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リレー日記

Basta.

投稿日時:2026/03/14(土) 14:30


東京外国語大学ラグビー部第96期主将を務めました、高桑です。


 

まず初めに、昨シーズンも変わらず外大ラグビー部を支えてくださいましたOB・OG、保護者の皆様に、心より感謝申し上げます。

どうぞ今シーズンもご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。




 

前の人たちが思ったよりも早く更新してきたのでびっくりしています。私がリレー日記隊長だった時もこれくらいで回してくれたら助かったのにな、などと思いながら読んでいました。
 

数えるほどしか書いていないリレー日記も、いざ最後となると言いようのない寂しさを感じます。


この4年間を振り返ると、私の手元には使い古した5足のスパイクと、語り尽くせないほどの記憶が残っています。引越しで古いスパイクは処分してしまいますが、泥にまみれた記憶を一部でもここに残しておこうと思います。





 

2022年の3月、大学入学より先にラグビー部の練習に飛び入り参加した私は、そのまま入部し、歴史あるブルーフェニックスの一員となりました。小石混じりの土グラウンドを見て、少し躊躇したのを覚えています。
 

それからの3年半、実に多くのことを得て、失い、学び、犠牲にし、成長してきました。


ラグビー部でなければ経験できなかったこともあれば、ラグビー部でなければ経験しなくて済んだこともありますが、プラマイで言えばギリプラスです。




もっと詳しく書こうと思ったのですが、脳震盪のせいかよく思い出せないのでこれくらいにしておきます。








 

さて、「着眼大局、着手小局」という言葉があります。
 

物事の全体像を捉えながら、目の前の小さな事から実践していく。4部昇格という大きな目標を掲げながら、日々の練習では限られた人数で基礎から積み上げなければならない外大ラグビー部が大切にすべき言葉だと思います。


昨シーズン結果が出なかった原因は、主将であった私の「着眼」か「着手」か、あるいはその両方か。


きっと昨年の反省を生かして練習に励んでいるであろう現役の皆さんにいくつかアドバイスをさせてもらいます。



 

まず、ラグビーを愛し、ラグビーに対して誠実であってください。


ラグビーは知れば知るほど面白いし、満足しなければいつまでも上達するスポーツだと思います。特に皆さんの年代・レベルであれば。

24時間全てラグビーに捧げろとは言いませんが、例えば普段の練習や筋トレ、どうせ同じ時間をかけるなら真面目にやったほうが得です。

そして時間が許す限り試合を見てください。


大学でのラグビーは全部が楽しかったとは言えませんが、ラグビーを嫌いになることはありませんでした。

好きなことであれば、多少辛くても乗り越えようと思えるかもしれません。

今ラグビーが嫌いな人は好きになれるように、好きな人はさらに好きになれるように、ラグビーにもっと触れてください。



 

下級生(これから入部する1年生も)へ
 

年々ハラスメントに厳しくなる世の中で、上級生は君たちに言いたくても言えないことがあるかもしれません。

下級生同士でも厳しく言い合える関係を築いてください。


当事者意識のない「チームワーク」は責任の押し付け合いです。全員がフォロワーシップを発揮してチームを下から押し上げてください。



 

次に上級生へ


Step out of your comfort zone.


ルーティンワークは大事ですが、戦うべきトイメンは知り尽くしたチームメイトではなく、時に格上のチームの選手達です。

未知や困難を恐れずに挑戦し続けてください。



 

そして同期の陽向とほぼ同期の志村へ


練習中もそれ以外も一緒に過ごすことが多かったので、私がいなくなってさぞ寂しいことでしょう。


2人とも普段は威厳があるタイプではないけれど、試合中は頼りになるのは誰もが知っています。


飲み過ぎに注意して頑張ってください。



 

私の現役生活は、常に怪我との戦いでもありました。麻酔で抑えきれない疼痛や松葉杖での歩行には慣れても、グラウンドの外から練習を見つめる時の悔しさや、リハビリ中の焦燥感に慣れることはありませんでした。


三肢に残る傷跡は、男の勲章と言えば聞こえはいいですが、私にとってはチームに迷惑をかけてしまった汚点でもあります。


今の現役も怪我人が多いですが、これ以上増えないことを祈っています。



以上、アドバイスとお願いとお祈りでした。




 

長くなってしまったのでお世話になった皆さんに感謝を述べて終わろうと思います。


 

先輩方へ


田舎から出てきた生意気な後輩を温かく迎え入れて成長させてくださり、また、引退されてからも何かと現役のことを気にかけてくださった皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。


私もOBの一員として現役の力になれるよう努力してまいりますので、これからも可愛がっていただけますと幸いです。


 

先に引退した同期へ


ラグビー経験者がほとんどいない学年で、10人も集まってくれて嬉しかったです。


全員揃っていた期間は短かったけれど、それでも楽しかった時間は確かにあったと思います。


私のことは嫌いになっても、ラグビーのことは嫌いにならないでください。


 

聖峰さんへ


部活運営のことはもちろん、東芝のボランティアや色々な仕事のことでもお世話になりました。


ワイルドなようでいて実は緻密で、バイタリティに溢れる聖峰さんのような大人になりたいと密かに思っています。


 

中島会長へ


内務の時から大変お世話になりました。

現役がやりたいことをできるように動いてくださった会長のおかげでスムーズな運営ができました。


また群馬県人会の開催お待ちしてます!




 

最後に両親へ


ラグビーという競技に出会わせてくれて、ラグビーを続けさせてくれて、ありがとうございました。

怪我ばかりするしお金のかかる息子で申し訳ないけど、これからもよろしくお願いします。


秩父宮の芝の上でプレーしてるところを見せられたことが、少しは恩返しになっていれば嬉しいです。 










 

5月に主将として最初の日記を書いてから、長いようで短いリレーでした。

この辺でゴールしたいと思います。

好きな球技はラグビー、1走でアンカーの高桑でした。

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