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リレー日記 2025/4

Be kind

 written by 細井 貫太 投稿日時:2025/04/24(木) 21:19

気づけば、初めて楕円球に触れてから18年。人生の中心にはいつもラグビーがありました。








ラグビーをするために三鷹に入ったし、ラグビーをするために外大に入った。



 

正直、学校へ通っていたのも、部活をするためだけだったのかもしれません。








それほどまでに、ラグビーは僕の全てで、魅力的なものでした。







お久しぶりです。







昨年度主将の細井です。









引退して早4ヶ月経ったみたいです。









更新が遅くなってしまい大変申し訳ありません。











引退日記を更新するにあたり、去年抱えていたアッツアツな想いを全力でぶつけようと思っていたのですが、当時の感情をあまり鮮明に思い出すことができないのが正直なところです。





 

更新が遅れてしまったのはこれが理由でもあるかもしれません。(スマセン)




昨年1年間を振り返って、完全にやり切ったと言えるか、それとも不完全燃焼に終わっているのか。それすら自分の中で整理をつけられていないのです。










3年生の秋、えんやらや準備の日が、新チームでの初の集合でした。新体制初のミーティングであるにも関わらず、そこでも遅刻してくる部員がいて、今後が心配になったのをとても覚えています。





主将に就任してからは、イレギュラーな出来事の連続でした。グラウンドが使えなくなったり、ICUと毎週のように合同練習をしたり。 OBに直談判をし、ブラジリアン柔術をしに朝早く渋谷に通ったことも今振り返ると楽しい思い出です。イレギュラーが多かった分、チームとして楽しい出来事も多かった気がします。





春、勇人を筆頭にみんなが新歓を頑張ってくれたおかげでたくさんの1年生が入ってくれました。









去年の1年生はみんな癖があって変なやつばっかりだけど、根性はあるし、褒めたら喜ぶし、何より応援の声出しが素晴らしい。ラグビーをしていて試合中ベンチの声が聞こえる経験は今まであまりなかったけど、去年の1年生の応援は不思議と耳に入ってきていた気がします。本当にありがとう。未経験者しかいない君たちが活躍する姿を見るのは、上級生としてとても嬉しいです。誰1人として辞める事なく、4年間ラグビーを楽しみ続けて欲しいです。





 夏合宿はただひたすらに、楽しかったです。人生初の100点ゲームも、3トライ取った日体戦も、夜の散歩も全部最高でした。









 特にバーベキュー直前、成海とイーサと本音の話し合いができたのは去年のラグビー部の思い出の中でもトップ3に入るくらい印象的な出来事だったかな。







合宿後、何人かの部員から「今年の合宿が過去1番楽しかったです」とメッセージをもらえたことも、心から嬉しかった。同期旅行で大島に向かう道中、イーサと2人で感動してました。



 

シーズンについては、皆さんご存知の通りなのであまり語らないことにします。



一つ挙げるとすれば、神奈川戦。本当に勝てて良かったと思うと同時に、あそこで負けてしまっていたことを考えると恐ろしいです。



あの勝利をつかめたのは、決して技術だけではなく、全員が“勝ちたい”という気持ちを一つにできたからだと信じています。



 



入れ替え戦の順天堂戦、惨敗したあの日のことはあまり思い出すことができません。



どうやって帰ったか、帰って何をしたか、記憶のどこを探しても見当たりません。



 



ただ、試合中どんなに点を取られても、みんなが鼓舞し合っていたこと。



試合後、応援に来てくれた人の多さに感動して気がついたら泣いていたこと。



試合後ちょっぴり夕焼けが綺麗で、ちょっぴり肌寒い、まじで微妙な空気だったこと。



 



これだけは覚えてます。



 



全力を尽くして、結局5部2位で終わった結果を振り返ると、やはり5部で圧倒的な優勝を果たせるチームでないと昇格は難しい。そのためには、タックルでもスクラムでもモールでも、何か1つでもいいから絶対に負けない武器を持つ事が必要なんだと思います。



 



4部昇格は近いようで遠く、遠いようで意外と近いものな気がします。



 



リレー日記の締切をゆうにすぎるほど長い時間をかけてラグビー人生を振り返らせてもらいましたが、僕がこんなにも長く、ラグビー一筋で生きてこれたのは純粋にラグビーが楽しいのに加えて、出会う人々が本当に楽しく、優しかったからだと思います。

 



特に外大のラグビー部は変な人が多くて、個性が爆発している集団だけど、それをみんなが尊重し合える、そんな温かい場所だと思っています。みんな言っていることだけど、練習後のグラウンドだらだらや、東屋でのおしゃべりをしたあの時間は、何にも代え難い、外大ラグビー部での何よりの財産のように感じます。



 



だからこそ、去年その空間が崩れそうになった時、必死になって守ろうとしたことは、主将として、外大ラグビー部の一員として、そしてラグビーを愛する1人のプレイヤーとして必然のことだったのかもしれません。



今でも何が正解だったのかはわからないし、後悔していることはたくさんあるけれど、きっと主将として最低限のことはできたのではないかなと思っています。



相談に乗ってくれた先輩方や、協力してくれた友人たちには心から感謝しています。





 



OB OGの皆さん



昨年1年間、温かく力強いご支援をいただき、本当にありがとうございました。



グラウンドの人工芝化や合宿費のご支援など、皆さまのお力添えがなければ、私たちはラグビーだけに集中する環境を得ることはできなかったと思います。



 



長い歴史を持つ外大ラグビー部において、主将という大役を務めさせていただけたことは、私の人生においてかけがえのない経験となりました。



数多くのOB・OGの皆さまが築き上げてこられたこのチームの一端を担えたことを、心から誇りに思います。



 



皆さまの想いを背負い、1年間ラグビーに向き合えたことに、改めて深く感謝申し上げます。



 



先輩方



昨シーズン復帰してくれた4人には、グラウンドの内外で本当にお世話になりました。一見何を考えているかわからない人たちだけど、話してみると後輩への優しさや、ラグビーへの熱さを感じる人たちでした。深夜まで相談にのってくれた田沼さん、くろまさん。「復帰するのが今年でよかった!楽しかった!」と言ってくれたりょうたろうさん、ちはやさん。



僕も、自分が主将を務めた代で復帰してくれたのが4人で、本当に良かったです。お世話になりました。また一緒にラグビーできたら嬉しいです。



また、他の先輩方も毎週グラウンドへ来て練習相手になってくださったり、ドライブへ連れて行ってくださったり、焼肉へ連れて行ってくださったりと、本当にお世話になってばかりでした。特に歴代主将の方々の助言はいつも的確で、心の支えになるものばかりでした。ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。



 



 



後輩たち



明るく、元気な君達なら必ず4部昇格を成し遂げることができると思っています。常々言っていることだけど、一つ一つの練習に意味を持たせて、考えながらプレーしてみてください。



互いにリスペクトを持って接することも忘れずに。周りのプレイヤーやスタッフを尊重して、いいプレーがあったら全力で褒めて、何かをしてもらったらちゃんとありがとうを伝えてください。



あと、現役の皆にぜひ伝えたいのは、ごく当たり前のように思えるかもしれないけれど、君たちの勝利は、スタッフにとっても同じくらいの喜びだということです。



毎朝早くから練習に足を運び、陰で支えてくれている彼らへの感謝は、やはり結果で示すことが一番の恩返しだと、今になって強く感じています。



 



 



復帰するかどうかはまだわからないけど、必ず何かしらの形でチームに貢献したいとは考えています。



何か相談事、悩み事があったらなんでも頼ってください。



 



 



 



同期へ。



いつもありがとう。



何かきついことがあったり、つまらない思いをした時、ふと同期ラインや旅行の写真を見返すことがあります。



何かを主張することが苦手な代だけど、みんな優しくて、ちょっとだけおもしろいところが大好きです。みんなそれぞれ悩みがあって、あまりそれを表面に見せることはないけどお互いそれを理解し合えている関係性は、ものすごく強いと思います。



全員で集まれるのは当分先かな。



みんな健康第一で。行ける人でまた島行こうね。



 



 



主将として、本当に様々な方にお世話になりました。目標として掲げた"歴代最強チームになる"を達成できたかはわからないけれど、"応援されるチームになる"ことは成し遂げることができたと信じています。そんな関係者各位スペシャルサンクスとして部員全員に1人ずつメッセージを送りたいところですが、大変なのでやめときます。欲しい人は言ってくれたら直接言います。



 



ということで、厳選された数名に特大のスペシャルサンクスを送りたいと思います。



 



 



中島会長



初めて武蔵境の焼き鳥屋で喋った時、「お前は幼稚園児のようだな」と言われたことを今でも覚えています。会食のマナーやルールを知らず、リーダーとしての自覚もなかった自分も、中島会長のおかげで随分と大人になることができたようにおもいます。



「貫太が楽しくラグビーできたら、このチームは強くなるね」



そう言い続けてくれたおかげで1年間、主将のプレッシャーをあまり感じることもなく、のびのびとプレーすることができました。



全て見透かされているように思えるくらい学生のことを理解してくれている中島さんが会長になってくれて、本当に心強く感じています。



就任一年目の中島会長を胴上げできなかったことが1番の心残りです。



これからも外語ラグビー部をよろしくお願いいたします。



 



聖峰さん



どんな時でも部員の味方でいてくれた聖峰さんには、感謝の気持ちしかありません。



常に部員と同じ目線に立ち、ともに闘ってくれるその姿は、とても頼もしく、まさに“頼れるお兄ちゃん”的存在でした。



「緻密に」という言葉を折に触れて伝えてくださったおかげで、自分自身、一歩立ち止まり、チームのことを冷静に考える時間を多く持つことができました。



その姿勢は今も、自分の中にしっかりと残っています。



これからもずっと、仲間でいてください。



また、パエリア食べに行きましょう!



 



スタッフ



メニューもすぐに変わるし、練習時間も長いし、去年のスタッフには本当にたくさんの負担をかけてしまったと思います。それでも嫌な顔ひとつせず、毎朝グラウンドに来て、部員を支えてくれたことに、心から感謝しています。ありがとう。主将としてスタッフの仕事に向き合う中で、表からは見えない苦労や葛藤がたくさんあることにも気づかされました。特に、ちなつ、かな、あいかの3人には、一つ下の代として背負わせてしまったものも多かったと思います。みんなやめないでくれてありがとう。約束してた優勝、昇格できなくてごめんね。



また、ちょうど心が折れそうな時に、遠くチェコとチリから声をかけてくれた、あさひとりかこ。タイミングが完璧でさすがでした。留学先からも変わらず応援してくれていたその存在は、何よりの励みでした。ありがとう。



 



 



イーサ



何回2人で部員の相談に乗っただろうか。



何回2人で話し合いしただろうか。



何回「俺らはよく頑張ってるよ」って励ましあっただろうか。



正直、本当に苦しい1年だった。本当に辛い1年だった。"俺はカウンセラーをやりに部活に来てるんじゃないんだけどなぁ"そう思ってしまうこともあった。



だけど、常にイーサが横にいてくれたから、同じ想いを持ってくれていたから、まっすぐ俺を褒めてくれたから、1年間頑張ることができた。



目を合わせればお互い何を考えているかが理解できて、言って欲しいこと、やって欲しいことを完璧にこなしてくれるイーサがいてくれたことは、本当に幸運でした。



チームがここまで上手くまとまって、5部準優勝を成し遂げることができたこと。信頼できる副将がいたことが大きいと思います。



副将がイーサで本当に良かった!



心からありがとう。



 



なんかラブレターみたいになってて流石にきもいので、締めたいと思います。



 



もしラグビー部に興味を持ってくれている人や、入部して大学からラグビーを始める人がこれを読んでいるならぜひ伝えたいことがあります。

 



「ラグビーやっているやつに悪い人はいない」



 



ラグビー一筋18年の僕が言うのですから間違いありません。



特に、外大のラグビー部はとても温かい空間です。



互いにリスペクトを持って、ラグビーを心から楽しんで欲しいです。



きっと人生がさらに明るく、楽しいものになるはずです。





ではまた、グラウンドで。



1年間、本当にありがとうございました。



 



東京外国語大学ラグビー部



95代主将 細井貫太

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