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リレー日記 2021/2/22

実家に帰りました

 written by 平戸 陽介 投稿日時:2021/02/22(月) 12:29

ドイツ語科5年の平戸です。

復帰した感想としては、BKという新たなラグビーの経験をさせてもらったことに感謝しかありません。

ありふれたことではあるものの、後輩たちに自分が大切にしてほしいこと2点伝えたい。

成長の場、試合勘の2点である。

自分が復帰した主な目的としては、東京外国語大学ラグビー部に成長の場をもたらすことだった。

自分が4年の際に自らの成長スピードが一気に落ちたように感じた。その要因としては、身近な環境に目標がいないということであった。1~3年においては同じポジションを務めていた中田さんを目標として練習してきた。(中田さんは1年-4年の関係で、自分が3年の時に復帰)特に自分の強みとなったヒットに関しては中田さんを常に目標としていた。その存在も4年になる頃にはいなくなり、強くなるためのモチベーションを保つことが難しかった。学芸大学の選手を目標としてきたものの、実際にシーズンまで対峙するわけでもないので難しいものであった。やはり人は身近な存在が重要だと感じていた。

そうした考えがあったため、5年目に復帰した。それからは練習のお手本、対峙したくない相手となれるように励んでいた。5年目で特に成長の場を感じたのはフィットネスを挙げる。秋山とよしひこと近くでガゼルをしたのはお互いに切磋琢磨する成長の場を感じた。秋山にはなんとかして勝とうと走り、よしひこには負けないように最後の数歩を意地でも走った。いつもなら少しセーブして走るものの、この時はセーブする余裕もなく走った。けれども、身近に負けたくない相手がいるからこそ、全力を出しきることができ、その結果が自分の試合のフィットネスに生きていたと感じた。フィットネスに限らず、こいつには負けたくない、勝ちたいとお互いが思って切磋琢磨できる成長の場を作り出していってほしい。



2点目は試合勘を大切にしてほしい。その試合勘を養う方法としては、やはり試合をすることだと考える。試合前のシミュレーション、試合、試合後の反省。このサイクルを回すことが、試合勘を養う一番の近道なのではないかと個人的な経験から考える。シミュレーションを行うことは、試合の動きを良くするだけでなく、試合に入る上での精神安定剤としての役割も果たすと考える。高校までサッカーでキーパーをやっていた自分にとって、ミス一つで試合の勝敗を決めるプレッシャーと常に戦っていた。試合に臨む上で不安を持って入った試合は良くないプレーをすることが多かった。短期間でプレー自体の不安を取り除くことはできないものの、試合で起こりうるプレーを前もって想像しておくことで、その不安を軽減することはできた。そのため、試合前のシミュレーションはやっておくべきだ。

そして試合をして大切になることが反省である。ごく当たり前のことではあるものの、この反省が練習、次の試合に本当に生きてくる。自分が関与したプレーはその行為が最適だったのかをワンプレー毎に考えていた。そして上手くいったプレーの再現性、上手く出来なかったプレーの改善を課題として練習で取り組んでいた。

試合だけでなくても、練習においても自分の良かったプレーだけを観るのではなく、悪かったプレーをどうすればよかったのか、また良かったプレーもどうすればよりベストなプレーに近づけたのかを考え、次回の練習に繋げっていってほしい。そうした積み重ねを経ていくと、この場面においては、こうしたら上手くいくだろうなといった感覚が得られていくはずだ。その感覚を大切にしていってほしい。


最後に、ラグビーをできた5年間楽しかったです。ありがとうございました。

2021年2月22日 平戸陽介

でぇ感謝

 written by 武田 敦之 投稿日時:2021/02/22(月) 09:54

更新遅れて申し訳ございません、フィリピン語科6年の武田です。

まずは、復帰する私を快く受け入れてくれた後輩たちに感謝を述べます。私は復帰したい気持ちがあっても、ごちゃごちゃと余計なことを考えて最後の一歩を踏み出せずにいました。そんな中、後輩たちに「やりましょうよ」と声をかけてもらい、とりあえず練習に参加してみて自分の気持ちは決まりました。ラグビー自体の楽しさはもちろん、辛いフィットネスを乗り越えた時の心地よい疲労感と達成感、明るい後輩たちが作る部の雰囲気、練習後の飯、全てが最高でした。

僕は4年間でできなかったことばかりで、心残りがたくさんありました。迷いながらも復帰したことで、そのうちのいくつかをすることができました。色々なスキルを身につけて自分の成長を楽しむというのはスポーツの醍醐味だと思います。最後の1年間でそれをできたのが本当によかった。僕の同期3人は最後の学生生活をラグビー部以外の活動に使い、それはそれで楽しそうでありましたが、僕自身は最後の学生生活をラグビー部に捧げることができて大変満足しております。

復帰を受け入れてくれて本当にありがとう。

現役のみんなは素晴らしい能力を持った人たちばかりなので、僕からあげられるアドバイスはありませんが、ひとつだけ言えることがあるとすれば、難しい1年間を乗り越えた自分たちをもっと誇ってあげてください。

みんなは先輩たちが誰も経験したことのない非常に難しいシーズンを経験しました。活動停止している間も、自分たちで工夫して成長する方法を考えて、各々が逃げずに自分を律して努力し続けてきたのだと思います。だからこそグラウンドでプレーができなくても、春よりも成長してグラウンドに帰って来れたのだと思います。みんなは平然とやってのけましたが、これは誰にでもできることではありません。自分を誇りましょう。
その姿勢を大切にこれからも頑張ってください。

2021年2月22日 武田敦之
 

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