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リレー日記

黒澤逢世

投稿日時:2024/08/25(日) 00:26

うぃ、近藤です。



佐野ちゃんが合宿初日から生意気な可愛い顔を隣の部屋から覗かせて「リレー日記」と呪いの言葉を浴びせてきていたのですが、気付けば合宿終わってました。お許しあれ。



俐矢の質問に被せます。

さて、5年もお世話になった菅平ともお別れ。

嫌な思い出ばっかり残ってるけど、3年生になって人生初トライを決めた時がなんだかんだ1番嬉しかった。楽しい思い出と言えば恒例のBBQ。熱い漢達がバカ騒ぎ。毎年メンバーは違えど、これ以上楽しいものは無いね。



去年は行けなかった滝も行けたし。後悔なし。



何よりも2年連続合宿係として、大きいトラブルがなく合宿が出来たことは自分頑張った。色々な人に支えてもらった。ありがとう。足りんかったことあると思うけど、許してね。



OBOGの皆様、今年度も合宿を無事に終えることが出来ました。日頃からの御支援を含め、この場を借りて御礼申し上げます。



次のリレー日記はぴょんです。ぴょんの菅平生活で1番楽しかったこと、驚いたこと教えてください。















































ここからはシーズンに向けた掃き溜めです。文字として残すか迷いましたが、自分の為に書きます。ご容赦あれ。





3年ほど、思うように元気が出ない。



日が変わるまで店長と2人きりの居酒屋で働いて、それから近くの公園でパス練をして、希望を抱いて次の日を迎える。

チームに貢献することを夢見ていた1年生の自分。あの頃は真っ直ぐな眼を持っていた。



2年生になって、大好きな叔父ちゃんを亡くした直後に自分の癌疑惑を医者から伝えられ。部活も思うようにいかず。



以来心も体もイマイチ状態が上がらず。元気だった頃の影を追う日々。



3年間、色んな局面で心機一転、頑張れ自分、そう言い聞かせてきたけどホタルノヒカリでしかない。毎年元気な後輩を見て、先に進む同期を見て、嫌な感情が支配する。自分に夢中になるより他人を羨ましいと思う。醜くて仕方がない。



高校の編入に失敗した時、大学受験で失敗した時にあった「いや、もっとやれるし。落としたこと、後悔させたるから今に見とけよバカタレ。」



この負けん気は追憶の彼方へ。



面接官にも見抜かれ、「君には自信がない。」「君には毒がない。」と散々な言われよう。気付いたら就職先は無し。



計20万字。1年ちょい積み重ねた超大作の反省文は書籍化されることもなくデータの海に沈んだまま。結局「内定」の2文字に圧縮することが出来ず。



そうかぁ。ダメかぁ。頑張ったんだけどなぁ。



寝る前、食事中、遂には学校の行き帰りまで、感情が雨粒となり、溢れ落ちる始末。暫しお休みを頂きました。



今年の合宿。走っている時、宿にいる時、ひたすら過去のことがフラッシュバック。



「シーズン一緒に戦うよ。」「目標達成しましょうよ。」



折れかけの心に聞こえてきた聲が胸を穿つ。



自分以上にシーズン戦い抜くことを願って鼓舞してくれることが突き刺さる。

諦めない。投げ出さない。



あと数ヶ月。

一度は落ち続けた逢世さんも、最期は白無垢姿で終ったのだから。

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