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リレー日記 2012/12

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良いお年を!

投稿日時:2012/12/31(月) 18:36

 リレー日記をご覧の皆様こんばんは、これで引退のリレー日記も最後となります、昨年度主将を務めましたスペイン語科の市園です。市薗ではありません、市園です。F5キーを連打していた皆様、大変お待たせしました。
 皆さんの粋な計らいにより、今年最後である大晦日に執筆することとなりました。年末に前主将が書き、年始に新主将が書くということで、何とも区切りが良いと言えるのではないでしょうか。
 言い訳です。すみません。

 
 

 正直ここまで来ると、書きたいことは既に書かれてるわ、引退時の気持ちは忘れつつあるわ、引退したのに腰の痛みはひどくなるわ、体重は既に6kg痩せるわで、あまり心に響くような文章は書けそうにもありませんが、最後までお付き合い下さると幸いです。

 
 
 

 私が大学に入学した当初、というよりも、高校でラグビー部を引退してからというもの、もうラグビーをすることはないだろうなと考えており、大学でラグビー部に入る気はさらさらありませんでした。
 
 
 

 しかし、一旦外大ラグビー部に私が高校でラグビー部だったことが知れると、毎日昼食、夕食前に電話がかかってきてご飯をご馳走してもらうことになってしまいました。そして、こんだけ奢ってもらったんだからラグビー部に入らないと申し訳ないと思わせる、という鬼畜がなせる所業をもって、この外大ラグビー部に入部することに至り、気づけば主将まで務めていました。あのとき身銭を切って私を入部へと導いてくださった先輩方、ありがとうございました。

 

 個人的にこの1年間を振り返ってみると、とても充実していたなと思います。引退後の廃人のような生活を振り返ってみて尚更、とても充実していたと思います。
 しかし、楽しいことばかりではもちろんなく、辛いこと、面倒なこともたくさんありました。特に日々の練習では自分が課しているから当然なのですが、きつい練習を率先してやらなければならない、部員の中で一番ハードな練習をしなければならない、というのは、とても辛いものがありました。皆もよくついてきてくれたと思います。本当にありがとう。(ま、俺が一番練習頑張ってたけどな。)主将という立場上、ラグビー以外のことで悩まされることもありました。上〇が、新歓中に部費の財布なくすとか、田〇と一緒に学生課に謝りに行くとか…
 
 

 部員の皆に対して、海洋に勝つことばかりを考えて、それ以外のことが疎かになってしまった気もしますが、個人的には人間的に大きく成長できた1年間であったと思います。皆のおかげです。皆もこのラグビー部を通じて大いに人間的に成長することを願います。
 また外大ラグビー部での4年間を終え、計7年間のラグビー生活を終えてみると、改めてラグビー部に入ってよかったな、ラグビーって素晴らしいスポーツだなと思います。
 それはやはり、ラグビーを通じて様々な素晴らしい人々と出会え、一生ものの友人を数多く得ることが出来たからで、それはラグビーというスポーツが自己犠牲の上に成り立っているからだと思います。
 
 後輩の皆はこのような素晴らしいスポーツをプレイしていることを誇りに思い、素晴らしい人脈を築いていってください。


 最後になりますが、私に関わってくださった皆様、外大ラグビー部に関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。同期の皆は4年間ありがとう。特にこの1年間、支えてくれて本当にありがとう。
 そして、両親。これまで好き勝手生きることを許してくれてありがとう。恩返しは社会人になるまでもうちょっと待ってください。それまでは、もうなくなりかけているすねをかじらせてもらいます。
 ではこれをもって、第83代ラグビー部のリレー日記を終わらせていただきます。最後までお付き合いくださりありがとうございました。

 
 

 次は岡本新主将です。あとは頼んだぞ!俺らを成績を超えてくれ!(出来るもんならな!)
 

メリークリスマス!

 written by 水黒 陽 投稿日時:2012/12/25(火) 17:33

リレー日記をご覧のみなさん、メリークリスマス。
ロシア語4年、副キャプテンを務めました、水黒です。
 
マヤ暦最後の日までには更新しなければ、主将副将の引退リレー日記を残して地球が滅びてしまう・・・!とはわかっていましたが、地球は滅びる事なく、今年もクリスマスを迎えられました。お待たせして申し訳ありません。寒さで風邪気味ですが、最後のリレー日記を書きたいと思います。
 
宿敵海洋に敗れて引退してから、もう1カ月以上経ってしまいましたが、今シーズンにおける市園キャプテンの下での練習は本当にきついものだったなぁと振り返って思います。宿敵である海洋打倒のために市園が用意したのは、時には10本を超えたランパスとタテコン及びガッチフット。徹底したフィットネス強化と実戦経験を積むための激しいコンタクトを彼はチームに課しました。このスタイルはプレーオフ前という最後の最後まで貫き通されました。本当によくついてきてくれたと思います。(特に1年生はスゴイ!!)
まさか自分が幹部になった代でここまでボロボロになるとは思ってもいませんでした。副キャプテンとして市園にできないことをしなければならないと自覚していたのに、自分自身が練習についていくことに精一杯で、周りを盛り上げる余裕もなく、副キャプテンとは名ばかりだった、と自責の念が絶えません。どんなに苦しくても盛り上げる事に徹してくれていた同期や現役OB、後輩の存在は本当に頼もしく、申し訳なさと同時に感謝の気持ちで一杯でした。
厳しい練習に徹した今シーズンでしたが、海洋を倒すという目標を達成する事はできませんでした。このことは僕の人生で一生悔しい思い出として残る事は間違いありません。これはとても残念なことだと思います。来年がある後輩諸君には絶対に教訓として刻みこんでいてほしい。あれだけ肉体的に追い込む練習をしたのに、目標としている相手に2回連続1トライ差で負けてしまう。同じような思いをしてほしくはありません。今シーズンの結果は今後へのヒントになるはずです。ランパスで追い込み、タテコンで実戦経験を積む他にまだしなければならないことがある。その方法論は岡本キャプテンの下見出してくれることでしょう。是非、僕にできることがあれば手助けしたいなと思っている次第です。
 
ラグビーは気持ちのスポーツです。努力と経験を積めば、それなりの選手にはなります。少なくとも僕くらいの選手には絶対なれます。僕は野球少年でしたが、血マメが破けるほど素振りをしたり、バッティングセンターに通い続けてもろくにヒットが打てませんでした。野球は努力しても報われませんが、ラグビーは違います。僕は中3からラグビー部に入りました。全くの初心者であり、当時の身長は160センチあるかないかというチーム最小でしたが、勇気を出して相手の足元に飛び込めば大きい相手でも止める事が出来ました。もちろん、体が大きい選手に狙われてハンドオフ一撃で青天したこともあります。その時は悔しくて泣きそうなりましたが、それでも練習に打ち込めば打ち込むほど、自分のプレーは広がっていきます。本当にいいスポーツにめぐり会えました。体が小さかった時に得た、努力は裏切らないという自信が原点となって未だにラグビーをやめられずにいます。皆さんはラグビーにこだわれる理由を持っていますか?
 
僕は来年も大学に残る身です。外大らしく未経験者が多い、新しいチームに対して、できるだけのサポートはしたいと思っています。どんどん僕を練習台に使ってください。今の3年生には今シーズン本当に助けてもらいましたし、彼らの成長を肌で感じたので、その分サポートできる事はしたいと考えています。できるだけグランドに顔を出して、来年の4月か5月には・・・って感じが理想ですね!
 
来年もプレー続行が濃厚で、今後とも大好きなOB・OG諸先輩方、フメロ整骨院、川村さん、木村さん両トレーナーにはお世話になると思います。後輩たちの面々も変わることはないでしょう。けれども引退ということで、これまで共に成長してきた僕を含め同期の7人はそれぞれの道を歩むことになります。1年生のころから一人も欠けることがなかったことは本当に誇らしく、個性派ぞろいで、一方マネさん込みで集まっても動物園と化してしまう我が同期にはしばしば置いてかれた感が否めませんでしたが、いざ解散してしまうとなると寂しいです。面白い仲間に出会えました。本当にありがとう。
 
本当に遅くなってすいませんでした、高力もカンカンでしょうが、ついにオオトリ、外大ラグビー部の宝、我らがキャプテン市園先生にバトンを託したいと思います!乞うご期待!

水黒 陽
 

マネージャーに求められること

 written by 渡辺 萌 投稿日時:2012/12/18(火) 19:18

イタリア語科3年マネージャーの渡辺萌です。
引退してからすぐに留学に来て、もう1ヶ月が過ぎました。
本当に間がなかったので、生活の切り替えは意外とスムーズにできました。
想像していたより遥かに聞き取れない、うまく伝えられない言語の壁、10個以上あるのにたいてい2~3個しか窓口が開いていないため、常にどこもかしこも長蛇の列。
引きこもりたくなることも多々ありましたが、多くの人に支えられ、なんとか今日も楽しく生きています。
日本での生活はどんなに物事が滞りなく進んでいるかを実感しましたし、何より両親を始め、日常生活においてどれほど多くの人と関わり、支えられて生きてきたのかを痛感する日々でもありました。
そんな日常生活の大切な一部であったラグビー部での思い出、そして今の思いをローマから少しでもお伝えできればと思います。
まとまりのない文章ですが、お付き合い頂ければ幸いです。


私はもともと自分はスポーツをするのが好きだったので、入学当初はラクロスをやろうと考えていました。しかし同期が20人ほど入部してゆく様子と、「何か自分が考えている『部活』と違う」という思いから入部をやめました。
この時私のなかで、「大学生活どうしよう…」という大きな不安が渦巻いていました。
そんな時、高校時代の友人に誘われてラグビー部の試合を見に行ったのが、ラグビー部に出会ったきっかけでした。
正直ラグビーというスポーツは「前にパスをしてはいけない」ということしか知らず、あまり興味もありませんでしたが、そこには私の思い描いている「部活」がありました。
どうせ何かをやるならしっかりとした上下関係や規則、何事にも全力で取り組む仲間が欲しいと思い、入部を決意しました。

1、2年生の間は先輩方がやっているようにやらなきゃ、と思っているうちにあっという間に時が過ぎてしまったように思います。考える前にやらなければいけないことがあって、それを追いかける毎日でした。
もちろん悩んだことも、泣きながら先輩に相談したことも数えきれないくらいありました。

しかし、部活について一番考えるようになったのは、やはり最高学年になってからの1年間でした。
私が考えていたこと、それは「マネージャーの存在理由」でした。
このように書くとネガティヴに聞こえるかもしれませんし、3年生になってまでどうしてそんなことを、と思う方もいるでしょう。
私たちは紛れもなく、「チームが勝つため」にいます。
では「チームが勝つため」に私たちが何をすべきなのか。
全ての練習の準備も、体調、体重の管理も、強制的なアイシングも、何でもかんでもできることは全てマネージャーがやるというのは、少なくとも今年の個の責任を重んじるチームにはそぐわないのではないかと感じていました。
痛い所があるならきちんと病院に行く、トレーナーさんに相談する、体重は自分で管理する、練習後には自分のテーピングのゴミは自分で捨てる。
こういったところも含めてラグビープレーヤーであり、それら全てに干渉することは何か違うのではないか。
しかし、もちろんトレーナーさんや病院の先生が教えて下さったテーピングやリハビリをひとりひとりの好みにあわせたり、練習をよりスムーズに進めるためのサポートをしたり、といったことはマネージャーとしてしっかり応えていく努力をしなければいけません。
そこで私は「私たちは勝つためにここにいる、けれどもプレーヤーの『自覚』を奪ってはならない」という結論に至りました。
これが正解だったのか、正直私にはわかりません。
もっとサポートした方が良い部分もあったでしょうし、うまくいかないなと思うこともなかったわけではありません。
ですが、大きな怪我人が出ることなく戦い抜き、私が出した結論に対して、少なくとも間違いではない、と教えてくれるようなシーズンでした。最終的に「歴代最強」チームの一員として共に戦えたことは本当に大きな財産となりましたし、誇りに思っています。
マネージャーのあり方は毎年、そのチームの目標や重んじるものによって変わると思います。
「去年先輩がやってきたようにやろう」だけではいけない部分が多く、そこがこの1年で最も悩んだ部分でした。
そして、後輩もこれから毎年悩んでいく部分だと思います。
私たちだけでは部活は成り立たないどころか、ラグビーすらできません。
チームの目標や大切にしていることを尊重して、自分たちがすべきことに優先順位をつけていくことが、最上級生マネージャーたちに求められることだと思います。

 
最後になりましたが、今までお世話になった方々へ。
 
4年生の先輩方
本当に今までお疲れ様でした。本当に皆さん仲が良くて、まとまりがあって、私たちはただただついて行くだけでした。私たちがどれだけチームの力になれたかはわかりませんが、このチームで一緒に戦うことができて本当に幸せでした。
ありがとうございました。
 
同期
人数も多くて個性も強くて、でもなんだかんだ仲が良くて、私は皆と同期で本当によかったなと思っています。これから1年間ぶつかることも多々あると思うけど、皆で助け合って充実した、悔いのない1年間にして下さい。
真央、彩音、紅葉には本当にお世話になりました。4人だったから切磋琢磨し合えたと思っています。紅葉も書いてたように仲が良いだけでは決してなくて、ぶつかることも、真剣に話し合うことも、逃げたくなることも沢山あったけど、最後まで4人でやってこれて本当に良かった。留学から帰ってきたら皆で会おうね!
 
後輩マネージャー
亜也佳ちゃん、華ちゃんには時には本当にきついことを言って、皆で泣いて、数日間考えなければ答えを出せないようなこともあったと思います。でも2人はいつも積極的にアイディアを出してくれて助かったし、この1年で本当に頼もしいマネージャーになったと思います。
はるちゃん、しょこちゃんはこの環境について行くのがきつい時もあったと思うけど、いつも前向きで、本当に仲良く2人で協力し合ってここまでついてきてくれてありがとう。上の2人を支えてどんどん率先して仕事をしていって下さい。
私たち3年生は、この3年間で最後の1年間が1番いいマネージャー関係が築けたと思っています。それは本当に幸せなことで、誇りに思っています。本当にありがとう。
 
後輩プレーヤー
特に2年生は今シーズンで痛めた所がたくさんあると思います。まずはそれを治すことに専念して下さい。そして来シーズン、4年生を支えてあげて下さい。1年生は後輩が入ってくる前に先輩からたくさんのことを学び、成長して下さい。
皆の来年の活躍に期待しています。
 
川村さん、木村さん
お二人に来て頂くようになってから、このチームのメディカル体制は本当に変わりました。テーピングは常に手探り状態だったのですが、一人一人の痛めている所にぴったり合ったテーピングや効果的なリハビリを教えて頂いたことで、今シーズンこのチームで戦い抜くことができたのだと思います。本当にありがとうございました。
 
OB・OGの皆様
2年生の時は部報係を担当させて頂いて、この部活が本当に多くの方々に支えられて成り立っており、長い歴史があることを実感しました。OBメーリスを新しく作り直さなければならなくなった際は多くの方にご協力頂きました。そんななかでも、日本のみならず海外からもご連絡頂き、温かいお言葉を掛けて下さる方がたくさんいらっしゃり、本当に励みになりました。至らない点も多々あり、ご指摘頂いたことはしっかりと後輩に引き継いで、現役とOBの皆様がより密接な関係を築けるよう、これからもサポートしていくつもりです。本当にありがとうございました。これからも変わらぬご支援、ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。
 
長くなりましたがお付き合い頂き、ありがとうございました。
これからも東京外国語大学ラグビー部がより良い結果を残せるよう、私も応援していくつもりです。このような環境に巡り会えたことに感謝しています。
 
2012.12.18  渡辺 萌

最後のリレー日記

 written by 村松 彩音 投稿日時:2012/12/15(土) 21:55

が、とうとう回ってきました。 

タイ語科3年 村松彩音です。 休学していると思われがちですが、実はまだ学校行ってます。


引退してから一カ月がたちました。 一か月しかたっていないのに、引退した日のことがなんだがすごく前のような気がしています。 
ほんの1~2カ月前まで自分が朝練をしていたなんて、信じられません。

引退される方々が書いていましたが、わたしもリーグ最終戦、プレーオフ初戦の海洋戦は忘れられないものとなりました。
紅葉同様、「あんなに練習したのになんで…試合に懸ける思いは相手より絶対強いはずなのに…」と思いました。今思い返してもやっぱり悔しいです。
でも、前向きに考えると、その悔しさが今の新チームを動かしている大きな原動力になっていると思います。


引退するまで部活の人にはあまり言えませんでしたが、わたしはこの3年間、先輩後輩に関係なく、プレーヤーの皆さんのことを尊敬していました。
みているだけでも痛そうなのに自分からタックルしにいく。何度ひっくり返されても臆することなく果敢に相手に向かっていく。先輩に怒鳴られてもまた頑張る。縦コンや試合で汗や泥でぐちゃぐちゃになりながらも楕円球を追い続ける。朝練が辛くても、体が痛くても、弱音を吐きたくても、頑張る。

逃げることなく、その一瞬一瞬、妥協することなく頑張る姿はとても素敵で、本当に頭が上がらない思いで見ていました。
少しでも、頑張っていた皆さんの力になれたら…と尽力してきたつもりです。どこまで部に貢献できたのかは全くわかりませんが。



ここからは、メッセージを書こうと思います。

4年生の先輩方。 
3年間、一緒に活動してくださってありがとうございました。特に、最後の1年間はお世話になりました。
先輩方を困らせたり、迷惑をおかけすることも数えきれないくらいありましたが、それでもいろいろ仕事を任せて下さったり、仲良くさせていただいて嬉しかったです。真央や紅葉も書いていましたが、先輩方が4年生で本当によかったです。ありがとうございました。


瀬戸さん、慶太さん。
3年間、一緒に活動してくださってありがとうございました。お二人が部活に復帰してくださったことはチームにとってとても大きなことでした。また、至らぬ点ばかりな私に指導してくださってありがとうございました。最後の最後までご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。


同期マネの3人。
3人の存在は私にとって必要不可欠でした。マネージャーとして、人として、私にはないものを各々持っていて尊敬していました。3年間一緒に頑張れてよかった! たくさん迷惑かけてごめんね。真央、紅葉、萌、本当にありがとう! また4人でご飯行こうね!


同期プレーヤーのみんな。
いつもうるさくてごめんね。この3年間でみんなが人として、プレーヤーとして大きく成長していくのを見ることができてすごく嬉しかったです。なんだかんだで優しいみんなが大好きです。あと1年、この1年が1番しんどいと思うけど、10人で協力して頑張ってね。応援しています。
この代で良かったです。 3年間ありがとう。


後輩のみんな。
いつも偉そうなことばかり言っていてごめんなさい。
残された部活生活で、反省はするべきだと思うけど、後悔はしてほしくない! 引退する時に、「もっとああしておけば良かった…なんであの時もっと練習しなかったんだろう…」というような思いはしてほしくないです。日々の部活に全力で取り組み、全てが終わった時に、「頑張った!やりきった!!」と胸を張れるようにしてください。 マネージャーを含めた部員一人ひとりの活躍を期待しています。


OB,OGの皆様。
お休みの日にわざわざ練習に参加してくださったり、試合に足をはこんでいただいてありがとうございました。ラグビー部での3年間を通して、部活の縦のつながりの素晴らしさを実感しました。外大で縦のつながりが強い部活、といったらラグビー部の右に出る部活はないのではないかと思っています。今後ともラグビー部への変わらぬご支援をよろしくお願いします。



トレーナー、チームドクターの方々。
日々の練習や試合でチームを支えて下さり、ありがとうございました。トレーナー、ドクターがいる、ということは私たちマネージャーにとってとても心強かったです。



3年間を振り返ると、部活の皆さんにはたくさんのご迷惑をおかけしました。その場の思いつきや、自分の考えのまま行動してばかりいました。本当に申し訳ありませんでした。 呆れられるようなことばかりしてきたにもかかわらず、3年間この部活で活動させていただくことができました。 私にかかわってくださった皆様に感謝しています。本当にありがとうございました。


外大ラグビー部で活動できたことは私にとって、本当に大きな、何にも代えがたい財産になったと思っています。


3年間、どうもありがとうございました。


2012年12月15日  村松 彩音



一生の宝物

 written by 正木 紅葉 投稿日時:2012/12/15(土) 19:59

 るーるーるるるるるー♪北の国からこんにちは。ロシアで日本でのあまーい生活を捨てきれていないロシア語科3年正木です。引退してから比較的早く(萌ほどではないですが)留学に旅立ったため、何か部活のあった生活と終わった生活との線引きがまだ上手くできていません。引退してからもう1ヶ月経ちますが、常に部活のことが気になるし、離れきれていない自分がいます。帰国までみんなのラグビーをする姿が見れないことや、あのくだらない雰囲気を感じれないこと、さらには部活メーリスが届かないことまでもが何だか凄く凄く寂しくて今みんなは朝練かーとか、寒くなってきたから後輩マネも大変だろうなとかずっと考える日々です。

 私も最終戦はもの凄く記憶に残っていて、後半の怒涛の追い上げと最後の海洋のトライは今でもスローモーションで私の頭に甦ってきます。外大の追い上げのときは本当に飛び上がって喜んで、みんな物凄く格好良くて、フィールドの中のプレイヤー、外のマネージャー、OB,OGの皆様方を見渡して、自分が今この団体に所属していることが本当に幸せだと感じました。そして最後の海洋のトライも心の中に濃く濃く残っています。トライが入った瞬間はお水を入れにいかないといけないのにどうしても体が動きませんでした。「・・・行かなきゃ」と呟いた自分の声がまだ耳に張り付いています。何でこんなにやってきた私たちのチームが勝てないんだ。何でここまで努力してきたみんなに与えられた最後の瞬間がこれなんだ。そう思いながら走ってたら何だか涙が止まりませんでした。本当にあの時のどうしようもない悔しさは今でも鮮明に思い出すことが出来て、きっと一生忘れることはないでしょう。

 あの時のあの気持ちはきっとあの時あの場所にいた私たちしか感じることはできなくて、一生の内にあれほどの感情を有することができる人もそう多くはないのではないでしょうか。あの気持ちこそが私がラグビー部に入部して得た一番大きなものだったのだと思います。試合が終わったあと泥だらけで涙にまみれるみんなを見て、とても綺麗だなと思いました。こんな素敵な団体にいさせて貰えて本当に私は幸せものでした。

 私は高校のときもラグビー部のマネージャーをやっていて、女子大生にもなって日焼けして真っ黒なんていや!手も荒れるし筋肉はつくし、そんなの私の華の女子大生生活に支障をきたすわ!ぷんぷん!といったスイーツな思考を持って(脚色あり)やってきたので大学でもマネージャーをやる気はさらさらなかったのですが、某先輩に新歓試合を見にこないかって誘われて、ラグビーに対する愛だけは薄れてなかった私は、まあ最近ラグビー見てなくて飢えてるから見に行こうかなーと思ったのがきっかけでした。久しぶりにラグビーの試合を見てみたらやっぱり格好良いのなんの。マネージャーをやりたい!というよりはこの部活に入ってもっともっと試合を見たい!ラグビーに関わっていきたい!っていうのが一番でした。それでどんどんラグビー部が大好きになっていって、マネージャーとしてこの部活のためにできることは全部やりたいと思うようになりました。やっぱり夏は真っ黒になってバイト先では猿みたーいwって華の女子大生に言われるし、冬の冷水は私の肌を蝕むし、日々重たいものを持つようになった私は力持ちぶりを発揮するし、ウィンブレで授業にも行けるようになるし、スイーツ()とはかけ離れた生活を送ることになったのですが、こっちの選択肢をとって本当に良かったなと思います。

 このラグビー部での生活は私の人生を確実に前へと大きく進めました。部活という小社会に所属すること、マネージャーとしてのスキルを磨くこと。この3年間の全てが私の勉強でした。この3年間は私の一生の宝物です。

 4年生のみなさんへ
私はいつも面白くて頼りになる4年生が大好きです。みなさんが一番上の代で最後の年を過ごすことができて幸せでした。最高のチームだったと思います。このチームが終わってしまったことがただただ寂しいです。またこれからも試合などでお会いしたときはいつもの皆さんの明るさで私を癒してください 笑

 後輩マネへ。マネージャーの存在意義。これはマネミーティングでも頻繁に挙がる話で、これを見つけることは思った以上に大変です。私たち4人が引退した今、残り4人となってしまったマネージャーですが、きっと4人だけでも私たちの誇らしい後輩マネたちはしっかり部活を支えていってくれるのでしょう。じゃあ、一体8人いる意味はなんだったのでしょうか。プレイヤーと違って欠けてもやっていくことのできるマネージャーとは何のためにいるのでしょうか。もちろんプレイヤーが支障なく、気持ちよくプレイができるためです。8人と4人ではやれることもだいぶ違ってくると思いますが、その人数でできるだけのことを精一杯やっていければきっと大丈夫です。きっと8人いればいいとか4人じゃ足りないとかいうことじゃなくて、どの人数でも素晴らしいチームを作ることに全員が貢献していければいいんじゃないかなと思います。自分がチームのためにできることを常に全力で探していってほしいなと思います。私の同期が最高の1年を送れるように支えていってください。 

 大好きな同期のみんなへ
最初は同期の仲もなんだか凄く悪くてどうなるんだろうと心配していたものですが、みんなが部活を通して段々仲良くなっていくのを眺めているのが私は好きでした。彩音が声を上げないと開催されない上になかなか全員集まらない同期会も、今となっては凄い懐かしくて楽しかったなーと思います。みんなの最後の1年をずっと傍で見ていけないことがとても寂しいです。シーズンは見に行くので、そのときにもっと成長したみんなの格好良い姿を見せてください。今からそれがとても楽しみです。今まで本当にありがとう。これからもずっとみんなの仲間で、応援者でいさせてください。

 同期マネへ
実はずっと仲が良いだけじゃなかった同期マネ 笑 だけど色んなことを乗り越えてきたからこんなに全力でぶつかってきた同期マネって私たちだけじゃないかなって思います 笑 みんなのその思ったことは全部出して仲間にも全力でぶつかっていくところが大好きです。愛のある説教が大好きです。留学でしばらく離れ離れだけどこれからもずっとよろしくね。

 そしてOB、OGの皆様、トレーナー、チームドクターの皆様。本当に暖かいご支援をありがとうございました。
 
 このリレー日記すら激しく名残惜しいのですが、この辺で私の最後のリレー日記の締めくくりとさせていただきます。1回も練習を見に行かなかったのに入部を決めた私を明るく迎え入れてくださった皆様、いつまで経ってもテーピングは上達しない、気配りも下手な私を頼ってくださった皆様、私のラグビー愛を大きく大きくしてくださったラグビー部に関わる全ての皆様、幸せな3年間を本当にありがとうございました。大好きな大好きなラグビー部をこれからも見守っていきたいと思います。

2012年12月15日  ロシア語専攻3年 正木紅葉
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マネージャーに求められること
2012/12/15(土) 21:55
最後のリレー日記
2012/12/15(土) 19:59
一生の宝物
2012/12/13(木) 18:16
増量は計画的に
2012/12/07(金) 02:40
5年目の話

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