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リレー日記 2012/11

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こばけ日記

 written by 小林 愛佳 投稿日時:2012/11/29(木) 02:53

 
皆様お久しぶりです。ポルトガル語科5回生小林です。恥ずかしながら二度目のご挨拶になります。日記というものはあまり得意ではないですが、前回が若干やっつけだったので(なぜならこの時期にはすでに復帰していたから)今回は少し頑張って書こうと思います。
 
二度目の引退を果たしてから二週間以上経過しましたが、最終戦は特に思い入れの強かった試合だけあってか未だに脳裏に焼き付いております。その中でも特に忘れられないのが市園前主将の試合後の一言。
「あんだけ辛い練習させたのに、勝たせてやれなくてごめんな」というものでした。
あんな狡猾でプライド高く、人前で謝ることのないような彼からそんな言葉が出るとは思わず、気が付いたら涙が止まりませんでした。
 
あの日なぜ勝てなかったのか。今でも考える時があります。
一年間ずっと目標にしてきて絶対相手より練習量は上回っていたし、その前の試合を経て絶対イケルという自信もありました。
しかし負けてしまった。何故なのか。
結局それは自分のなかに甘えがあったからなのかなって思います。自分はさまざまな理由を託けて筋トレを休んだり、辛かったランパス中に、逆算してペース配分をしてしまったこともあります。全力で我武者羅にと思っても出来ないときもありました。そういった積み重ねが負けにつながったのだと思います。
「先のこと考えんなよ。1本1本全力でやんなきゃ、(ランパス)終わんないよ」
「今ここで手を抜いて、試合でミスったら一生後悔するよ」
市園がよく言ってました。耳が痛いですね。
甘えたことは振り返ったときに後悔としてしか残りません。どこかで手を抜く=終わった後の後悔につながります。辛いことから逃げるのは簡単です。そこをあえてもう1本、もう一回全力を出せるよう頑張ってください。そのためには最終戦敗退の悔しさを忘れないでください。きっとつらい練習の糧になると思います。
 
こう市園を持ち上げすぎると、調子に乗るからやめておきますが、市園初め今年の幹部の力は凄かったと思います。特に海洋に勝ちたいという思いを、チーム全員に浸透させることが出来ていたところ。だから4年生のために頑張ろうってみんな思うようになってチームが上手くまとまってたんじゃないかな。春には戦力差を感じた相手にイケルという自信も得られたよね。本当に勝たせてあげたかった。今までの優れた現役OBの方と比べてチームにあまり貢献出来なくて申し訳ない。本当に。
 
 
話変わりますが、この前ふと思い出しましたが私の代のときに、チームミッションというものがありましたが、みなさんそれ覚えていますか?たぶん同期ですら覚えてないと思いますが、それは「自覚」というものでした。
みなさん自覚をもって行動してますか?
外大ラグビー部という組織としての自覚、一人のプレーヤー、マネージャーとしての自覚、幹部としての自覚。2年・3年・4年生としての自覚。レギュラーを争うことの自覚。
何が言いたいかというと、もっと自覚をもって自発的に行動してほしいってことです。
私は後輩に成長とか説くような柄じゃないし、特にこういった場で説くのが好きじゃないので一回しか言いませんが、自覚なしには成長なんてないと思います。
与えられたことをこなしても、自分にとって何の意味もない。自分と向き合い、自発的に行動して初めてフィードバックとして何か得られるものです。もう一度自分と向き合ってみてください。そしてこんなこと恥ずかしいので二度と言いません。
 
 
あと来年の件ですが、今すごい迷ってます。
とりあえず練習とか試合見に行きます。後輩たちと一緒に1年という貴重な時間を費やしてまでもう一度やりたいって思ったらやるから!
ちなみに自分が好きなチームは、負けてて雰囲気が落ちてる時に声が出せる。トライ取ってバカみたいに盛り上がる。今まで出場機会の少なかった下級生の活躍。バカで下らないことやってる(例:クラブメヒコ、集団芸、)丸投げされたフリを上手く捌ける存在(例:フーチさん、広岡さん、田村)そして何より気持ちで相手を上回ってる。
そんな魅力あふれるチーム作り頑張ってください。
 
 
なんだこの先輩たちバカなことやってるなー。でも試合見たらスゲーじゃん!!っていうのがきっかけで、ただなんとなく入ったこの部活ですが、自分より重い相手をひっくり返すタックル、コバケステップでラインブレイク、得意のごっつぁんトライしたときの快感に魅了され、気付けば5年も楕円球を追ってました。
ここまで追い続けられたのも、普段から部活のことを気にかけてくださるOB・OGの皆様、魅力あふれる個性的な先輩方、なんだかんだ仲良い同期、こんなダメ人間でも先輩として慕ってくれた後輩たち、トレーナー並びにフメロ整骨院やその他数多くの方々のご支援あってのものです。本当に感謝の言葉が尽きません。
今まで一つのことに本気で向き合ったことのない自分でしたが、ラグビーと出会いここまで熱くなって、真摯に向き合うことが出来ました。
ではこの辺で筆を置こうと思います。最後までお付き合いいただきありがとうございました。もう一度言います。本当にありがとうございました。

 
小林慶太

リベンジ

 written by 笠井 直人 投稿日時:2012/11/27(火) 12:46

ヒンディー語専攻4年、笠井直人です。
最後の(?)リレー日記を書かせていただきます。

更新が大変遅れて、申し訳ありませんでした。リレー日記が回ってきたのが外語際の寸前で、準備でてんやわんやしていた私は、どうしてもリレー日記を更新することができませんでした。しかしその外語祭も、売り上げがウン十万なんてことになってるらしいので、頑張った甲斐があったというものです。
しかしてその売り上げの行方は、われらが安藤ショー作の口座に近日振り込まれるそうです。はてさて、今年のように使い込んでしまうのか、競馬で倍額以上に増やしてくれるのか。乞うご期待!!

こんな同期のいるラグビー部に僕が加入したのは、雨の日の体育館での練習でした。前日に伸びまくっていた髪の毛をバッサリと切り、人生で初の茶髪にしたせいで、あれ、あいつ誰だよ、まじかよ笠井かよ。みたいな感じで扱われたのは今でも覚えております。
ラグビーに興味を抱いたのは中学校の頃で、「アイシールド21」なる、ハチャメチャな漫画を読んで、「あ、やばい。体をぶつけたい。人に。」と天啓を受けたからです。そのあとは地元のアメフトチームを調べたりしていましたが、練習場所が実家からあまりにも遠く、用具をそろえるのにもお金がかかることが発覚し、ママンにおねだり出来なかった賢和、いや謙虚なボクちゃんはアメフトへの入門をあきらめるしかなかったのであった。
そこでほかに体ぶつけられることないかな、と考えた結果、山に登り、金華山に住むといわれる女神Mのもとに修行するに至ったのです。金華山というのは、岐阜市の中心地にそびえたつ霊峰で、その昔斉藤道三がゼウスとして君臨した山です。しかして、道三の流れを汲む女神Mの霊峰もそれはなかなかのモンブランで、、、、
冗談はさておき、アメフトへの入門をあきらめた私は、「ラグビー良くない?」という天啓を再び授かり、岐阜県では一番強かった高校に行こうかと考えました。しかしこの高校、工業高校で学力のレベルは岐阜県内でもなかなかに下のほうでした。当時、中学校で謙虚に言ってもトップクラスの学力を有していた私が、そんな高校に行くなんて、、、、、、おっかさんと、塾の先生に大反対を喰らい、私の線路は大きく捻じ曲げられてしまいました。
さてさて、ラグビーやアメフトを意識しない高校、山の神生活は淡白なものでした。そんな高校生活が終わり、外大の入学手続きの日にそれは起こりました。講義棟に入ろうとするや否や、いろんなコスプレをした人たちに囲まれ、アンケート攻めにあう始末。そこにはなぜか眼鏡をかけたラグビーボールに扮した三重弁の方がいて、その方の巧みな話術によって、アドレスから、本籍地、戸籍謄本、クレジットカードまでスキミングされ、挙句の果てに、フライング新歓に行かなければという暗示をかけられる事態に至ってしまったのです。
そんなこんなで、あとは気さくなラグビー部の皆さんのシナリオ通りにラグビー部に入ることになったのでした。あの時の三重弁の方がコスプレでなかったことに気付いたのは、ちょうどそのころでした。

一年目は第一線で活躍する、市園、水黒コンビを尻目にグランドの隅で基礎練習の毎日。休み時間は同期や先輩と一緒にキャッチボールをしまくりました。そんな努力の甲斐あってか、夏練が始まる直前、現モスクワ大総長の白木さん宅での麻雀中、「笠井、お前今度からバックスな。」と三重弁の天啓を授かり、バックスに移動、そしてヒット練習中、晃さん、リチャードさんにべた褒めされ、楽しい楽しいバックス生活を送ってきました。楽しく練習できたことが幸いして、リーグ戦の時、エクアドル代表候補清水平氏の怪我もあって、ななんと16番の背番号を頂くことができました。これが一年の時のハイライトです。
しかしそんなバックス生活もつかの間、テレビ企画、「笠井インドにイく」の撮影終了後、突然の体調不良により、約一か月練習に行けない日々が続きました。部活のほうでは「笠井やめるんじゃないか」と思っていたそうで、同期や先輩がことあるごとに家に物資を届けてくださり、本当にラグビー部は素晴らしいなあと感動しました。その中でも、市〇キャップが、家に来てくれて、延々とニコ動を観ていたことが特に思い出に残っております。ありがとう〇園。
そして大型新人NODAの加入により、バックスの人員が増大、再びフォワードへ戻り、1番というポジションを与えられ、ついに中学から望んでいた、体をぶつける日々に没入していくのでありました。スクラムを組んで、フィールドでも走ってというフォワードでの試合はかなり過酷で、2年の夏連頃は、癖でもない捻挫を頻発してなかなか練習ができなかったのを覚えています。あの時は、ちょっとでも行けそうなら試合に出たいという思いでやっていたのですが、すぐにまた捻って試合途中で交代というのばかりでした。
そんな2年のシーズンの中で、ICU戦の前半、試合に出て何本かスクラムホイールをとることができたのはいい思い出でした。フォワードに戻って、自由度の高いフォワードのフィールドプレーでなかなか成果を出すことができなかった自分の支えになっていたのが、スクラムだったからです。
3年の頃は、自分に磨きをかけるべく、筋トレ三昧の日々でした。川村さんがトレーナーとして来てくださったのがこの年で、筋トレの質が大幅に向上し、もともと筋トレが好きだった自分にとって、いい勉強をさせてもらえました。
肉体改造に成功した私でしたが、合宿の時のアバラ、シーズン中には古傷だった膝を痛め、当時の幹部の皆さんに迷惑をかけてしまったのが心残りです。本当にあの時は申し訳ありませんでした。

最後の年は、怪我の治療からスタートし思うようにプレーできないシーズンでした。一年を振り返ると、膝の怪我のことばかり思い出してしまいます。そんなシーズンでした。
最高学年にもなってプレーできないことで、腐ってしまった時もあり、最高学年の人間がそんな態度を見せてはいけないんだと思ってはいたのですが、やはり顔に出てしまっていたようで、本当に申し訳ありませんでした。
そんな中、チームをずっと引っ張って来てくれた同期のみんなには本当に感謝してもしきれない気持ちです。ありがとう

そして、怪我がちな私を支えてくれた後輩たち、とくに三年生は練習中のつらいときによく声を出してくれていて、そのおかげですごくいい雰囲気で練習することができました。本当にありがとう。自分が三年の時にこうできていたらと思うと、本当に悔しいです。

ラグビーは楽しくやってなんぼです。4年間を振り返ってみて楽しくラグビーをしていた頃が一番うまくもなったし、私生活も充実していました。辛いなあと思って練習や、試合をやっていてもなかなかうまくもなれないし、怪我のリスクが高まるだけです。
楽しくラグビーをするためにまず、ラグビーを好きになってください。全部を好きになるのはなかなか難しいと思います、雨でも練習はやらなくちゃいけないし、試合は中止になんないし、グランドは堅いし、メディバックは重いし、リーグには元トップリーガーのでかいのがいるし、スクラムは腰痛いし、隣のトールは臭いし、、、そんなラグビーですが、どんな人でも必ず武器になるものを秘めている可能性があるという点が素晴らしいと僕は感じています。誰でも活躍するための舞台があるのです。
まず、自分を見つめなおして、ここは負けない、これならリーグでも通用するスキルを持っている、というのを見つけましょう。僕の場合それはヒットであったり、スクラムであったりしたわけですが、そういう得意なプレーの練習はやっぱり楽しかったりするものだし、試合でも思い切ってできるようになると思います。実際タックルとか、ステップきったり僕はできなくて、苦手だったけれど、スクラムがうまくいった時の試合、ヒットでゲインできた試合はどれも楽しかったです。
そういったきっかけをつかんだら、それに磨きをかけるために努力しましょう。筋トレだったり、試合を観たり、いろいろ努力する方法はあると思います。好きなプレーはやっぱり伸びやすいし、努力して伸びた時の喜びは格別です。
タックルはてんでだめだけど、スクラムは強いやつも、小さくてもスピードと首が強いやつも、足の骨がおかしくても、安定したディフェンスとグレが打てるやつも、ちょっとヒットとか弱いけど、リカバリが早く、何度でもタックルに行けるやつも、バカだけど、すべてのプレーを高い次元でこなせるやつも、心弱いけど、8単止められるようになったやつも、生意気に持ち出してすぐ捕まるけど、視野が広くてたまーにすごくいい攻めするやつも、ディフェンスがいまいちでも、スタミナありあまってる25歳も、ちょっと怪我がちだけど、タックルやばすぎなやつも、ピンチ顔でいじってくるけど、脚速いやつも、貧乏だけど、ヒット強いやつも、髪型気持ち悪いけど、一途な明も、サイコパスだけど、思い切りよくタックルやヒットに行けるやつも、鎖骨折ったけど、たまにいいスピードで突っ込めるやつも、すぐ寝かされちゃうけど、スピードと負けん気は強いやつも、アイス食べて黙ってたけど、センターとして何度もラインブレイクできるやつも、キック微妙だけど、ほかの要素はさすが経験者なやつも、電車でいちゃいちゃしちゃうけど、足が速くて、ラインアウトもできるようになってきたやつも、岐阜出身のくせに野外で、、、しないやつも、爽やかじゃないくせに、爽やかを装うやつも、
みんなもっとラグビーを楽しくやるために努力しましょう。試合中にはあはあ言ってるだけじゃなくて、笑って誰かを励ましたり、時には罵ったり、そういうゲームを外大ラグビー部ができるようになればもっと上に行けるんじゃないかなと思います。
とりあえずこの日記を読んだら、トレセンに行って筋トレしてください。

僕は膝のせいで海洋にリベンジできなかったので、南半球で夏練をこなしてから、合宿を覗きに行こうと思います。ぐらぐらの膝が少しでも良くなっていたら、今年のリベンジをしてやりたいと思っているので、その時はあたたかく迎えてください。


最後になりましたが、僕たちを支えてくださった、OB・OGの皆様、現役OBとしてチームに加わってくださった、慶太さん、瀬戸さん、トレーナーを務めてくださった川村さん、木村さん、スクラムを劇的に変えてくださった多摩リバクラブの皆様、フメロ整骨院の佐藤先生、鈴木先生、ご父兄の方々、本当にありがとうございました。

お次は慶太さんです。
来年の年間スケジュールを公表してもらえますか?



ついに最後です

 written by 小川 真央 投稿日時:2012/11/19(月) 22:06

リレー日記をご覧の皆様、こんばんは。
リーダーじゃなくてすみません。ヒンディー語科3年の小川です。
いよいよ私にも最後のリレー日記を書く時がやってきました。
長くなると思いますが、お付き合いいただければ幸いです。

引退して早いもので1週間が経ちました。海洋戦直後は本当に終わってしまうということが信じられなくて、抜け殻みたいになっていましたが、ようやく引退したという実感が湧いてきました。

振り返ってみると、本当にあっという間の3年間だったと思います。
あっという間だったけれど、とても濃い3年間でした。
ラグビーというスポーツについて知り、人との関わり方、小さな社会ではあるけれど、組織の一員でいるということを学びました。多くの人と出会い、そして沢山の楽しい思い出もできました。練習に見学に行っただけですぐに入部を決めたため、家族やマネージャーの先輩にまで心配されましたが、本当にいい選択をしたと思います。

3年間で経験したことは、もちろん楽しいことだけではありません。
寒いのが苦手な私は、まだ暗い中家を出て練習に向かうのが嫌で、冬の練習の回数を数えたこともありました。
マネージャーとしての存在意義がわからなくなったこともあり、なぜ自分はこの部活にいるのだろう、と考えたこともあります。マネージャーは本当に微妙な立場にあって、最低限の人数がいれば何も問題なく練習も試合もすることができます。部の一員として、試合に勝ちたいと思ってはいても、結局は勝ってほしいと願うしかないのだとも思っていました(今考えてみると、なんてくだらないことで悩んでいたんだろうと不思議ですね)。でも、真剣な表情で、時には楽しそうに練習や試合をしているプレーヤーの姿を見ているうちに、いつの間にか悩みはなくなり、ラグビー部が大好きになっていました。感謝されるために私たちマネージャーはいるわけではありませんが、ちょっとしたことでも、ありがとうと言っていただけると凄く励みになりましたし、次はもっといいサポートができるように頑張ろうと思いました。
だからこそ、今年1年は試合ごとに心から勝ちたいと思いましたし、もっとプレーヤーのためにできることはないかと、頭の中は部活のことでいっぱいになりました。本当に自分にとってなくてはならない、かけがえのないものとなりました。

ラグビー部で過ごした3年間で学んだことは色々ありましたが、中でもこの1年で私たちは本当に沢山の方からの支えがあってラグビーをすることができているのだということを実感しました。マネージャーだけが支える側にあるのではないということを、身をもって感じました。

チームトレーナーの川村さん、木村さん、そしてチームドクターの佐藤先生、鈴木先生にはプレーヤーをはじめ、マネージャーも本当にお世話になりました。プレーヤーのトレーニングやリハビリだけでなく、身体の不調のメンテナンスから、テーピングの本には載っていないような個人に合わせたテーピングを教えて頂いたり、試合でもメディカルを手伝って頂きました。
そして、OB・OGの皆様には、沢山のご支援・ご声援を頂きました。休みの日には現役のためと、練習や試合に来て下さる方がいらっしゃいました。また、私たちが頂いているご寄付でテーピングや備品を十分に揃えることができたり、熱中症の心配のない季節にも味付きのドリンクを作ることができたり、本当に恵まれた環境の中でラグビーをすることができています。こうして80年以上も続いている部の一員であれたことをとても誇りに思っています。本当にありがとうございました。


長々と書いてしまいましたが、最後に皆さんへメッセージを書いて終わりたいと思います。

引退されるプレーヤーの皆さんへ
今まで大変お世話になりました。至らない点ばかりだったと思いますが、テーピングなど、様々な仕事を任せていただきました。私たちマネージャーにとても優しくして下さって、楽しく過ごすことができました。市園主将の代で最終学年を迎えることができて本当によかったです。今年1年本当にお疲れ様でした。これからもよろしくお願いします。

同期へ
同期はいよいよ最高学年だね。今まで、同期が1番上になるなんて信じられませんでした。これから先、幹部代として大変なことも多くなると思いますが、同期のみんなが活躍するのを楽しみにしています。同期のシーズンは留学時期の関係で直接応援に行くことができませんが、留学に行くまでは絶対に応援に行きます。頑張ってください。
そして同期マネージャーのあやね、もえ、もみじ、3年間誰ひとり欠けることなくいられて本当に良かった。楽しく過ごすことができたし、何よりみんなに支えてもらいました。ありがとう!!これからも仲良くして下さい。

後輩プレーヤーの皆さんへ
後輩プレーヤーのみんなは、新体制になって、どんどん試合に出る機会が増えると思います。ケガに気をつけてもっと強く、もっと頼もしいプレーヤーになってください。そして、歴代最強のチームを作れるよう、新幹部代のプレーヤーを支えていって下さい。皆さんの活躍を期待しています。

後輩マネージャーのみんなへ
頼りない副務でごめんね。今までみんなでマネージャーの仕事ができたことをとても誇りに思っています。これから、新しく1年生が入ってくるまでは練習や試合がとても大変になると思うけど、4人で支え合っていってね。
2年生の2人には1年生の頃からずっと厳しくしてきてしまったよね。それでも、私たちについてきてくれて本当にありがとう。マネージャーの人数にずっと恵まれてきた私が厳しいことを言うのは筋違いだと思いますが、人数が少ないことに甘えないで、出来る限りのサポートをして下さい。最高学年になると、自分たちのことよりも、もっと考えなければならないことが増えます。2人で支え合って、最高の1年にして下さい。あやかちゃん、はなちゃんになら安心して任せられます。
1年生の2人にも厳しいことを言うようだけれど、いつまでも後輩ではいられません。自分には何ができるのか、また何をすべきなのかを考えていってください。来年の今頃には最高学年になります。2年生から仕事を教わるのも最後の機会です。仕事を盗むくらいの勢いで頑張って、頼もしいマネージャーになってください。しょこちゃん、はるちゃんの2人ならきっと素敵なマネージャーになれるはずです。


先輩、同期、後輩に恵まれて最高に幸せな3年間でした。
引退して立場は変わると思いますが、これからも外大ラグビー部を応援していきます。
今まで本当にありがとうございました。


次こそリーダーの登場です!
笠井さん、よろしくお願いします。


2012.11.19
小川 真央

「芯」を大切に…

 written by 安藤 笙作 投稿日時:2012/11/17(土) 19:14

リレー日記をご覧の皆さまこんばんは。今宵のお相手はわたくしペルシア語科4年、安藤笙作がつとめさせていただきます。


僕が1年のシーズン後のこと、引退される先輩方が素晴らしい日記を書かれていたのを読んで、自分もいずれこんな立派な言葉が残せるようになるんだろうか…とぼんやり思ったりしていたのがまるで昨日のようです。未だにいろんな先輩方の引退のメッセージは強く頭に残っていたりするもので、後輩たちの頭にも僕の日記が残せたらいいなと思いながら書きますね。


大学に入り、ラグビーと出会い、様々な人々と出会い、支えられて今までこうして生きてこられたのだと思っています。実は僕の高校では体育の時間にラグビーというなんとも奇抜なチョイスが出来、当時の僕は面白そうだからという理由で選択してみたものの運動靴でスクラムを組まされるわ、「困ったら相手に背を向けてモール!と叫べ!」との教官の指示に従ったところものの見事に圧死しかけるわ、相手を止めにかかって肘が爆発して本職のサッカーにも集中できんわ、もう言ってみれば史上最高のスポーツだなと思い、こんな競技は一生やらないと、17歳で心に誓いました。ところが浪人を経て、大学生とかいう憧れの身分に昇格してみるとそんな気持ちは跡かたも無く吹き飛び、あとは以前の日記にも書いたようにノリでラグビー部に入ったわけです。


今となっては入部という選択が僕の大学生活をこれほどまでに充実させてくれた最大の選択でした。熱心に勧誘してくださった先輩方には本当に感謝しております。あれが無かったらと思うと…言い過ぎはよくないのでこの辺でコビは割愛。


ラグビー部に入って以降、悩んだり苦しんだりすることはもちろん多くありました。それが嫌で辞めていく人々も少なからずいることは事実だと思います。ですが今となっては悩んだり苦しんだりして考えること、自分と向き合うことが、自分の財産になるのではないかなと思っております。嫌なこと、苦手なことに打ち勝てない日々があり、それらを越えようとしなくとも、少なからず逃げはしないこと。これは大事だと思います。「嫌でも続けてればそのうち嫌じゃなくなるよ」とはよく聞きますが、これを実感できたことは自分にとっては大きな自信になったりしています。


また、自分自身と向き合って初めて、本当に他人と向き合えるのではないでしょうか。外大ラグビー部という小さいながらも脈々と続く社会があり、その中で自分には何が出来るか、どうしたらもっと良くなるのか。他人や組織を動かすには説得力が必要で、やはり逃げない人、強い人にはそうした力が備わってくるものです。今年の市園や水黒は同期として本当に凄いなと思っていたのですが同期にもコビるのかと言われそうなので割愛!


試合後の簡単なあいさつで僕は「今年のチームは本当にチームワークがよかった」というようなことを言いましたが、これは具体的に言うと後輩が頑張ってくれた、ということです。3年生も2年生も1年生も、みんなが一丸となって我々4年生(注・僕は3年やないで)と一緒に闘ってくれたことが、見事に結果につながっていると思います。特に3年生のみんなはありがとう。たしか僕が2年のときに教育係を担当して、合宿でゲームコーナーに全員並べて叱ったことがありました。何を言ったのか全然覚えてないけれど、3年のみんなに「あの言葉を今も覚えています」と言ってもらえたときは物凄く嬉しかったのと同時に、自分のやったことが間違ってなかったんだなと肯定できた瞬間でもありました。厳しいことや理不尽なことも言ってきたけれど、それを分かち合える素敵な後輩を持てた僕は幸せ者ですね!はっは!


そんな中であえて厳しいことを言うのであれば、やはりラグビーは試合に出てナンボだということです。それは今シーズン試合に出れたり出れなかったりした僕だからこそ痛烈に思う部分です。自分が出れなかった試合のビデオチェックは眠くもなりますよね。試合に出ないと本当の悔しさも楽しさも味わえません。試合に出るためには何をしたらいいのか?たとえば、今とは違うポジションにチャレンジしてみるのもいいと思いますよ。また、ラグビーは試合中に大きく成長することができます。試合に出れなかったメンバーは、試合時間中にも出てるヤツらと水をあけられるわけです。この世はでっかい競争社会、競いあって強くなっていってください!


余談ですが今日の昼に市園と食べに行ったラーメン屋の店主が素敵なことを仰っていました。

「今の若い人たちはさ、あれはあの人がやってくれる、これはやらなくていい、って本当に他人に甘えてる人が多いと思うんだよね。責任感無い人が多いんだよ。その点体育会系の人たちはやっぱりいいねぇ。自分がやらなきゃいけないってことをすでに、学んできてるからさ!」

後輩のみんなは、自分の問題だと思ってこの言葉を今一度考えなおしてみてくださいね。胸張って体育会系でしたって言えることは、本当に素晴らしいことなんだと思いますよ。


長いこと更新しなかったくせにまとまりのない文章になってしまいましたが、お付き合いいただきありがとうございました。また、最後になりましたが今まで時には厳しく、時には優しく、本当に温かく接してくださったOB・OGの皆さま、先輩方、チームトレーナーの川村さん、木村さん、チームドクターの佐藤先生、鈴木先生、また部員のご家族や関係者の方々にはこの場をお借りして心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。これからもご支援・ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。



お次は皆様お待ちかね、リーダーの登場ですかね??

俺たちゃ外語のラグビー部

 written by 會田 翔士 投稿日時:2012/11/12(月) 19:30

リレー日記をご覧の皆様、おはようございます、こんにちは、こんばんは。
スペイン語専攻4年の會田翔士が、最後のリレー日記をお送りいたします。

楽しい楽しい大学ラグビーの現役人生が終了しました。

いやあ、本当に楽しかったです。

昨日の東京海洋大戦で5点のビハインドを追いかけているとき、スクラムセット中に近くにいた市園とこんな会話をしていました。

「今日マジで楽しいな!」「やべえよ!」

普通なら負けてて必死な時なのに、試合中はそんな感情で一杯でした。

リーグ戦では毎試合のようにチームの誰かが自然と「楽しんでラグビーしようぜ!」と言っていましたが、それができるのはやはり、それまでどれだけ辛い練習をしてきたからこそだと思います。
この経験は今後社会に出てからもきっと活かせると思います。

ラグビー部に本当にはいってよかった。

入学当時はサッカーかフットサルかで悩み、いち早くサッカーを候補から外し、
フットサルはサークルから部へ昇格したという情報を聞き、「フットサルならもっとぬるくやりてえよ。」と考え、これまた候補から外れました。
その後選択肢に入ってきたのがアメフトかラグビーかですが、○ー○さんの家に泊まったり、佐藤じゃない平さんの家に泊まったりしていく中で、人に惹かれ、
外大対ICUの練習試合を見て、ラグビーに惹かれ、
入部を決意した次第です。

運命ですね。運命。

この先自分がどんな人生を歩むのかは、神の味噌汁。いえ、神のみぞ知る。

誰にも分からない未来ですが、ただ、このラグビー部で学んだこと
「全力で取り組むことと、そのすばらしさ」(ESや面接で時々使ってた気もする)を実感し、
今後いつでも実践できる土台を身に着けることができたのは本当に良かったです。


では、かなりクサいですが、
それぞれにメッセージを送って締めくくりたいと思います。

小林慶太様 昨シーズンの小林-會田ラインをもう一度作りたいです。いつまでも宜しくお願いします。
瀬戸惇様 厳しいご指導のおかげでたくましくなれました。一生お付き合い願います。

會田翔士 イイネ!いい人生だよ!
安藤笙作 5年目6年目はレギュラー!笙作風ギャグ、社会に出てから使わせてもらいます。
市園拓哉 キャップおつ!留年は良い機会だったな!留学がんばれ!
笠井直人 NZでの経験を6年目で爆発させるように。良い旦那。
田村佑輔 お前のラグビー人生はまだ2年ちょっとだろ?あと2年あるな。鼻ホン。
穂積優 お前もだよ。あと3年はラグビーやれよ。
水黒陽 しばらくはロシア語>ラグビー。安定したらラグビー復帰ね。
江頭朋子 強い女性になろう。武井壮くらいに!
永山幸奈 鼻を閉じろ。社会に対する見聞を広めろ。
野上翔央 子には読みやすい漢字の名を。でもすごくいい名前だね。

伊藤光顕 公務員試験がんばれ!ラグビーはもっと頑張れ!
榎本飛鳥 ポジティヴになれよ。生きろ!
榎本豊 声だしよく頑張った。続けろ。
岡本広樹 歯をしまえ。ボールを早く出せ。
小川真央 良い奥さんになれよ。しょうさくの
小島駿介 授業に出ろ。俺のようになる。
高羽輝 キックを磨いて俺のようになろう
中村翔太 腰は天下の回りもの。使おう!
正木紅葉 良い奥さんになれよ。市園の
村松彩音 良い奥さんになれたな。
山口稜 絶対に解けないスクラムを。えんやらやー。
山室雄輝 赤いヘッキャは幸せの色。怪我はもう無い。
吉永亮 タックル>スクラム
渡辺萌 イタリア行ってらっしゃい。イタリアでのラグビー布教を。

阿部浩基 楽しそうにラグビーをやっていて宜しい。極めよ。
上田亜也佳 飲み会で先輩にビールをかけないのが良いマネージャー。
小野明良 ヤスヒロ>リュウタロウ を目指そう。
小沼悠太 最近の成長はすごい!我武者羅さは最大の武器
寺本幸平 プレイスキックと空元気がお前の武器。極めろ。
西井寧宏 強い男がもてる男。テラを目指そう。
満尾華 ヒールの高さを極めよ。目指せレディー・ハナ
横田高力 コミュ力はついてきた。あとは常識

石黒史隆 イケメンなんだから水黒のようにもっとたくましく。
太田亘 将来この代を引っ張っていこうという気で精力的に。
染井健吾 ガリガリだからガリガリ君くらいにはなろう。
松本憲祐 パスに難あり。持ち前のランにプラスでパス能力を。
宮下遥 おしとやかな奥さんになれますように。
山本梢子 敬語の使える奥さんになれますか?

鈴木TeamDr. フメロに一度もいったことありませんし、施術もされたことありません。でも好きです。
木村TeamTr. お陰様で捻挫の治し方をマスターしました。なので好きです。
川村TeamTr. お陰様で中学の友達に「マッチョすげえ!」って言われるようになりました。愛してます。

OBの皆様
今まで本当にありがとうございました。私も晴れてOBです。
フェニックスクラブの名誉会員となれるよう、必死にラグビー部を応援していく次第です。
今後共よろしくお願いいたします。

 
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俺たちゃ外語のラグビー部
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エゥェイッ!!!!!
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リベンジャーズ
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最高のパス、略してサイコパス
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集大成
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リベンジ
2012/11/03(土) 23:19
前日です
2012/11/03(土) 21:18
勝ちましょう!!
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やったるで
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大龍猫
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集大成

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