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リレー日記

リーチ・マイケルが主将になりました。

投稿日時:2014/04/09(水) 22:33

世界のリレー日記ファンのみなさんこんにちは。
外大ラグビー部の主将の阿部です。
今日は時間があるので、かなりまじめに日記を書こうと思います。

表題は日本代表の話です。
マイケルはたしかに日本選手権決勝の22メートルくらいからの引きずってのトライすごすぎました。
日本代表も頑張ってほしいです!
個人的にはスーパーラグビーのブルーズがどうなのかがとても気になります。ブルーズのジャージを買ったんで!


まずはじめについに初勝利をあげることが出来ました。勝利したときは本当に嬉しかったです。
3月3試合で結果を出すことが出来ず、悔しい日々が続きましたが、初勝利しチームの雰囲気も盛り上がってきました。
このまま5月の国公立戦に向けて練習したいと思います。

チームの大きな課題としては3つあり、①どうやって敵陣に行くか②どうやってトライをとるのか③どうやってターンオーバーするのかの3つがあげられます。
1点目のどうやって敵陣に行くのかというところですが、バックスリーのキックの処理が大きな課題のひとつであると思います。
キックキャッチのミス、そこからのカウンター・そこからの蹴り返し・その後のFWのチェイスなど問題はさまざまありますが、敵陣でプレーし続けている限り、トライをとられることはありません。
どういった陣地で、どのキックを選択し、そのキックの精度を高めなければ、海洋大に勝つことは厳しいでしょう。
昨年のリーグ戦のキック合戦では勝っていると見込み、迎えたプレーオフでの海洋戦。見事にキックで陣地を効率的に回復されて負けたことを思い出します。バックスリーを中心にキック処理、陣地のコントロールをもっとうまくなってほしいと思います。

2点目のどうやってトライをとるのかというところですが、慶応理工戦ではキープレイヤーの得点となりました。
FWのポイント周りでのトライはいずれも自分のトライであり、ポイント周りでゲインを切ることが出来る選手が少ないように思います。
全員が全員ゲインを狙う必要はありませんが、ポイント周りでの活躍を期待したいです。ノットグラウンディングは恥ずかしいので、取りきりましょう。
寺本のトライはバックスの高力がうまく余らせてのトライでした。
確実にラインでボールをまわすことが出来るようになっていると思いますが、パスの精度や走りこむタイミング、ラインの深さなどを研究して、バックスでゲインがきれるようになってほしいです。
まだモールでのトライ、バックスのサインでのビッグゲインなどあまり見受けられません。
そろそろそういった部分でのトライを量産できるように鍛えなければなりません。ストラクチャープレーでのトライを目指して頑張ります。

3点目のターンオーバーですが、ジャッカルできる選手が少ない、カウンターラックができる選手が少ないというのは致命傷であると思います。
随所で2年生のジャッカルが目立つこともありますが、まだまだジャッカルできる選手は少ないと思います。
ずっとディフェンスをしていたら疲弊しますし、いずれほころびも出てきてしまうので、何とかターンオーバーに結び付けれるようにします。
普段の練習からジャッカル・ナイスタックルからのカウンターラックを意識し、オフェンスの時間を長くでできるようにします。


ここまでですでに1200字も書いてしまいました。まだまだ続きます。

さてここで常々僕が伝えている「いっぱいいっぱいの選手が嫌いだ」という話をします。
何も根拠なく僕は言っているわけではありません。加藤幸弘さんという方の本に書いてあったんです!そしてその通りであるなと思ったので、常々口にしています!
頑張っている人は普段から普通にやっている人にかないません。
たとえば、勇気を振り絞って頑張ってタックルする人と普段からタックルするのが当たり前な人だったらどっちの選手のほうがタックルミスが少ないと思いますか?
ちょっと分かりづらいかも知れませんが、僕は後者のほうが信頼できます。
何がいいたいかというと、頑張らない代わりに普通に習慣化してほしいということです。
タックル行くのは当たり前、キックチェイスはこうするのが当たり前、スクラムはこうやって組むのが当たり前、ハンマーに入ってそのままオーバーでスイープするのが当たり前、というように頑張ってやるんではなく、当たり前にこなしてほしいと思って常々言っています。
では当たり前にこなすには、どのような心意気で練習に臨めばいいのか。
それは、練習の意義を理解しその意義を意識して練習に臨むことです。
頑張っていて頭がいっぱいいっぱいの選手はなかなか意義を理解することが出来ず、いつまでたってもうまくならないと思います。

そのような心意気で練習に臨んでください!

1年生で最初の時は思いっきりがむしゃらにやってよかったですが、もう今はがむしゃらにやる時期は終わっています。
234年生は海洋に勝つための戦力にならなくてはいけません。戦力になるためには、チームとして上手くならなければいけないところを理解すること、それを意識し続けて練習に励むことだと思います。
だからもっとラグビーを見てほしいし、研究してほしいです。今のままでは海洋大に勝つことは難しいでしょう。
もっと全員で海洋大勝利を心に刻みましょう。
三度目の正直です。やりきります。

これは怪我についてもいえると思います。
怪我の多くは、自分の限界が分かっていないということだと思います。
もちろん勝手に抜けることは許されませんが、どうしても厳しい場合は無理をしないというのも大事です。
そこで頑張りすぎで怪我をして練習を抜けるよりも、自分の体をしっかりと管理しながら練習に取り組めるかだと思います。
もちろん怪我を早く治せとか、早く復帰しろとか圧力はかかり続けると思います。(けが人は言われても仕方がないと受け入れてください。)
しかし、あせらず、しっかりと直して無理をし過ぎないように、再発しないように、自分の体と向き合って怪我をしないでください。怪我をすると自分のためにもならないし、チームのためにもなりません。お願いします。


ようやく高力からのフリに応えましょう。
ラグビー部との出会いは合格発表でした。ネットで合格を確認した僕は浮かれ気分のまま外大の合格発表を見に行きました。
合格発表でクレープを二度も食べにいくという珍事、モンゴル語でやると思ったモンゴルラップ、ラグビー部は面白すぎました。
そして試合を見に行ったときの興奮です。当時の四年生であり副将であった平さんが「俺を見てろ」との上智大学戦のときに仰いました。
そして言葉通りのナイスタックルの連発。僕もタックルでひっくり返したくなりました。
高校の球技大会でラグビーがあったためにラグビーという競技をある程度知っていたこと、大学から初めてもあんなに上手くなれると感動し、ラグビーをやるしかないと決めました。
こんな感じでラグビー部に入部しました。
きっかけはこんな感じでしたが、今では暇さえあればラグビーの動画を見るまでに好きになってしまいました。
「ラグビーは合法な麻薬や」とおっしゃった先輩もいましたが、僕もラグビーにはまってしまいました。

ぜひ新入生のみなさんにもラグビーという熱いスポーツを知ってもらい、多くの新入生とラグビーがしたいです。
是非練習など気軽に来てください!

先日の試合には34名の新入生が来てくれました。ほんとうにありがとうございます。
勝つためには新入生の力が必要です。
一緒にラグビーしましょう!


めっちゃ固い日記になってしまいました。次のたいがにはフランクに書いてほしいです!
フリは「たいがおめでとう!」となるようなことが探せばあるはずなので、それをおもしろおかしく書いてくれ!

 

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