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リレー日記

飛田給 去りゆくバスを 追いかける

投稿日時:2013/02/05(火) 22:05

 変なタイトルになってしまいました。受験生が元気になるような一句ではありませんが、要するに最後まであきらめなければ何とかなるということを言いたいスペイン語3年の中村翔太でした。
 受験シーズンですね。もう三年も前になりますが、私の受験当日は少々大変でした。センター試験はあまり上手くいかず、センターリサーチ(?)では外大はE判定でした。これはもうさすがに無理だろうと思いつつ、受験日当日まで一応必死に勉強しました。(無理だろうと思いつつも人生で一番勉強した一週間だったと思います。)そして、当日です。私は外大まで5つの路線を使っているので、たいてい乗換案内通りには乗り継ぎができません。また、飛田給駅から外大に向かうため、初めて京王線に乗らなくてはなりませんでした。私が調べた乗換案内は新宿から調布まで準急(?)で行き、そこから乗り継いで飛田給までというルートだったので調布駅で降りて何分後かに来る次の電車を待つ予定でした。しかし、私が乗った準急は乗換案内で調べた準急よりも一本前の準急だったのです。調布駅に着き電車から降りると目の前には既に電車が停まっていました。私はラッキーと思いつつ素早く乗り換え、何の疑いもなく残されたわずかな時間を勉強に充てました。埼玉に住む私にとって一つの路線が別々の場所へ行くとは想像もしていなかったのです。電車の中では必死に勉強していました。10分ぐらい経ったでしょうか。ふと顔を上げるとホームには「京王稲田堤」と書いてありました。あっまだ京王稲田堤かと思い再び勉強に戻りましたが、次の駅が「京王よみうりランド」と出た瞬間、あれっ今日は遊びに来たんじゃないぞということに気づき、そしてようやく自分が間違った電車に乗っていることに気づきました。私は冷や汗をかきながら、急いで飛田給駅へ向かいました。当然バスを待ってる時間などなく、私は飛田給から外大まで走って向かいました。この時ほど、自分が足が速くてよかったなと思ったことはありません。足が遅かったらたぶん受験をあきらめていたと思います。結局試験10分前に着くことができ何とか試験を受けることができました。本当に間に合ってよかったです。ちなみに帰りは各停で新宿まで行きました。
 長々しくなってしまいましたが、要するに私が言いたいのは、乗換案内通りに行動すること、京王線は熟知しておくこと、そして万一の時に走れるよう日頃から鍛えておくことの3点です。E判定でもいくらでも挽回できるので受験生の皆さんはぜひ頑張ってください!風邪も流行っているので体調管理も忘れずに!


受験生へのメッセージで終わってしまいましたが、次は西井くんです。
西井がどんな高校生だったか教えてほしいな。





 
 

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