東京外国語大学ラグビー部

どうも、リレー日記ファンのみなさん、ご無沙汰しております。
東京外国語大学ラグビー部5年の阿部が最後の日記を書かせていただきます。


表題の通り、トップリーグが開幕して、サントリーが開幕戦です。
森川・青木・畠山・辻本・真壁・西川・佐々木・ツイ
流・ピシ・江見・小野・村田・長友・松島 ベストメンバーですよ！
僕はサントリーが勝つ方に10000円かけてます！！笑
注目は、2013年シーズンで活躍していた西川とW杯までキャプテンを務めていた村田
最も注目しているのは流大です。先日の神戸製鋼とのプレシーズンマッチでは、流がはいった途端に流れが変わりました。笑 確か3トライを立て続けに奪ったと思います。
もちろんW杯メンバーの畠山・真壁・ツイ・ピシ・小野・松島にも期待です。
JSPORTSで観戦する予定なので、いい試合であることを楽しみにしています。


さて、前ふりは以上にして、さっそく本題に入りましょうか！
昨年に引き続きなのですが、今回はかなり引退した実感があります笑
なぜなら、もう外語大ラグビー部のリーグ戦には出場できなくなったからです。
非常にさびしい想いがあります。



言いたいことは2つだけです。
嬉しい経験や悔しい経験を忘れないこと。
勝つためにラグビーをやっているということ。
の2つです。


僕は本格的に2年から試合に出てるので、実働4シーズンです。
しかも80分フルでリーグ戦全試合に出ています。
怪我を押して出た2年のシーズン、まあまあ戦力になっていたであろう3年のシーズン、主将としてチームを率いたシーズン、そして北里大に勝った今シーズン。
どれが一番とかはあまり思いませんが、とにかく今年の北里戦の石黒のジャッカルは一生忘れられないプレーになりました。
チームとして嬉しい経験も悔しい経験も積んできましたが、個人的にも嬉しい経験・悔しい経験を積んできました。
一番嬉しい経験は2年のシーズンの東邦戦での初トライですかね。
後半のいい時間に一時的な逆転トライを奪えたのが思い出です。
悔しい経験は、2年の海洋戦でパスを取らなかったことです。（引退のときに話したやつね。）
「お前にはもう放らない」と市園さんに試合中に言われたことが、今でも僕の成長の原点です。

あの嬉しい経験をもっとしたい、あんな悔しい経験、想いはしたくない。
これが僕がラグビーをがんばれた理由です。
後輩のみんなにも、どんどん試合に出て、うまくいったプレーやうまくいかなくて悔しいプレーをいっぱい積んで、すごいプレーヤーに成長してもらいたいです。
俺を追い抜けるくらい頑張ってくれ！笑



もう一つは勝つためにラグビーやっていることを常に意識しよう！
外語大まできて、ラグビーをやる理由は様々あると思いますが、 試合に出て、身体張るのは、勝つためなはずです。
もちろんチームに迷惑をかけないためにも身体を張らなければなりませんが、 本当の目標は勝つことだと思います。
現在、部員も数がいる割に強くなっていかない現状があると思います。
全員が勝ちにこだわる集団になることができれば、もっと強くなると思います。
中田主将を中心にそのあたりをがんばってください。
ラグビーに青春をかけるのも悪くないと思うぞ！



だいたい書きたいことは終わったのですが、最後に僕の秘密を皆さんに教えて終わりにしたいと思います。
自分でもすごいなと思うのは、練習に対するモチベーションが常に高かったことです。
ちなみに、練習をやりたくないなと思ったのは2回だけでしたが、大好きなコンタクト練習が始まったら、練習をしたい気持ちに切り替わりました。
なぜここまでモチベーションを高めることができたかは、「好きだから」だけではなく、「目的意識を持って練習に臨んだから」です。
日々の練習でついていくことで精一杯になってしまうのは仕方がないことですが、その中で主体的にどうやったらうまくなるか考えながら練習していました。
上級生からのアドバイスはすぐに大胆に変えて、そのことについては上級生から指摘を受けないようにして、また違うポイントで指摘されたら、先ほどのこととそのことへの指摘を受けないように変えていきました。
ポイントは大胆に変えることです。
ちゃんと伝わっていますということがアピールできるし、だいたい大胆にやっても足りないくらいなので、大胆にやってオッケーです。
それをやれば、また違う指摘が飛んできます。どんどんうまくなれるチャンスが増えてきます。
そうやって練習に取り組み、できることを増やしていきました。
今、いろんなことを指導されることがあると思いますが、大胆に変えてアピールをしていきましょう！
試合にも出れるかもしれんし！


上級生になってからは、とにかく後輩を育てたいというモチベーションでがんばりました。
後輩の力なくして、勝利はないと思っていたので。
今年のシーズンは理至や聖峰をはじめ、大湯や不破のがんばりを見ることができて、本当にうれしかったです。
やっぱ勧誘した選手が活躍している姿を見るのは、うれしいもんです。
後輩のみんな頑張ってくれ！



最後に、今シーズンも外語大ラグビー部で試合に出ることができて、本当に幸せでした。 受け入れてくれた4年生をはじめとした、プレーヤー・マネージャーのみなさんありがとうございました。
理不尽なことは一切していないと自負しておりますが笑、不尽なことを受けたことを受けた後輩の皆さん方、すみませんでした。
セクハラを受けたりや泣かされたりしたマネージャーのみなさん（OGさんも含みます）、すみませんでした。
心より反省しております。
これからはデリカシーの無さ・コンプライアンスに気をつけてまいります。


本当に最後になりますが、OB会長をはじめ、川西さん、監督、僕を勧誘・ご指導して下ったOB・OGの皆様、有形無形のご支援本当にありがとうございました。
これからはOBとして、外語大ラグビー部を支えていければという所存でございます。
今後も会社のラグビー部でバリバリ現役を続けていくつもりです。
今後とも宜しくお願いいたします。


長くなってすみません。
まずは納会で暴れる準備をするので、現役のみなさんがんばってね。（ちなみに本日朝練に参加して、早速足首を痛めました。納会までに完治させます。）
期待しています！


ん、風の音が聞こえるな？
次の日記頼んだぞ！



2015年11月13日（金）
阿部浩基

　リレー日記をご覧の皆様、こんばんは。マネージャー3年の勘代裕子です。とうとうこの引退日記を書く日が来てしまいました。引退する人はこんな日記をかく制度があるのか！と感動したのが昨日のようです。もう2年前ですね。そもそも自分が引退する時が来るなんて、信じられませんでした。時がたつのは早いものです。

　さて、そんな私も、先日のICU戦で引退を迎えてしまいました。今シーズンずっと感じてきたことは、自分、そしてチームは全てこのシーズン、この試合のためにあるんだ、ということです。当たり前のことかもしれませんが、この2年半の中で、今年は最後ということもあり、とても強く感じました。雨でも、暴風でも、すごく暑くても、寒くても、眠くても、遊びたくても、それでも、今まで何度も練習を重ねてきたことは、全部最後のシーズンのためにあるのです。勝って喜びを味わえるのも、負けて悔しいと思えるのも、練習を乗り越えてきたからこそのものだと思います。今シーズン、一つ一つの試合で感じた喜び、悔しさは私にとって、かけがいのないものとなりました。これからも皆さんが練習をつづけていくにあたって、きっと、さまざまな壁にぶつかると思います。自分にとってラグビーをする意味、外大でラグビーをする意味、マネージャーをする意味、いろいろ考えてしまうこともあるでしょう。投げ出したくなる時もあるかもしれません。けれど、それでも乗り越えて、辿り着くことのできた最後は最高のものです。続けてきた人にしか味わうことが出来ないものは絶対にあります。これから新しいチームとして活躍していく皆さんが、来シーズン、チームみんなで最高の喜びを味わうことができるよう、心から応援しています。

　そして、私の2年半は感謝の気持ちでいっぱいです。自分をラグビー部に導いて下さった先輩方をはじめ、本当にたくさんの方々に支えられて引退を迎えることが出来ました。特に最後の1年、副務、マネ長を務めることができたのも、皆さんのおかげです。決断力に乏しいすっとぼけた私を懲りずに支えてくれた同期マネの2人、それでもついてきてくれた後輩マネの4人、チームを引っ張ってくださった先輩方、いつも笑顔にさせてくれた同期、そして素直な後輩のみんな、本当にありがとうございました。私の気持ちは、こんな一言ずつでかたづけれるような大きさではないのですが、ちょっときりがなくなってしまうので自粛しておきますね。また、ラグビー部をいつも支援してくださっているOB・OGの皆様にも、この場をお借りして感謝を伝えられたら、と思います。部報担当や副務として、OB・OGの方々と関わらせていただく機会も多くいただき、皆様のご支援があってこその私たちであると常に感じました。お会いしたり、メール等でご連絡させて頂いた際には、いつも温かい励ましの言葉をかけて頂き、とても励みになりました。今後も、変わらずラグビー部を見守っていただければ幸いです。宜しくお願いします。


　ラグビー部のおかげで、とてもたくさんの素敵な人と出会い、多くを学び、感じることが出来ました。私にとって、かけがいのない、幸せな2年半でした。

　これからもラグビー部のことをずっと応援しています。ありがとうございました。


2015年11月13日
勘代　裕子