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リレー日記

向上心とプレーオフへの挑戦

投稿日時:2010/11/12(金) 17:29

HPを御覧の皆様こんばんは、イタリア語科4年主将の伊東がお送りします。


僕は今、ラグビーが楽しいです。僕は元々(東京外大生としてはキ〇ガイじみたことに)、ラグビーをするために学校に通っていて、それでいて再起不能の怪我をしてしまって、実際にプレイしている時間なんてほとんどありません。それでもなお、ラグビーが楽しい。今この時期にラグビーのことばかり考えていられることが本当に幸せです。


このチームの目標はプレーオフ進出でした。プレーオフ進出の権利が4位から与えられるようになり、3勝すればいけるだろう、どこどこに勝てばいけるだろうと、頭の中で勝手に皮算用し、そしてICUさんと農工大さんの気迫の前に敗れました。
  

特に農工大さんはウチ相手に完璧に準備してきて、一方ウチは(認めたくはないけども)、春の国公立で勝ったことでの驕りを心の内からかき消せないまま臨んで、スコア以上の完敗を喫しました。



そんなこんなで春にボロ負けした海洋大さんに勝たなければ、プレーオフどころか、下位リーグとの入れ替え戦に臨まなければいけない状況に追い込まれました。海洋大さんに挑む準備はする一方で、芝浦工大さんのビデオを探し始めたのは今だから言える裏話です。


そして荒れた天候と相手のミスが、こちらの準備と気迫に加わって海洋大さんに勝ったのが2週間前です。あの感動と達成感を味わうために僕はラグビーをやってきたんだと、そしてあの感動が自分や仲間のラグビー人生の支えになるんだろうなと思えるようなゲームでした。


明後日、プレーオフが始まります。
目標に掲げていたプレーオフ進出は果たしました。でもまた腹の底から沸々ともっと良いチームを作りたい、良いラグビーをしたいという気持ちが湧いてきます。
これが本物の向上心なんだと、死ぬ気で目標を達成して、新たに見えてきたものに挑む気概こそが人間をさらに前に進めるんだなと、同期の森と話しました。

自分たちの頑張り次第でさらに成長できるチャンスがあること、本当に嬉しいです。それが出来ないチームもあるので。
東邦大さんはシーズン初戦とは別のチーム。僕たちはチャレンジャーです。でも東京外大もまた、進化しているはず。
明後日、このチームのベストゲームは海洋戦ではなかったといえるようなゲームをします。

ご精読ありがとうございました。次はみつあき君です!
東邦大戦に向けて何か士気の高まるようなことを。

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