リレー日記
最後の学生生活
投稿日時:2026/06/08(月) 19:53
この度ラグビー部に入部いたしました、言語文化学部トルコ語科一年の木村怜央(きむら れお)です。
初回のリレー日記ですので、この場をお借りして自己紹介をさせていただきます。
出身は東京で、世田谷区に住んでいます。
物心がつく前からサッカーボールが私の親友でした。
小学校の頃は、毎日学校が終わると公園へ行き、サッカーをすることが何よりの楽しみでした。あの頃の無邪気な自分を、今でも時折恋しく思います。
中高でもサッカーを続け、部活では仲間と切磋琢磨しながらチーム改革にも取り組んだりと、とても充実した日々を過ごしました。
強豪とは程遠いチームでしたが、仲間と共に成長できた経験は、自分の人生においてとても大きな宝物です。
次に、私がなぜラグビー部に入部したのかについてお話しします。
時は遡ること、2025年11月の外語祭での出来事です。
当時受験生だった私は、勉強の息抜きと受験へのモチベーションを高めるために外語祭へ足を運びました。
円形広場に多くの屋台が並ぶ中、私は誰もいない綺麗な人工芝のグラウンドに惹かれ、「入ってみたい」と言う衝動に駆られました。
そこで、たまたま東屋の前で屋台を出していたラグビー部の方に、グラウンドへ入ってもよいか尋ねると、快く許可してくださり、久しぶりに正コートの感覚を味わえ、とても嬉しく、そよ風が心地良かったのを覚えています。
その時、グラウンドにはゴールポストが立っており、さっきのラグビー部の優しい人達に頼めばラグビーのコンバージョンキックを蹴らせてもらえるのではないかと思い、そこで再びラグビー部の方にお願いすると、快くボールを貸してくださり、その時に斎藤陽向さんと知り合いました。
他にも陽詩さん、拓飛さん、佳奈さん、そして佐野さんともこの時に出会いました。
受験のことや部活のこと、ラグビーのことなど、さまざまなお話をさせていただき、受験生活の中でほんのひとときの特別な時間になりました。
コンバージョンキックも何本か成功して楽しかったです。陽向さんにありえないくらい褒めていただき、受験期で鬱気味だった自分に元気を与えてくれました。
他にも陽詩さんにもらったラグビー部の合格体験記はとても参考になって、合格までの道標となってくれました。ありがとうございます。
関係ないですが陽詩さんの共通テスト得点率は高すぎです。凄すぎます。!!
沈みゆく夕陽が綺麗だったことを今でも鮮明に覚えています。
それと実は、私の尊敬する大先輩まゆさんともこの時にお話ししているんですよ。!?
不思議なご縁ですね。
時は流れ、2026年4月。
外大に入学した後はアメフトの競技性にも魅力を感じ、一時はラグビー部から気持ちが離れることもありました。
しかし最終的に、「自分の居場所はラグビーにある」と感じ、スクラムハーフとして最後の学生生活を全力で取り組もうと心に決め、ラグビー部に入部しました。
日々の練習では、自分のパスの精度の低さと、崇さんや勇人さんのパスの凄さとの差に落ち込むこともあります。
しかし、人一倍努力し、みんなから信頼されるスクラムハーフ、そしてチームを底上げできるスクラムハーフになれるよう精進して参ります。
「崇さんのブロンコには到底追いつけそうにないので、そこだけは多めに見てください。」
今年の個人的な目標は、大きな怪我をしないことです。左肩の脱臼手術を経験しているため、右肩だけは絶対に脱臼したくありません。怪我なく一年を全力で楽しみ尽くしたいと思います。
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「あなた方の4年間が、AIの0.1秒に負けない大学生活を送りなさい。」
これは、私が受験生時代に塾の先生がよく口にしていた言葉です。
私は当時、英語の専門塾に通っており、academic writing を徹底的に教え込まれていました。
おかげで多少の論文口調の英語小論文は得意です。
ある授業で、
The exponential development of artificial intelligence will make it unnecessary to learn foreign languages.
というテーマについて、agree か disagree かで論じる問題が出ました。
外大受験生であれば、もちろん disagree で書くことが求められるわけですが、当時の私には難易度が高く、どうしてもうまく論をまとめることができず、中途半端なエッセイになってしまったことをよく覚えています。
確か、パイロットと管制官のやり取りを機械に頼ることが致命的なミスを引き起こす可能性がある、というような、生身の人間同士のコミュニケーションの必要性を論じようとしていました。
皆さんは、この問いに対してどう答えますか。
大学が始まるまでの間、私はこの問いについて考え続けてきました。
そして、入学式の春名学長の式辞や、外大入学後の多くの方々との交流を通して自分なりの結論にたどり着いたので、皆さんにも共有したいと思います。
それは、「AIによる機械翻訳が発達した現代だからこそ、私たちは言語を学ぶ意義がある」という考えです。
AIはほんの数秒で、私たちの知らない言語で書かれた文章を、わかりやすい母国語へ翻訳してくれます。
しかし、人の心や価値観、人生そのものを翻訳することはできません。
私は、外国語学習とは、言語の複雑さや曖昧さと向き合い、文化によって意味の捉え方が異なることを受け入れ、自身の思い込みの限界に気づかせてくれる経験だと考えています。
外国語学習をする上での困難が、私たちをより柔軟にし、より人間らしくしてくれるのだとも思います。
AIはこれからも進化を続け、私たちの想像を超える世界を作り上げていくかもしれません。
しかし、私たちが言語を学ぶのは、機械に翻訳できないからではなく、むしろ機械が翻訳できる時代だからこそだと私は思います。
言語を学ぶことは、単に言葉を覚えることではありません。
自分とは異なる価値観や文化に触れ、「人間にしかできないことは何か」を考え続ける営みなのです。
私は短い大学生活の中で、この問いを大切にしながら過ごしていきたいです。
ただの外大生で終わるには勿体なさすぎる気がします。
少し真面目な話になってしまいましたが、最後にミクさんからいただいた質問に答え、リョウマくんに次のリレー日記の質問を振ろうと思います。
『高校生活で一番の思い出は何ですか?』
高校生活で一番の思い出と言えば、高一の冬から高二の春にかけて行ったニュージーランド留学を思い浮かべます。たった三か月という短い期間でしたが、本当に数え切れないほどの経験をしました。
サーフィンをしたり、初めて乗ったMTバイクで大事故を起こしたり、ライフル射撃をしたり(かなり能力を評価されました☺️)、真夜中の森の奥深くで友達とメントスコーラをしたりと、日本ではなかなかできない経験ばかりで毎日が新鮮でした。
また、現地での生活を通して、家族愛や謙虚でいることの大切さを学び、人として大きく成長することができました。
振り返ってみると、この頃に自分自身と真剣に向き合う時間ができ、本格的にパイロットを目指し始めたように思います。
現地では、自分と同世代の子どもたちがすでに実地でのフライト訓練を受けており、海外との大きな差を感じました。
そして、自分も世界の大空を自由に飛び回るエアラインパイロットになりたいという思いを、より一層強くしました。
留学の際お世話になったホストファミリーとは今でも連絡を取り合っており、とても仲が良いです。というよりも、もはや私の第二の家族と言っても過言ではありません。
今年の夏に、ニュージーランドで再会する予定で、みんなに会うことがとても楽しみで待ちきれません。毎晩、ホストシスターの大好きなEd Sheeranの曲を歌いながら、再会の日に向けて歌唱力を磨いています。
また、現地では英語だけでなくラグビーについてもしっかり学んでこようと思っています。現地で出会った仲間とこうして再びラグビーについて語り合えることも、とても楽しみにしていることの一つです。
そして、プレーや文化から少しでも多くのことを吸収し、チームに還元できればなと思います。
話すネタは限りなく無限にあるのですが、現在、佐野さんにリレー日記の更新を催促されているため、この辺りで終わりにしようと思います。
↓は、私のハカが現地で取り上げられた記事です。お手隙の際に是非ご覧ください。
https://hail.to/te-kura-tuarua-o-tawera-darfield-high-school/publication/k6QBfAD/article/iux06Ud
リョウマくんに質問をして、リレー日記を締めたいと思います。
「高校生活を通して自分がいちばん成長したと感じることは何ですか?」
ありきたりな質問だなぁ・・と感じるかもしれませんが、一度熟考してみてはいかがでしょうか。
きっと素敵な解答が見つかると思いますよ。🤙🤙
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ここまで長くなりましたが、最後の学生生活、ラグビーでも語学でも、多くの人との出会いを大切にしながら、自分自身と向き合い、成長していきたいと思います。
また、こうしてラグビーに本気で打ち込める環境があることを当たり前だと思わず、支えてくださる方々への感謝を忘れずに過ごしていきたいです。
まだまだ未熟ですが、これからよろしくお願いいたします。
長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
木村怜央
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