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リレー日記 2012/12/15

最後のリレー日記

 written by 村松 彩音 投稿日時:2012/12/15(土) 21:55

が、とうとう回ってきました。 

タイ語科3年 村松彩音です。 休学していると思われがちですが、実はまだ学校行ってます。


引退してから一カ月がたちました。 一か月しかたっていないのに、引退した日のことがなんだがすごく前のような気がしています。 
ほんの1~2カ月前まで自分が朝練をしていたなんて、信じられません。

引退される方々が書いていましたが、わたしもリーグ最終戦、プレーオフ初戦の海洋戦は忘れられないものとなりました。
紅葉同様、「あんなに練習したのになんで…試合に懸ける思いは相手より絶対強いはずなのに…」と思いました。今思い返してもやっぱり悔しいです。
でも、前向きに考えると、その悔しさが今の新チームを動かしている大きな原動力になっていると思います。


引退するまで部活の人にはあまり言えませんでしたが、わたしはこの3年間、先輩後輩に関係なく、プレーヤーの皆さんのことを尊敬していました。
みているだけでも痛そうなのに自分からタックルしにいく。何度ひっくり返されても臆することなく果敢に相手に向かっていく。先輩に怒鳴られてもまた頑張る。縦コンや試合で汗や泥でぐちゃぐちゃになりながらも楕円球を追い続ける。朝練が辛くても、体が痛くても、弱音を吐きたくても、頑張る。

逃げることなく、その一瞬一瞬、妥協することなく頑張る姿はとても素敵で、本当に頭が上がらない思いで見ていました。
少しでも、頑張っていた皆さんの力になれたら…と尽力してきたつもりです。どこまで部に貢献できたのかは全くわかりませんが。



ここからは、メッセージを書こうと思います。

4年生の先輩方。 
3年間、一緒に活動してくださってありがとうございました。特に、最後の1年間はお世話になりました。
先輩方を困らせたり、迷惑をおかけすることも数えきれないくらいありましたが、それでもいろいろ仕事を任せて下さったり、仲良くさせていただいて嬉しかったです。真央や紅葉も書いていましたが、先輩方が4年生で本当によかったです。ありがとうございました。


瀬戸さん、慶太さん。
3年間、一緒に活動してくださってありがとうございました。お二人が部活に復帰してくださったことはチームにとってとても大きなことでした。また、至らぬ点ばかりな私に指導してくださってありがとうございました。最後の最後までご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。


同期マネの3人。
3人の存在は私にとって必要不可欠でした。マネージャーとして、人として、私にはないものを各々持っていて尊敬していました。3年間一緒に頑張れてよかった! たくさん迷惑かけてごめんね。真央、紅葉、萌、本当にありがとう! また4人でご飯行こうね!


同期プレーヤーのみんな。
いつもうるさくてごめんね。この3年間でみんなが人として、プレーヤーとして大きく成長していくのを見ることができてすごく嬉しかったです。なんだかんだで優しいみんなが大好きです。あと1年、この1年が1番しんどいと思うけど、10人で協力して頑張ってね。応援しています。
この代で良かったです。 3年間ありがとう。


後輩のみんな。
いつも偉そうなことばかり言っていてごめんなさい。
残された部活生活で、反省はするべきだと思うけど、後悔はしてほしくない! 引退する時に、「もっとああしておけば良かった…なんであの時もっと練習しなかったんだろう…」というような思いはしてほしくないです。日々の部活に全力で取り組み、全てが終わった時に、「頑張った!やりきった!!」と胸を張れるようにしてください。 マネージャーを含めた部員一人ひとりの活躍を期待しています。


OB,OGの皆様。
お休みの日にわざわざ練習に参加してくださったり、試合に足をはこんでいただいてありがとうございました。ラグビー部での3年間を通して、部活の縦のつながりの素晴らしさを実感しました。外大で縦のつながりが強い部活、といったらラグビー部の右に出る部活はないのではないかと思っています。今後ともラグビー部への変わらぬご支援をよろしくお願いします。



トレーナー、チームドクターの方々。
日々の練習や試合でチームを支えて下さり、ありがとうございました。トレーナー、ドクターがいる、ということは私たちマネージャーにとってとても心強かったです。



3年間を振り返ると、部活の皆さんにはたくさんのご迷惑をおかけしました。その場の思いつきや、自分の考えのまま行動してばかりいました。本当に申し訳ありませんでした。 呆れられるようなことばかりしてきたにもかかわらず、3年間この部活で活動させていただくことができました。 私にかかわってくださった皆様に感謝しています。本当にありがとうございました。


外大ラグビー部で活動できたことは私にとって、本当に大きな、何にも代えがたい財産になったと思っています。


3年間、どうもありがとうございました。


2012年12月15日  村松 彩音



一生の宝物

 written by 正木 紅葉 投稿日時:2012/12/15(土) 19:59

 るーるーるるるるるー♪北の国からこんにちは。ロシアで日本でのあまーい生活を捨てきれていないロシア語科3年正木です。引退してから比較的早く(萌ほどではないですが)留学に旅立ったため、何か部活のあった生活と終わった生活との線引きがまだ上手くできていません。引退してからもう1ヶ月経ちますが、常に部活のことが気になるし、離れきれていない自分がいます。帰国までみんなのラグビーをする姿が見れないことや、あのくだらない雰囲気を感じれないこと、さらには部活メーリスが届かないことまでもが何だか凄く凄く寂しくて今みんなは朝練かーとか、寒くなってきたから後輩マネも大変だろうなとかずっと考える日々です。

 私も最終戦はもの凄く記憶に残っていて、後半の怒涛の追い上げと最後の海洋のトライは今でもスローモーションで私の頭に甦ってきます。外大の追い上げのときは本当に飛び上がって喜んで、みんな物凄く格好良くて、フィールドの中のプレイヤー、外のマネージャー、OB,OGの皆様方を見渡して、自分が今この団体に所属していることが本当に幸せだと感じました。そして最後の海洋のトライも心の中に濃く濃く残っています。トライが入った瞬間はお水を入れにいかないといけないのにどうしても体が動きませんでした。「・・・行かなきゃ」と呟いた自分の声がまだ耳に張り付いています。何でこんなにやってきた私たちのチームが勝てないんだ。何でここまで努力してきたみんなに与えられた最後の瞬間がこれなんだ。そう思いながら走ってたら何だか涙が止まりませんでした。本当にあの時のどうしようもない悔しさは今でも鮮明に思い出すことが出来て、きっと一生忘れることはないでしょう。

 あの時のあの気持ちはきっとあの時あの場所にいた私たちしか感じることはできなくて、一生の内にあれほどの感情を有することができる人もそう多くはないのではないでしょうか。あの気持ちこそが私がラグビー部に入部して得た一番大きなものだったのだと思います。試合が終わったあと泥だらけで涙にまみれるみんなを見て、とても綺麗だなと思いました。こんな素敵な団体にいさせて貰えて本当に私は幸せものでした。

 私は高校のときもラグビー部のマネージャーをやっていて、女子大生にもなって日焼けして真っ黒なんていや!手も荒れるし筋肉はつくし、そんなの私の華の女子大生生活に支障をきたすわ!ぷんぷん!といったスイーツな思考を持って(脚色あり)やってきたので大学でもマネージャーをやる気はさらさらなかったのですが、某先輩に新歓試合を見にこないかって誘われて、ラグビーに対する愛だけは薄れてなかった私は、まあ最近ラグビー見てなくて飢えてるから見に行こうかなーと思ったのがきっかけでした。久しぶりにラグビーの試合を見てみたらやっぱり格好良いのなんの。マネージャーをやりたい!というよりはこの部活に入ってもっともっと試合を見たい!ラグビーに関わっていきたい!っていうのが一番でした。それでどんどんラグビー部が大好きになっていって、マネージャーとしてこの部活のためにできることは全部やりたいと思うようになりました。やっぱり夏は真っ黒になってバイト先では猿みたーいwって華の女子大生に言われるし、冬の冷水は私の肌を蝕むし、日々重たいものを持つようになった私は力持ちぶりを発揮するし、ウィンブレで授業にも行けるようになるし、スイーツ()とはかけ離れた生活を送ることになったのですが、こっちの選択肢をとって本当に良かったなと思います。

 このラグビー部での生活は私の人生を確実に前へと大きく進めました。部活という小社会に所属すること、マネージャーとしてのスキルを磨くこと。この3年間の全てが私の勉強でした。この3年間は私の一生の宝物です。

 4年生のみなさんへ
私はいつも面白くて頼りになる4年生が大好きです。みなさんが一番上の代で最後の年を過ごすことができて幸せでした。最高のチームだったと思います。このチームが終わってしまったことがただただ寂しいです。またこれからも試合などでお会いしたときはいつもの皆さんの明るさで私を癒してください 笑

 後輩マネへ。マネージャーの存在意義。これはマネミーティングでも頻繁に挙がる話で、これを見つけることは思った以上に大変です。私たち4人が引退した今、残り4人となってしまったマネージャーですが、きっと4人だけでも私たちの誇らしい後輩マネたちはしっかり部活を支えていってくれるのでしょう。じゃあ、一体8人いる意味はなんだったのでしょうか。プレイヤーと違って欠けてもやっていくことのできるマネージャーとは何のためにいるのでしょうか。もちろんプレイヤーが支障なく、気持ちよくプレイができるためです。8人と4人ではやれることもだいぶ違ってくると思いますが、その人数でできるだけのことを精一杯やっていければきっと大丈夫です。きっと8人いればいいとか4人じゃ足りないとかいうことじゃなくて、どの人数でも素晴らしいチームを作ることに全員が貢献していければいいんじゃないかなと思います。自分がチームのためにできることを常に全力で探していってほしいなと思います。私の同期が最高の1年を送れるように支えていってください。 

 大好きな同期のみんなへ
最初は同期の仲もなんだか凄く悪くてどうなるんだろうと心配していたものですが、みんなが部活を通して段々仲良くなっていくのを眺めているのが私は好きでした。彩音が声を上げないと開催されない上になかなか全員集まらない同期会も、今となっては凄い懐かしくて楽しかったなーと思います。みんなの最後の1年をずっと傍で見ていけないことがとても寂しいです。シーズンは見に行くので、そのときにもっと成長したみんなの格好良い姿を見せてください。今からそれがとても楽しみです。今まで本当にありがとう。これからもずっとみんなの仲間で、応援者でいさせてください。

 同期マネへ
実はずっと仲が良いだけじゃなかった同期マネ 笑 だけど色んなことを乗り越えてきたからこんなに全力でぶつかってきた同期マネって私たちだけじゃないかなって思います 笑 みんなのその思ったことは全部出して仲間にも全力でぶつかっていくところが大好きです。愛のある説教が大好きです。留学でしばらく離れ離れだけどこれからもずっとよろしくね。

 そしてOB、OGの皆様、トレーナー、チームドクターの皆様。本当に暖かいご支援をありがとうございました。
 
 このリレー日記すら激しく名残惜しいのですが、この辺で私の最後のリレー日記の締めくくりとさせていただきます。1回も練習を見に行かなかったのに入部を決めた私を明るく迎え入れてくださった皆様、いつまで経ってもテーピングは上達しない、気配りも下手な私を頼ってくださった皆様、私のラグビー愛を大きく大きくしてくださったラグビー部に関わる全ての皆様、幸せな3年間を本当にありがとうございました。大好きな大好きなラグビー部をこれからも見守っていきたいと思います。

2012年12月15日  ロシア語専攻3年 正木紅葉

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