東京外国語大学ラグビー部

リレー日記をご覧のみなさんこんにちは。今年度副務を務めることになりました、英語科アフリカ地域新3年の鈴木理彩です。

突然ですが、副務という言葉はスマホやパソコンの変換で出てきません。リーグの他のチームを見ても、副務という役職がなく、マネージャーの上級生にはマネージャー長という役職があったりもします。外大のラグビー部が、これまでどのような経緯で副務をマネージャーに与えてきたのかは分かりませんが、自分なりにこの役目とどう向き合っていけばいいか考えました。私が今年度副務として大事にしたいのは、マネージャーを引っ張っていくことだけでなく、プレーヤーに負けないくらい勝ちたい気持ちを持つこと、プレーを知ること、そして幹部のみなさんが目指すチームづくりに貢献することです。そのために今年一年も努力していきたいと思っています。みなさんよろしくお願いします。

周平くんからは椎名林檎の一押しナンバーとのことでした。勝手に歌詞と共にトップ3を発表します。

第三位 人生は夢だらけ(椎名林檎)
「きっと違いのわかる人は居ます そう信じて丁寧に拵えて居ましょう」
勇気をもらいます。

第二位 キラーチューン(東京事変)
「贅沢するにはきっと財布だけじゃ足りないね」
人生のモットーにしたいフレーズです。

第一位 閃光少女(東京事変)
「写真機は要らないわ 五感を持ってお出で」
インスタ映えが全てではないのです。

次は泰亮です。オフ明けからの練習の意気込みとトップリーグの一押し選手を教えて下さい。

　
　こんばんは。ペルシア語安達です。納会には参加致しませんでしたが、本年度内務を務めさせていただきます。皆様よろしくお願い致します。
　自分はくじ運に強いはずなのですが、春休みの外部グラウンド利用のくじ引きに大連敗を喫しています。どうもすみません。
　
　誕生日が同じ。高校の出身県が同じの仲良し大家くんのふりに答えます。
ｓあ
　まずは今年度の抱負です。
　目指す選手像にむけて、目標は沢山あります。重視したいのは、攻撃の引き出しをたくさん作る。フィットネスを高める。ケガとうまく付き合っていく。の三点です。
　昨年は非常に多くの試合に出して頂き、かつのびのびと自由にやらせていただきました。そのような中でいくつか抜ける場面があり、トライにつながったもの、つながらなかったもの様々あれど自分として自信のもてるプレーがありました。しかし、一度大きなゲインを切ったサインプレーが同じ試合で再び有効に使えるとは限りません。自分はこの一度抜けた後に次にどのように仕掛けるかというところでいつも迷います。ここをスムーズに決断できるようにすること。そして、自分のウィークポイントのひとつに、抜きに行くときに、相手とのすれ違いざまを狙うしか勝ち目がほぼないということです。相手の守備の立ち位置を思ったところにするために自分の立ち位置を工夫しても相手がそれにのってこないこともたくさんあり、そうするともうあいてに真っ向からあたりに行かなくてはなりません。そのような場合にいかにゲインをきるかという工夫もしていかなくてはなりません。
　フィットネス不足を最も感じたのは春の東大戦です。序盤は非常に接戦だった記憶があります。接戦になるとディフェンスは何度も左右を移動します。フィットネスが足りないとだんだんそこで集中力がきれてきて守備の精度が落ちます。前半は僅差でも後半に失点を重ねるチームにも言えることではないかと思います。もうすぐまた東大と試合ですので走り続けたいと思います。
　そして、ケガについては処理をめんどくさがらない、と、痛みがある箇所の筋力を落とさないよう工夫する。ということです。スタッフの方々よろしくお願いします。めんどくさがらないように気を付けます。
　
　それでは旅日記に移りたいと思います。
　夏は僕はこの二年間高速のサービスエリアの端っこで画用紙を掲げたり、知らない人の車に乗って遠くに連れて行ってもらうということをしていたのですが、この冬はわんさんと台湾で珍道中を経験してきました。その時のハイライトを報告したいと思います。
　・台湾人になってしまった。
　　これはもう多くの皆様がご存知かと思いますが、初日の深夜、怪しげな路地を抜けていくとそこには一軒の床屋が佇んでいました。一見すると非常に趣のある構えです。その雰囲気にもうわんさんはダンディな男になることを決意。そして僕にもダンディになるよう迫ってきました。当然僕は断固拒否。わんさんの熱い説得。この時間非常にながいこと。しかし最後に「俺がしっかり説明するから大丈夫」の一言を信じ、髪に刃を入れることを決断しました。しかし、、、終わったとき僕の瞼からは冷めた涙が流れ落ちたのでした。
　・LGBTfriendryの洗礼を受ける。
　　台北の街を駆け抜けた深夜に宿のホステルに戻ってきた二人。受付には我々が日本人だと知って興奮している台湾人が二人。彼らから熱い質問攻めに。言葉のわからない僕はもう寝たくて仕方がありません。数時間カウンターで話し込んだ後、かれらが「じゃあ、、」といいかけ「ようやく布団に」と思ったものの「そこの椅子でもう少し話そう」となったとき目の前が真っ暗になりました。そして結局明け方までつづき、僕はなんとか４時頃布団にありつけましたが言葉のできるわんさんはいつまで一緒にお話を楽しんでいたのでしょうか。そして衝撃の後日談があり、あんなに頑張っていたわんさんとは対照的に、言葉もわからず疲れはて、ついつい「スイッチ切れの安達」になり早く戦場から離脱した僕の方に帰国後にSNSにてハートなどを織り交ぜた熱い連絡が来ました。わんさんのほうには来ていないそうです。そしてわんさんから彼が男の人が好きそうだったという旨の一言をいただき、また僕の目の前に闇が降ってきました。
　・名指圧師
　　台湾最後の晩、残ったお金を使い切るためとある足つぼマッサージを受けました。そこで「右足は少ししこりがあるけど、左足は特に問題はなさそうね。」といわれました。左足といえば僕の手負いの足です。もしかしたら普段練習後に名指圧師に施術を受けていたからかもしれませんね。ともこさんありがとうございます。

　以上が冬休みのわんさん安達の台湾珍道中記でした。わんさん連れてってくれてほんとにありがとうございました。髪型に落ち込んでいたけど怒っていたわけではありませんすみません。

　非常に長くなりましたが、次は新副務のりさです。幹部なので難しいかもしれませんが一応抱負をおねがいします。そして、生粋の椎名林檎マニアと聞いて僕は少し興奮気味なのでりささんの一押しナンバーを教えてください。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それでは失礼します。火曜から練習頑張っていきましょう。

 こんにちは。ロシア語科次期3年の大家健太郎です。今年度より外務を務めさせていただきます。宜しくお願いします。納会でも話しましたが、ラグビーのスキルを上げるには試合が一番いいと思っています。今年度は試合や合同練習を多く組む予定です。みんなで強くなりましょう。



 ゆうきさんの振りに答えます。１つ目、受験生へのメッセージですが、受験生にとって一番大事なことは体調管理だと思います。どれほど勉強してきても本番に実力を発揮できなければ悔いが残ると思います。残り後少し、体調を壊さないようにしましょう。自分を追い込むのもいいですが、たまには息抜きも必要ですよ。あとは自分がやってきたこと、やっていることを信じるだけです。今まで皆さんが一生懸命やってきたならきっと大丈夫です。やるだけやったらもう後は自分を信じるだけです。本番でベストなコンディションで臨めるように健康に気をつけながら、あと約1ヶ月走り続けましょう。応援しています。



 ２つ目、今年のラグビーへの意気込みですね。

新チームになってすぐのミーティングでも少し話しましたが、早めに自分の武器を見つけます。そしてそれに磨きをかけてシーズンでの必須プレイヤーになります。あと体づくりはもちろんのことですね。



 最近、やっとラグビーを見るようになりました。正直今までは神奈川の高校ラグビーしか興味がなかったのですが、多くの試合を見ることで勉強になります。ハイライトを見るだけでも違ってくると思います。僕が注目しているチームは慶応大学です。中でも印象に残っているのは立命館との試合です。試合を見ていて、慶応大学のスタイルは僕たち外大ラグビー部に合っているのではないかと思いました。慶応は非常に基本に忠実です。特に難しいことはせず、ただシンプルにシンプルに攻めています。キャリアが相手のタックルをずらし、一歩でも前に進もうとします。そしてそこに素早いサポートがよります。慶応がやっていたことはこれだけです。しかし、これを継続させることによってマイボールをキープし、敵陣でプレーし続けることができます。立命館は慶応よりもひとまわり体が大きいようでしたがだいぶ苦戦しているように見えました。この試合には僕たちがシーズンで海洋や学芸など体の大きい相手と戦う時にすべきことの見本があります。見てみてください。



次は周平です。周平にも同じようにラグビーへの意気込みをお願いしようと思います。あともう一つ、周平といえばオフに旅に出ることで有名です。この冬オフでは旅に出ましたか？

　みなさん、こんにちは。更新が遅れてしまい、申し訳ありません。今季新歓隊長を務めますスペイン語科次期四年の伊藤です。よろしくお願いします。
 
    主将の木和田を始めとして、これまでリレー日記を更新してきた四人は、これからのチームの方針を形作り、引っ張っていくリーダーになります。それに対して、私や、この後に日記を更新する部員は、チームの土台を固め、彼らが決めた方針でうまくやっていけるようにするのが主な役割になると思っています。例えば新歓隊長は、多くの新入生にラグビー部の魅力を知ってもらい、入ってもらうということで、新たな風を吹き込み、今年のチームを活性化させることに繋げることが大きな仕事になります。現に去年入ってくれた新入生は皆、チームにいい刺激を与えてくれただけでなく、次年度の主力として実力をつけ、チームを支えられる存在になってきています。今年も、新歓や様々な催しを通して、多くの新入生にラグビーに魅力を感じてもらい、ともに成長していきたいと思っています。ラグビーってどんなスポーツだろうって興味をもってくれた人、大学でやりがいのあることに挑戦的したいと思っている人、大学４年間で人間的にも体格的にも成長したいと思っている人は一度ラグビー部の新歓に遊びに来てみてください。熱いプレーヤーとかわいいマネージャーが待ってますよ。
 
    ここで、森川のふりに答えたいと思います。ラグビーへの思いや受験生へのメッセージを自由に語ってくださいとのことですが、新歓隊長としてのラグビーへの意気込みは上に書いた通りです。プレーヤーとしては、最後の年なので、やはり悔いのないようにプレーしていきたいです。これまでの三年間は人数が少ないときの穴埋め要員でしかありませんでした。去年の最後の練習試合でも、スクラムが自分のところから押され、セットプレーのアタックが機能していませんでした。そこを強化し、プロップのスタメン、或いは控えとして、前後半で入れ替えられる選択肢として名を連ねるのが今年の目標です。ラグビーは、体格や技術の差がそのまま試合結果に表れる、下剋上が起こりづらいスポーツだと言われています。しかし、事前に明らかに差があるだろうな、と思っていた試合でも、終わってみたらいい試合になっていたり、あるいは下剋上が起きたりすることがあります。そういった試合は、事前にコーチやプレーヤーが対策を準備していたことも大きいとは思いますが、観客として見ていると、プレーヤーの気迫が違うと感じます。この「気迫」という言葉は、練習や試合後に自分たちに足りないものとして挙げられることがありますが、これはただ気持ちだけの問題ではありません。自分たちがこれまでどれだけラグビーに時間と努力を費やしてきたか、どれだけ想いを詰め込んできたか、どれだけ自分に妥協せずにこれたか、そういったことの積み重ねがプレーだけでなく、気迫として、負けられない、勝つという気持ちに表れるのだと思います。遼の言葉を借りますが、ラグビー部の各人のラグビー部に対するコミット具合の低さが、そのまま気迫の無さに結び付いていると思います。変わりましょう。
 
    先日、三重県の伊勢大社や京都の寺社仏閣にお参りをしてきました。このタイミングでのお参り、というと受験生や部活の成功を祈願してきたのかと思われがちですが、違います。これは自分の恩師を受け売りなのですが、神社やお寺というのはお願いをするところではなく、自分の目標を宣言し、その結果を報告する場なのです。いくら神様や仏様にお祈りしたところで、自分からなにも動かなければ何も起こりません。彼女をくださいって祈っても空から女の子は降ってきません。ラグビーが強くなりたいと願ってもなにもしなければひょろひょろになるだけです。合格を祈っても何も勉強していなければ答案に答えすらかけません。物事は、自分から行動して初めて達成されるのです。寺社仏閣は、その行動の結果が、少しでも良い方向へ繋がるように、ほんの少しだけ後押ししてもらう場である、というのが私の考えです。だから今年も、自分の行動が少しでもいい結果に結び付くように、とだけお祈りしてきました。受験生の皆さんも、神頼みしている暇があったら勉強しましょう。今までの努力と、これからの２週間ちょっとの努力が、結果に結び付きます。合格を勝ち取るのは、偶然といった他の何かではなく、自分の力なのです。国公立の前期試験まであと少し。受験生の皆さん、頑張って下さい。
 
    ちなみに僕は受験生のとき、その恩師の言葉を忘れて、学問の神様である湯島天神と家の回りの神社三ヵ所に、外大合格外大合格外大合格と必死にお祈りしていました。
 
    次は大家のけんたろうにまわします。受験生へのメッセージと今年のラグビーへの意気込みをどうぞ。