術、フィジカル面だけでなく、部としてのあり方のようなものも変わっていったと思います。コロナの影響で頓挫したことも多くありますが、部に対して「変革」を与えることができたと思います。



しかし、「勝利のメンタリティ」はまだまだ足りていないと思います。それは今シーズンの大阪戦で皆が感じたことだと思います。そもそもこの言葉の定義自体が曖昧なものだし、その度合いは各個人によって異なるものであると思います。対抗戦に出るような大学とは違い、我々のほとんどがラグビーをするためにこの大学に入った訳ではありません。それぞれがそれぞれの目的を持ち大学に入り、ラグビーはそのうちの一つに過ぎないと思います。勝つかとが全てと考える勝利至上も難しいし、かといって負けることが許されるわけでもないし、手を抜いて練習していいわけでもない。だからこそこの部活にとってこの言葉の定義は難しいものになると思います。



 



一つ言えることは幹部になればチームの進むべきベクトルを必ず考えさせれるということです。それは試合に関してもそうだし、日々の練習についてもそうであると思います。だからそのベクトルに対してチーム全体として進めるかが重要になると思います。そこへの関わり方は色々あります。戦術を考えることだけが貢献だけではなく、練習を盛り上げることや緊張感を持たせることもそうです。「ゆるい」ことは完全な悪ではないと思いますが、このチームは時にその点において良くない方向に進みがちです。自分自身、その点においてほとんど貢献できなかったと思います。だから人にどうこう指図する権利もないと思いますがそこの部分を改善できればさらに良いチームになるのではと思います。



 



 



こんな無責任なことを書きながら自分がどれだけこの部活に貢献できたかわかりません。



ですが本当にいい時間をここで過ごすことができました。



こうして4年間ラグビーをプレイでき、成長できたのも、常に良くしてくださった先輩方、後輩、同期の存在があってこそだったと思います。本当にありがとうございました。



 



 



もし練習に人が足りなかったら呼んでください



 



 



 



2021年1月4日  高橋大輝

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