東京外国語大学ラグビー部

　リレー日記をご覧のみなさん、こんにちは。中国語科1年生の松尾彩奈です。

　春休みの練習が始まって1週間が経ちました。早起きは大変ですが、部活のある生活リズムを少しずつ取り戻しています。のぶさんと4人の同期は短期留学中のため、しばらくお会いしていません。体操隊長も誕生日隊長も不在です。ラグビー部員とは今まで毎日のように会ってきたので、一カ月も会えないのは寂しいです。みんな早く帰ってきてほしいです。

　明後日はいよいよ二次試験ですね。多くの受験生が緊張や不安を抱えていると思います。私は受験直前期に、夜中に目が覚めてノートを引っ張り出したりしていました。完璧な状態で試験に臨む人なんてほとんどいないと思います。思い通りにならない中でも自分なりにもがいてきた、ということを思い出せば少し自信が持てるかもしれません。
　受験生のみなさんが持てる力を発揮し、春にお会いできることを楽しみにしています！

　それでは不破さんの振りに答え、冬のオフの思い出についてお話します。
　私は冬のオフ中に、人生で初めての海外旅行に彩加と一緒に行きました。行き先は台湾で、3泊4日のツアーでした。初めての海外で分からないことだらけでしたが、彩加と協力したり、色んな方にアドバイスをもらったおかげで、とっても楽しい旅行になりました。中でも思い出深い場所は、三日目に訪れた九份です。
　九份は山を登ったところにある小さな町で、古き良き町並みが美しい、人気の観光スポットです。昔は九世帯ほどしか住人がおらず、肉や魚を食べる時には代表の一人が自転車で山を下り、「九人分」の食料を調達していた、というのが名前の由来だそうです。九份には多くの茶藝館があり、海を眺めながら、高山烏龍茶や東方美人茶などの台湾茶を飲むことができます。
　私達は、『千と千尋の神隠し』のモデルになったといわれる、「湯婆婆の屋敷」こと阿妹茶酒館に行きました。店内に入っても席は案内されず、台湾人は景色の見える好きな席を選んで座り、そこで何時間も過ごすそうです。小さくて可愛いお茶道具を使って自分でお茶を淹れ、お茶菓子と共に味わう時間は最高に贅沢でした。私達は30分ほどしか居られませんでしたが、半日そのまま過ごしていたいくらい居心地の良い空間でした。
　他にも、世界四大博物館の一つである故宮博物館に行ったり、忠烈祠で衛兵さんの交代式を見たり、十分で大きな天燈に願い事を書いて空に放ったり、たくさんの体験をすることができました。初めての海外旅行で台湾に行けて良かったです。彩加ありがとう。

　次は、台湾旅行前からの風邪が長引いている彩加です。薬が効いて早く良くなることを願っています。
　温泉とお惣菜屋でバイトをしている彩加ですが、12時間のバイトを経験し、温泉にお惣菜が浮かんでいる悪夢を見たというエピソードが印象的です。そんな頑張り屋の彩加には、二年生でやりたいことや目標を教えてほしいです。お願いします！