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リレー日記

リヨンからお送りします

投稿日時:2011/11/30(水) 05:37

こんばんは。フランス語専攻3年野上翔央です。先日フランスのリヨンに到着しました。寮の部屋で最後のリレー日記を書いています。
本当に今思うことをそのまま書くので、まとまりのない文章になりそうな予感がしますが、お許しください…!

思い起こすと、私がラグビー部に入ったのは、すごく単純な理由で、当時の先輩プレーヤーさんやマネージャーさんの雰囲気に惹かれたからでした。正直に言って、この部活を通してどんな自分になりたいのか、何をしたいのか、深く考えていませんでした。ただ今自信を持って言えるのは、入部したのは間違いじゃなかった!!!!!ということです。

高校までは、自分のために勉強をして、自分のためにスポーツをして、自分本位な生活をずっと送っていました。特に誰かのために頭を悩ませたり、何かを変えようと思ったりしたことはありませんでした。もちろん入部して、すぐに自分が変わったわけではありません。ふと、何でこんなことをしてるんだろうと思ったこともあります。しかし、徐々に自分の中で意識が変わっていくのに気がつきました。特に2年生に上がったときは本当に焦りました。テーピングもそんなに自信が無かったし、その他の仕事も分からないことだらけで、一体自分は先輩方の何を見てきたんだろう、ととても悔しい気持ちになったのを覚えています。また、今までは言われたことをこなすことで満足していましたが、もっと自分から何か出来るんじゃないかと思うようになりました。受身だった自分が、いつの間にか能動的に考えて、行動するようになっていました。プレーヤーさんが、練習を工夫したり、筋トレに励んだりするのと同じように、私たちマネージャーも、部活を変えていきたいと思ったし、それに従ってどんどんラグビー部のことを考える時間も増えて、部活がもっともっと楽しくなりました。一方で、自分のことを見つめ直す時間が増えて、自分の欠点がいっぱい見えてきました。すごく落ち込んだこともあります。でも、ゆっきーなと朋ちゃんは見事にそれをカバーしてくれました。その代わり、私のできる部分は努めてやるようにしました。本当にこの3人だからうまくやってこれたのだと思います。長々と書きましたが、とにかくこの部活を通して、私はいろんな人と出会って、いっぱい悩んで、そしていっぱい成長できたと思います。本当に価値のある3年間でした。

4年生の先輩方。一番上の代として一緒に部活ができて本当によかったです。私たちは1つ下の学年にもかかわらず、意見を尊重していただきました。何気ない気遣いの言葉にも何度も助けられました。何より、部活を引っ張っていく姿をとても尊敬していました。本当にお疲れ様でした。

3年生の同期のみんな。私はそんなに付き合いも良くないし、絡みづらかったかもしれないけど、実はみんなのこと大好きでした。試合中の同期の活躍は本当に嬉しい!! 来年必ず試合を見に行きます。

マネージャーのみんな。副務のくせして、むしろ支えてもらうことが多くて、本当に感謝しています。マネージャーはプレーヤーとはもちろん違うけれど、マネージャーの仕事で部活を変えていくことはできると思います。いっぱい悩んで、そしてラグビー部をよりよくしていってください。応援しています。

最後に、フランス留学にあたって、ラグビー部のみんなから手紙やプレゼントをたくさんいただいてすごく嬉しかったです!!!ありがとうございました。思ってた以上に言葉がわからなくて落ち込み気味ですが、挫けずに頑張って勉強してきます。来年ラグビー部に会えるのを楽しみしています。

次は波多野さんです。よろしくお願いします。

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