リレー日記
一生の宝物
投稿日時:2012/12/15(土) 19:59
るーるーるるるるるー♪北の国からこんにちは。ロシアで日本でのあまーい生活を捨てきれていないロシア語科3年正木です。引退してから比較的早く(萌ほどではないですが)留学に旅立ったため、何か部活のあった生活と終わった生活との線引きがまだ上手くできていません。引退してからもう1ヶ月経ちますが、常に部活のことが気になるし、離れきれていない自分がいます。帰国までみんなのラグビーをする姿が見れないことや、あのくだらない雰囲気を感じれないこと、さらには部活メーリスが届かないことまでもが何だか凄く凄く寂しくて今みんなは朝練かーとか、寒くなってきたから後輩マネも大変だろうなとかずっと考える日々です。
私も最終戦はもの凄く記憶に残っていて、後半の怒涛の追い上げと最後の海洋のトライは今でもスローモーションで私の頭に甦ってきます。外大の追い上げのときは本当に飛び上がって喜んで、みんな物凄く格好良くて、フィールドの中のプレイヤー、外のマネージャー、OB,OGの皆様方を見渡して、自分が今この団体に所属していることが本当に幸せだと感じました。そして最後の海洋のトライも心の中に濃く濃く残っています。トライが入った瞬間はお水を入れにいかないといけないのにどうしても体が動きませんでした。「・・・行かなきゃ」と呟いた自分の声がまだ耳に張り付いています。何でこんなにやってきた私たちのチームが勝てないんだ。何でここまで努力してきたみんなに与えられた最後の瞬間がこれなんだ。そう思いながら走ってたら何だか涙が止まりませんでした。本当にあの時のどうしようもない悔しさは今でも鮮明に思い出すことが出来て、きっと一生忘れることはないでしょう。
あの時のあの気持ちはきっとあの時あの場所にいた私たちしか感じることはできなくて、一生の内にあれほどの感情を有することができる人もそう多くはないのではないでしょうか。あの気持ちこそが私がラグビー部に入部して得た一番大きなものだったのだと思います。試合が終わったあと泥だらけで涙にまみれるみんなを見て、とても綺麗だなと思いました。こんな素敵な団体にいさせて貰えて本当に私は幸せものでした。
私は高校のときもラグビー部のマネージャーをやっていて、女子大生にもなって日焼けして真っ黒なんていや!手も荒れるし筋肉はつくし、そんなの私の華の女子大生生活に支障をきたすわ!ぷんぷん!といったスイーツな思考を持って(脚色あり)やってきたので大学でもマネージャーをやる気はさらさらなかったのですが、某先輩に新歓試合を見にこないかって誘われて、ラグビーに対する愛だけは薄れてなかった私は、まあ最近ラグビー見てなくて飢えてるから見に行こうかなーと思ったのがきっかけでした。久しぶりにラグビーの試合を見てみたらやっぱり格好良いのなんの。マネージャーをやりたい!というよりはこの部活に入ってもっともっと試合を見たい!ラグビーに関わっていきたい!っていうのが一番でした。それでどんどんラグビー部が大好きになっていって、マネージャーとしてこの部活のためにできることは全部やりたいと思うようになりました。やっぱり夏は真っ黒になってバイト先では猿みたーいwって華の女子大生に言われるし、冬の冷水は私の肌を蝕むし、日々重たいものを持つようになった私は力持ちぶりを発揮するし、ウィンブレで授業にも行けるようになるし、スイーツ()とはかけ離れた生活を送ることになったのですが、こっちの選択肢をとって本当に良かったなと思います。
このラグビー部での生活は私の人生を確実に前へと大きく進めました。部活という小社会に所属すること、マネージャーとしてのスキルを磨くこと。この3年間の全てが私の勉強でした。この3年間は私の一生の宝物です。
4年生のみなさんへ
私はいつも面白くて頼りになる4年生が大好きです。みなさんが一番上の代で最後の年を過ごすことができて幸せでした。最高のチームだったと思います。このチームが終わってしまったことがただただ寂しいです。またこれからも試合などでお会いしたときはいつもの皆さんの明るさで私を癒してください 笑
後輩マネへ。マネージャーの存在意義。これはマネミーティングでも頻繁に挙がる話で、これを見つけることは思った以上に大変です。私たち4人が引退した今、残り4人となってしまったマネージャーですが、きっと4人だけでも私たちの誇らしい後輩マネたちはしっかり部活を支えていってくれるのでしょう。じゃあ、一体8人いる意味はなんだったのでしょうか。プレイヤーと違って欠けてもやっていくことのできるマネージャーとは何のためにいるのでしょうか。もちろんプレイヤーが支障なく、気持ちよくプレイができるためです。8人と4人ではやれることもだいぶ違ってくると思いますが、その人数でできるだけのことを精一杯やっていければきっと大丈夫です。きっと8人いればいいとか4人じゃ足りないとかいうことじゃなくて、どの人数でも素晴らしいチームを作ることに全員が貢献していければいいんじゃないかなと思います。自分がチームのためにできることを常に全力で探していってほしいなと思います。私の同期が最高の1年を送れるように支えていってください。
大好きな同期のみんなへ
最初は同期の仲もなんだか凄く悪くてどうなるんだろうと心配していたものですが、みんなが部活を通して段々仲良くなっていくのを眺めているのが私は好きでした。彩音が声を上げないと開催されない上になかなか全員集まらない同期会も、今となっては凄い懐かしくて楽しかったなーと思います。みんなの最後の1年をずっと傍で見ていけないことがとても寂しいです。シーズンは見に行くので、そのときにもっと成長したみんなの格好良い姿を見せてください。今からそれがとても楽しみです。今まで本当にありがとう。これからもずっとみんなの仲間で、応援者でいさせてください。
同期マネへ
実はずっと仲が良いだけじゃなかった同期マネ 笑 だけど色んなことを乗り越えてきたからこんなに全力でぶつかってきた同期マネって私たちだけじゃないかなって思います 笑 みんなのその思ったことは全部出して仲間にも全力でぶつかっていくところが大好きです。愛のある説教が大好きです。留学でしばらく離れ離れだけどこれからもずっとよろしくね。
そしてOB、OGの皆様、トレーナー、チームドクターの皆様。本当に暖かいご支援をありがとうございました。
このリレー日記すら激しく名残惜しいのですが、この辺で私の最後のリレー日記の締めくくりとさせていただきます。1回も練習を見に行かなかったのに入部を決めた私を明るく迎え入れてくださった皆様、いつまで経ってもテーピングは上達しない、気配りも下手な私を頼ってくださった皆様、私のラグビー愛を大きく大きくしてくださったラグビー部に関わる全ての皆様、幸せな3年間を本当にありがとうございました。大好きな大好きなラグビー部をこれからも見守っていきたいと思います。
2012年12月15日 ロシア語専攻3年 正木紅葉
私も最終戦はもの凄く記憶に残っていて、後半の怒涛の追い上げと最後の海洋のトライは今でもスローモーションで私の頭に甦ってきます。外大の追い上げのときは本当に飛び上がって喜んで、みんな物凄く格好良くて、フィールドの中のプレイヤー、外のマネージャー、OB,OGの皆様方を見渡して、自分が今この団体に所属していることが本当に幸せだと感じました。そして最後の海洋のトライも心の中に濃く濃く残っています。トライが入った瞬間はお水を入れにいかないといけないのにどうしても体が動きませんでした。「・・・行かなきゃ」と呟いた自分の声がまだ耳に張り付いています。何でこんなにやってきた私たちのチームが勝てないんだ。何でここまで努力してきたみんなに与えられた最後の瞬間がこれなんだ。そう思いながら走ってたら何だか涙が止まりませんでした。本当にあの時のどうしようもない悔しさは今でも鮮明に思い出すことが出来て、きっと一生忘れることはないでしょう。
あの時のあの気持ちはきっとあの時あの場所にいた私たちしか感じることはできなくて、一生の内にあれほどの感情を有することができる人もそう多くはないのではないでしょうか。あの気持ちこそが私がラグビー部に入部して得た一番大きなものだったのだと思います。試合が終わったあと泥だらけで涙にまみれるみんなを見て、とても綺麗だなと思いました。こんな素敵な団体にいさせて貰えて本当に私は幸せものでした。
私は高校のときもラグビー部のマネージャーをやっていて、女子大生にもなって日焼けして真っ黒なんていや!手も荒れるし筋肉はつくし、そんなの私の華の女子大生生活に支障をきたすわ!ぷんぷん!といったスイーツな思考を持って(脚色あり)やってきたので大学でもマネージャーをやる気はさらさらなかったのですが、某先輩に新歓試合を見にこないかって誘われて、ラグビーに対する愛だけは薄れてなかった私は、まあ最近ラグビー見てなくて飢えてるから見に行こうかなーと思ったのがきっかけでした。久しぶりにラグビーの試合を見てみたらやっぱり格好良いのなんの。マネージャーをやりたい!というよりはこの部活に入ってもっともっと試合を見たい!ラグビーに関わっていきたい!っていうのが一番でした。それでどんどんラグビー部が大好きになっていって、マネージャーとしてこの部活のためにできることは全部やりたいと思うようになりました。やっぱり夏は真っ黒になってバイト先では猿みたーいwって華の女子大生に言われるし、冬の冷水は私の肌を蝕むし、日々重たいものを持つようになった私は力持ちぶりを発揮するし、ウィンブレで授業にも行けるようになるし、スイーツ()とはかけ離れた生活を送ることになったのですが、こっちの選択肢をとって本当に良かったなと思います。
このラグビー部での生活は私の人生を確実に前へと大きく進めました。部活という小社会に所属すること、マネージャーとしてのスキルを磨くこと。この3年間の全てが私の勉強でした。この3年間は私の一生の宝物です。
4年生のみなさんへ
私はいつも面白くて頼りになる4年生が大好きです。みなさんが一番上の代で最後の年を過ごすことができて幸せでした。最高のチームだったと思います。このチームが終わってしまったことがただただ寂しいです。またこれからも試合などでお会いしたときはいつもの皆さんの明るさで私を癒してください 笑
後輩マネへ。マネージャーの存在意義。これはマネミーティングでも頻繁に挙がる話で、これを見つけることは思った以上に大変です。私たち4人が引退した今、残り4人となってしまったマネージャーですが、きっと4人だけでも私たちの誇らしい後輩マネたちはしっかり部活を支えていってくれるのでしょう。じゃあ、一体8人いる意味はなんだったのでしょうか。プレイヤーと違って欠けてもやっていくことのできるマネージャーとは何のためにいるのでしょうか。もちろんプレイヤーが支障なく、気持ちよくプレイができるためです。8人と4人ではやれることもだいぶ違ってくると思いますが、その人数でできるだけのことを精一杯やっていければきっと大丈夫です。きっと8人いればいいとか4人じゃ足りないとかいうことじゃなくて、どの人数でも素晴らしいチームを作ることに全員が貢献していければいいんじゃないかなと思います。自分がチームのためにできることを常に全力で探していってほしいなと思います。私の同期が最高の1年を送れるように支えていってください。
大好きな同期のみんなへ
最初は同期の仲もなんだか凄く悪くてどうなるんだろうと心配していたものですが、みんなが部活を通して段々仲良くなっていくのを眺めているのが私は好きでした。彩音が声を上げないと開催されない上になかなか全員集まらない同期会も、今となっては凄い懐かしくて楽しかったなーと思います。みんなの最後の1年をずっと傍で見ていけないことがとても寂しいです。シーズンは見に行くので、そのときにもっと成長したみんなの格好良い姿を見せてください。今からそれがとても楽しみです。今まで本当にありがとう。これからもずっとみんなの仲間で、応援者でいさせてください。
同期マネへ
実はずっと仲が良いだけじゃなかった同期マネ 笑 だけど色んなことを乗り越えてきたからこんなに全力でぶつかってきた同期マネって私たちだけじゃないかなって思います 笑 みんなのその思ったことは全部出して仲間にも全力でぶつかっていくところが大好きです。愛のある説教が大好きです。留学でしばらく離れ離れだけどこれからもずっとよろしくね。
そしてOB、OGの皆様、トレーナー、チームドクターの皆様。本当に暖かいご支援をありがとうございました。
このリレー日記すら激しく名残惜しいのですが、この辺で私の最後のリレー日記の締めくくりとさせていただきます。1回も練習を見に行かなかったのに入部を決めた私を明るく迎え入れてくださった皆様、いつまで経ってもテーピングは上達しない、気配りも下手な私を頼ってくださった皆様、私のラグビー愛を大きく大きくしてくださったラグビー部に関わる全ての皆様、幸せな3年間を本当にありがとうございました。大好きな大好きなラグビー部をこれからも見守っていきたいと思います。
2012年12月15日 ロシア語専攻3年 正木紅葉
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