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リレー日記

Hona Mata

投稿日時:2025/03/25(火) 09:30

 




 

 

大変長らくお待たせいたしました。







東京外国語大学ラグビー部95期副将オセアニア地域専攻のやよいです。




 

 

 




 

 

 




 

 

引退リレー日記を書くにあたり、シーズンの試合の動画をたくさん見て心が熱くなってしまったので思ったより文が長く、ごちゃごちゃになってしまいました。拙い文章ではございますが、どうかご容赦ください。




 

 

 




 

 

 




 

 

まず始めに更新が遅れてしまい大変申し訳ございません。まさか卒業式と追いコンを終えてから引退リレー日記を書くことになるとは夢にも思わず、自分でも驚いています。もうそろそろ新入生が入るというのに僕たち引退組がこのリレーを止めるのはさすがに申し訳ないので、カンタが3月中に書いてくれることを祈るばかりです。




 

 

 




 

 

 




 

 

引退リレー日記を書くのにここまで億劫になっていたのには2つ理由があります。




 

 

 




 

 

1つ目が持ち前の後回し癖です。小学生の頃から夏休みの宿題は8月30日くらいから始めるタイプでした。まさか引退リレー日記までをもこんなにギリギリまで書かないとは思いませんでした。社会人になったら直したいものです。







 




 

 

そしてもうひとつ大きな理由があります。それはなんといっても外大ラグビー部を引退するのが悲しいからです。




 

 

自分でも正直こんなにも悲しくなるとは思っていなかったのですが、他のみなさんが書いていた通り、「外大ラグビー部」というコミュニティから離れてしまうのはやっぱり名残惜しいものです。




 

 

 




 

 

 




 

 

外大ラグビー部は僕にとって、実家の次に居心地の良い場所でした。朝早すぎる練習、東屋での雑談、激戦必至のウイイレ大会、筋トレ、どれもが変わらない日常だったのが、引退してしまうと本当にかけがえのないものだったのだと感じます。




 

 

 




 

 

もともとラグビーというスポーツはそこまで好きではありませんでした。めちゃくちゃ痛いし、ルールも難しいし、何より球技が苦手だったからです。高校でラグビーを始めたのもスポーツとしての魅力に惹かれたというよりも周りが面白そうだったというのが大きいです。それは高校の3年間の部活動を終えた後でもそこまで変わりませんでした。ラグビーが好きというより友達がみんなやっているから一緒にやっているという感じでした。大学に入学してすぐラグビー部に入らなかったのもそれが理由です。どうせ高校とはメンツが違うし高校の時ほど面白くないだろうと思って見学にも行きませんでした。馬鹿な話です。今思い返すと本当にもったいないことをしました。六旺さんの代のラグビー部を経験していないのが大学1番の後悔と言っても過言ではありません。もし1年の4月にタイムスリップ出来たら、自分をパン屋さんから引っ張り出して練習に連れていきます。ほんとに早く入部しとけば良かったです。




 

 

 




 

 

話は逸れましたが、結局1年生の冬には和真さんに誘っていただいてぬるっとラグビー部の一員に入れてもらいました。




 

 

 




 

 

外大ラグビー部に入部して気がついたのは、ラグビーをやってるやつに悪いやつはいないということです。高校のラグビー部が最高に楽しい人たちの集まりだったのですが、結局、大学のラグビー部で出会った人たちも最高に楽しい人たちでした。先輩も同期もみんなが優しく僕を仲間に迎え入れてくれて、2週間も経てばすっかり部に馴染ませてもらえました。




 

 

 




 

 

すぐに仲良くなって簡単に仲間だと思わせてくれるのは、外大ラグビー部のすごく良い所だと思います。それはサムやりょうま、ゆうた君が練習に来てくれていた時にも強く感じました。誰に対しても分け隔てなく接するという文化は今後もぜひ継承してくれると信じています。




 

 

 




 

 

そんなこんなでラグビー部に属し、それはもう本気でラグビーをプレーていたのですが、やはり僕にとってこのスポーツはみんなと自分を繋ぐツールであって、1番好きなものとは言えませんでした。身体もそれなりに強くなって、たまにちょっとゲインできるようになっても心からラグビーを楽しめている感じはしませんでした。今までのシーズンはお世話になってきた和真さんの代やサドゥーさんの代の人たちのために必死になって走っていただけで、ラグビーそのものが好きで次の試合が待ちきれないなんてことは1度もありませんでした。




 

 

 




 

 

しかし、最終学年になってからそれは変わりました。何も考えずにしていたラグビーを「考えながら」プレーするようになったからです。今まではボールをキャッチしてから、と言うより落とさずにキャッチできたら、まっすぐ目の前の敵に当たることしか出来なかったのが、4年生になってからは相手のディフェンスラインを見てどこに当たれば次のフェーズで人が余るかを考えるようになりました。そうすると自分が作ったラックがトライに繋がっているような感覚になり、ラグビーが段々と楽しくなっていきました。なかなか自分でトライを取るのは難しい内ポッドというポジションでも、自分のプレーが確かに仲間の得点に結びつくのはとても嬉しいし誇らしい気分でした。そこからは、スポーツとしてのラグビーを心から楽しめたと思います。もしかしたらみんな簡単にやってきたことなのかもしれませんが、球技センスが乏しい自分には「考えながら」プレーするというのは新鮮でワクワクしました。こんな風にプレーするようになったのは、カンタがしつこいくらい毎日の練習にタッチフットを提案してくれたおかげだと思います。まじでありがとう!シーズンの後半ではあまり登場しなかったかもしれない「思考」も、その点でいえば、なかなかにナイスなチームスローガンだったと思います。




 

 

しかし、最後の入替戦では、4部との差を見せつけられて惨敗という結果に終わりました。正直、戦術の面では負けていないと思います。ですが、それ以前に圧倒的なフィジカルの違いに苦しめられ、自分たちのやりたいラグビーをさせてもらえず、本当に悔しい思いをしました。結局、理屈よりも力がものを言う事があってしまうのも、ラグビーの面白いところだと感じます。




 

 

 




 

 

プレー以外でも今年はラグビー部について「考える」時間が多かったです。今年は本当に色々なことがありました。もともと生粋の八方美人といわれがちな僕は、その場その場で都合の良い選択や言動をとることがよくありました。今まではそれで難なく生きてこれたのですが、最終学年になって、自分たちの選択が部全体に直接影響するのを感じたときに鋭い危機感を覚えました。このままふわふわしていては、ラグビー部を去った後に後悔することになると思ったからです。自分が大好きな外大ラグビー部を次の代に繋げるうえで本当に何が大切なのかを自分たちで考えるようになりました。言葉で書くとなんだか安っぽくなってしまいますが、この「考える」というのが、慣れていないのか、とても精力を注ぐものでした。それでも、色々な人と対話して、考えて、ラグビー部に膨大な時間を割くことが出来たのは、何よりこの「外大ラグビー部」が大好きだったからです。上京したてで毎朝パン屋さんでベーグルを焼き続ける、まだ何者でもなかった僕を仲間に入れてくれたラグビー部は僕にとって特別な場所でした。そう思わせていただいた外大ラグビー部のみんなには感謝でいっぱいです。本当にありがとうございました。




 

 

 




 

 

そして何より、日頃から本当に色々なところでお世話になったOB・OG、保護者の皆様には心から感謝しております。特に順天堂大学戦に応援に来ていただいた人の多さに感動しました。後半でもう40点以上差が付いていても、良いプレーがあるとベンチの部員と一緒に、トライを取った時くらい大きな声で盛り上げてくださる皆様の熱量が試合中の大きな励みになりました。本当にありがとうございました。僕も少しずつでも恩返ししていきたいと思っております。




 

 

 




 

 

 




 

 

長くなりましたが、最後にこれからの外大ラグビー部を担っていくみんなに伝えたいのは、「ラグビーをやってるやつに悪いやつはいないから、人といっぱい喋って考えて残された時間を大いに楽しんで欲しい」ということです。




 

 

 




 

 

もちろんこの「ラグビーをやってるやつ」には選手だけでなくスタッフさんも含まれます。暑い日も寒い日も、毎日の練習のビデオから、おにぎり作り、試合前のテーピング、リハビリ、さらにはプレイヤーの見えないところでも莫大な仕事量をこなしてくれています。それらは全て外大ラグビー部がシーズンで勝つためであり、チームにとってなくてはならない存在です。プレイヤーもスタッフも全員が、ラグビーをやってる熱いやつらなのです。




 

 

 




 

 

部活についてのことでも、そうでなくても、悩んでいることや苦しんでいることがあったら誰かに話してみてください。みんな「ラグビーをやってるやつ」なので、あなたの話を否定したり、面倒に思ったりすることは決してありません。一緒に悩んでそれでも一緒に考えてくれるはずです。大学から知り合って、ここまでお互いのことを思いやることが出来るコミュニティもなかなか無いのでそれをとにかく大切にしてください。




 

 

 




 

 

副将をしていて感じたのは、自分が思っていることを口に出す人が少なすぎるということです。自分ひとりで考えていると、つい頭が凝り固まってしまいがちで、悪いことばかり考えるようになります。しかし、他の人と話してみると、考えている事は三者三様で、自分が予想していた返答とは全く違う意見が出てくるものです。なので、ひとりで考え込んでしんどい時は、仲間に打ち明けてみてください。きっと善い方向に向かうはずです。




 

 

 




 

 

入部してから途方もなく遠いと思っていた「引退」は意外にもあっという間に来てしまうものです。残された時間を大切に過ごしてください。




 

 

 




 

 

 




 

 

 




 

 

僕はみなさんに今までの「全員に優しい」部の雰囲気を引き継いで、新入生が入りたくなるような温かい部を守っていただきたいです。ここ最近は、もう毎年言っているような気もしますが、今年は特に新歓活動が大事だと思います。いつかのリレー日記にも書きましたが、1年生が入部したことを後悔させないためにも強いラグビー部をつくっていくのが幹部の責任であり、楽しく居心地のいい部活を作るのが上級生の役割です。チーム一丸となって最高のシーズンを迎えられるように頑張ってください。僕も東京か津から応援しております。




 

 

 




 

 

















 




 

 

 




 

 

最後に同期にスペシャルサンクスのお時間です。




 

 

 




 

 

入部してから本当に色々なことがありましたね。全員がまじでほんとによく頑張りました。お疲れ様でした。僕は同期全員の存在がなければ、ラグビーを続けることは絶対にできませんでした。とにかくみんなと居る時間が本当に楽しかったです。ありがとう。海の上にいても外国にいてもどこにいても、また夏が来たらみんなで島に行きましょう。




 

 

 




 

 









 




 

 

 




 

 

最後になりますが、これまでラグビー部でお世話になった先輩方、同期、後輩のみんなと出会えて僕は本当に幸せ者だと思います。ありがとうございました。これからも何卒よろしくお願いします。




 

 

 




 

 

 




 

 

 




 

 

 




 

 

またグラウンドで会いましょう




 

 

 




 

 

 




 

 

 




 

 

 




 

 

2025年3月25日




 

 

やよい伊郷

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