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リレー日記

ともすれば同じことの繰り返しの中で

投稿日時:2011/10/28(金) 23:59














the side of the TUFS ground   nbd

  こんばんは。ロシア語二年榎本豊です。数日前にもう記事を書いてしまいました。試合までに渉さんまでリレーするということで新しい記事を書く時間がなく、明日に向けた記事ではなく本当にすみません。

 外大では二年生はいま来年度のゼミ選びのシーズンです。そういうこともあり二年生の間ではもうわりと「もうゼミは決まった?」などという話も聞くようになってきました。かくいう僕も今日だけで二つのゼミの面談に行ってきました。僕は総合文化コースに進みます。今日行った一つのゼミはあの偉大な大輔さんが所属していたゼミであり、教授に僕が大輔さんのラグビー部の後輩であるいうことを伝えると、大輔さんがゼミでいかに優れた人物だったのかということを教えてくださりました。僕はおそれ多くてそのゼミに対しては少しためらってしまいました。また大輔さんがダニイル・ハルムスを卒業論文のテーマに選んでいたことにも驚きました。
 
 「ゼミ選び」といういかにも大学生らしい真面目なイベントを行っていますと嫌が応にも「なぜ僕は毎日ロシア語の勉強をしているのか」ということを考えざるをえません。また毎日やっていることであったり、さらには普段一緒にいる友達がラグビー部以外だとほとんどロシ科ということもあり、普段はすっかり忘れていましたが、色々なゼミを訪問するたびに自分が日本では決してポピュラーではないロシア語を大学で専門に学んでいるということの特異性を感じたり、考え直したりしています。いいなと思うこともあれば、そうではないこともあります。
 
 
 「ロシア語の勉強」といっても僕のそれはそんなたいそれたものでもなく、そこにあるのは購読の授業で言えば、
①知らない単語を調べる
②文構造を把握する
③訳をつなげる
④日本語らしくする
 
くらいのこと。大げさに言えば僕レベルでは予習の大部分は①の部分に割かれることになります。
 辞書で知らない単語を調べて、その意味を1個2個ノートに書き込むという作業を何十回も繰り返していると「こんなことしていて意味があるのかなあ」と思うことがよくあります。正直嫌になります。
でも、ある日ある記事を読んで、こんなふうに考えられたら素敵だなあと思いました。
 
“繰り返しの作業が多いけど、昨日より正確に単語を調べられる。
確実に予習のノートを作ることができる。
効率的に辞書を引くことができる。
格変化が頭に入っている。
 
作業のスピードが上がって、正確さも出で、
丁寧さを求める余裕も出てくる。
 
同じことの繰り返しで、時にはこんなことしても意味ないんじゃないか、
と言われるけど、
 
そうでもなく、
繰り返しだからこそわかる
微妙な変化が面白い。“
 
こんなこと、言えたらかっこいいなあと最近思いました。
 
駄文すみません。

 
 明日は本当に大切な試合です。一年で最も大切な試合の一つといえるのではないでしょうか。
明日はチームにとって最高の一日に。
 
次は岡本広樹です。
明日の東邦戦に向けてどうぞ。
 

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