リレー日記
「芯」を大切に…
投稿日時:2012/11/17(土) 19:14
リレー日記をご覧の皆さまこんばんは。今宵のお相手はわたくしペルシア語科4年、安藤笙作がつとめさせていただきます。
僕が1年のシーズン後のこと、引退される先輩方が素晴らしい日記を書かれていたのを読んで、自分もいずれこんな立派な言葉が残せるようになるんだろうか…とぼんやり思ったりしていたのがまるで昨日のようです。未だにいろんな先輩方の引退のメッセージは強く頭に残っていたりするもので、後輩たちの頭にも僕の日記が残せたらいいなと思いながら書きますね。
大学に入り、ラグビーと出会い、様々な人々と出会い、支えられて今までこうして生きてこられたのだと思っています。実は僕の高校では体育の時間にラグビーというなんとも奇抜なチョイスが出来、当時の僕は面白そうだからという理由で選択してみたものの運動靴でスクラムを組まされるわ、「困ったら相手に背を向けてモール!と叫べ!」との教官の指示に従ったところものの見事に圧死しかけるわ、相手を止めにかかって肘が爆発して本職のサッカーにも集中できんわ、もう言ってみれば史上最高のスポーツだなと思い、こんな競技は一生やらないと、17歳で心に誓いました。ところが浪人を経て、大学生とかいう憧れの身分に昇格してみるとそんな気持ちは跡かたも無く吹き飛び、あとは以前の日記にも書いたようにノリでラグビー部に入ったわけです。
今となっては入部という選択が僕の大学生活をこれほどまでに充実させてくれた最大の選択でした。熱心に勧誘してくださった先輩方には本当に感謝しております。あれが無かったらと思うと…言い過ぎはよくないのでこの辺でコビは割愛。
ラグビー部に入って以降、悩んだり苦しんだりすることはもちろん多くありました。それが嫌で辞めていく人々も少なからずいることは事実だと思います。ですが今となっては悩んだり苦しんだりして考えること、自分と向き合うことが、自分の財産になるのではないかなと思っております。嫌なこと、苦手なことに打ち勝てない日々があり、それらを越えようとしなくとも、少なからず逃げはしないこと。これは大事だと思います。「嫌でも続けてればそのうち嫌じゃなくなるよ」とはよく聞きますが、これを実感できたことは自分にとっては大きな自信になったりしています。
また、自分自身と向き合って初めて、本当に他人と向き合えるのではないでしょうか。外大ラグビー部という小さいながらも脈々と続く社会があり、その中で自分には何が出来るか、どうしたらもっと良くなるのか。他人や組織を動かすには説得力が必要で、やはり逃げない人、強い人にはそうした力が備わってくるものです。今年の市園や水黒は同期として本当に凄いなと思っていたのですが同期にもコビるのかと言われそうなので割愛!
試合後の簡単なあいさつで僕は「今年のチームは本当にチームワークがよかった」というようなことを言いましたが、これは具体的に言うと後輩が頑張ってくれた、ということです。3年生も2年生も1年生も、みんなが一丸となって我々4年生(注・僕は3年やないで)と一緒に闘ってくれたことが、見事に結果につながっていると思います。特に3年生のみんなはありがとう。たしか僕が2年のときに教育係を担当して、合宿でゲームコーナーに全員並べて叱ったことがありました。何を言ったのか全然覚えてないけれど、3年のみんなに「あの言葉を今も覚えています」と言ってもらえたときは物凄く嬉しかったのと同時に、自分のやったことが間違ってなかったんだなと肯定できた瞬間でもありました。厳しいことや理不尽なことも言ってきたけれど、それを分かち合える素敵な後輩を持てた僕は幸せ者ですね!はっは!
そんな中であえて厳しいことを言うのであれば、やはりラグビーは試合に出てナンボだということです。それは今シーズン試合に出れたり出れなかったりした僕だからこそ痛烈に思う部分です。自分が出れなかった試合のビデオチェックは眠くもなりますよね。試合に出ないと本当の悔しさも楽しさも味わえません。試合に出るためには何をしたらいいのか?たとえば、今とは違うポジションにチャレンジしてみるのもいいと思いますよ。また、ラグビーは試合中に大きく成長することができます。試合に出れなかったメンバーは、試合時間中にも出てるヤツらと水をあけられるわけです。この世はでっかい競争社会、競いあって強くなっていってください!
余談ですが今日の昼に市園と食べに行ったラーメン屋の店主が素敵なことを仰っていました。
「今の若い人たちはさ、あれはあの人がやってくれる、これはやらなくていい、って本当に他人に甘えてる人が多いと思うんだよね。責任感無い人が多いんだよ。その点体育会系の人たちはやっぱりいいねぇ。自分がやらなきゃいけないってことをすでに、学んできてるからさ!」
後輩のみんなは、自分の問題だと思ってこの言葉を今一度考えなおしてみてくださいね。胸張って体育会系でしたって言えることは、本当に素晴らしいことなんだと思いますよ。
長いこと更新しなかったくせにまとまりのない文章になってしまいましたが、お付き合いいただきありがとうございました。また、最後になりましたが今まで時には厳しく、時には優しく、本当に温かく接してくださったOB・OGの皆さま、先輩方、チームトレーナーの川村さん、木村さん、チームドクターの佐藤先生、鈴木先生、また部員のご家族や関係者の方々にはこの場をお借りして心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。これからもご支援・ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
お次は皆様お待ちかね、リーダーの登場ですかね??
僕が1年のシーズン後のこと、引退される先輩方が素晴らしい日記を書かれていたのを読んで、自分もいずれこんな立派な言葉が残せるようになるんだろうか…とぼんやり思ったりしていたのがまるで昨日のようです。未だにいろんな先輩方の引退のメッセージは強く頭に残っていたりするもので、後輩たちの頭にも僕の日記が残せたらいいなと思いながら書きますね。
大学に入り、ラグビーと出会い、様々な人々と出会い、支えられて今までこうして生きてこられたのだと思っています。実は僕の高校では体育の時間にラグビーというなんとも奇抜なチョイスが出来、当時の僕は面白そうだからという理由で選択してみたものの運動靴でスクラムを組まされるわ、「困ったら相手に背を向けてモール!と叫べ!」との教官の指示に従ったところものの見事に圧死しかけるわ、相手を止めにかかって肘が爆発して本職のサッカーにも集中できんわ、もう言ってみれば史上最高のスポーツだなと思い、こんな競技は一生やらないと、17歳で心に誓いました。ところが浪人を経て、大学生とかいう憧れの身分に昇格してみるとそんな気持ちは跡かたも無く吹き飛び、あとは以前の日記にも書いたようにノリでラグビー部に入ったわけです。
今となっては入部という選択が僕の大学生活をこれほどまでに充実させてくれた最大の選択でした。熱心に勧誘してくださった先輩方には本当に感謝しております。あれが無かったらと思うと…言い過ぎはよくないのでこの辺でコビは割愛。
ラグビー部に入って以降、悩んだり苦しんだりすることはもちろん多くありました。それが嫌で辞めていく人々も少なからずいることは事実だと思います。ですが今となっては悩んだり苦しんだりして考えること、自分と向き合うことが、自分の財産になるのではないかなと思っております。嫌なこと、苦手なことに打ち勝てない日々があり、それらを越えようとしなくとも、少なからず逃げはしないこと。これは大事だと思います。「嫌でも続けてればそのうち嫌じゃなくなるよ」とはよく聞きますが、これを実感できたことは自分にとっては大きな自信になったりしています。
また、自分自身と向き合って初めて、本当に他人と向き合えるのではないでしょうか。外大ラグビー部という小さいながらも脈々と続く社会があり、その中で自分には何が出来るか、どうしたらもっと良くなるのか。他人や組織を動かすには説得力が必要で、やはり逃げない人、強い人にはそうした力が備わってくるものです。今年の市園や水黒は同期として本当に凄いなと思っていたのですが同期にもコビるのかと言われそうなので割愛!
試合後の簡単なあいさつで僕は「今年のチームは本当にチームワークがよかった」というようなことを言いましたが、これは具体的に言うと後輩が頑張ってくれた、ということです。3年生も2年生も1年生も、みんなが一丸となって我々4年生(注・僕は3年やないで)と一緒に闘ってくれたことが、見事に結果につながっていると思います。特に3年生のみんなはありがとう。たしか僕が2年のときに教育係を担当して、合宿でゲームコーナーに全員並べて叱ったことがありました。何を言ったのか全然覚えてないけれど、3年のみんなに「あの言葉を今も覚えています」と言ってもらえたときは物凄く嬉しかったのと同時に、自分のやったことが間違ってなかったんだなと肯定できた瞬間でもありました。厳しいことや理不尽なことも言ってきたけれど、それを分かち合える素敵な後輩を持てた僕は幸せ者ですね!はっは!
そんな中であえて厳しいことを言うのであれば、やはりラグビーは試合に出てナンボだということです。それは今シーズン試合に出れたり出れなかったりした僕だからこそ痛烈に思う部分です。自分が出れなかった試合のビデオチェックは眠くもなりますよね。試合に出ないと本当の悔しさも楽しさも味わえません。試合に出るためには何をしたらいいのか?たとえば、今とは違うポジションにチャレンジしてみるのもいいと思いますよ。また、ラグビーは試合中に大きく成長することができます。試合に出れなかったメンバーは、試合時間中にも出てるヤツらと水をあけられるわけです。この世はでっかい競争社会、競いあって強くなっていってください!
余談ですが今日の昼に市園と食べに行ったラーメン屋の店主が素敵なことを仰っていました。
「今の若い人たちはさ、あれはあの人がやってくれる、これはやらなくていい、って本当に他人に甘えてる人が多いと思うんだよね。責任感無い人が多いんだよ。その点体育会系の人たちはやっぱりいいねぇ。自分がやらなきゃいけないってことをすでに、学んできてるからさ!」
後輩のみんなは、自分の問題だと思ってこの言葉を今一度考えなおしてみてくださいね。胸張って体育会系でしたって言えることは、本当に素晴らしいことなんだと思いますよ。
長いこと更新しなかったくせにまとまりのない文章になってしまいましたが、お付き合いいただきありがとうございました。また、最後になりましたが今まで時には厳しく、時には優しく、本当に温かく接してくださったOB・OGの皆さま、先輩方、チームトレーナーの川村さん、木村さん、チームドクターの佐藤先生、鈴木先生、また部員のご家族や関係者の方々にはこの場をお借りして心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。これからもご支援・ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
お次は皆様お待ちかね、リーダーの登場ですかね??
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