リレー日記 2010/5/26
怪我と挫折と感謝について
投稿日時:2010/05/26(水) 00:33
HPを御覧の皆様こんばんは、イタリア語科4年主将伊東がお送りします。
みんな書いていますがリレー日記の回ってくる頻度で部員の数が増えたことを実感しています。
いつのまにかマネージャーを含めて48人(!)の大所帯になりました。バカどもが喜びそうな数字ですね。
入ってくれた新入生の期待を裏切らないような、もっと好きになってもらえるような部であり続けたいと思います。
さて、市園くんからのフリにもありましたし、フリがなくても書くつもりでしたが先日左脚ひ骨骨折のドクターストップが明け、東大戦で試合復帰を果たしました。
1月下旬に怪我をして、全治半年と診断されたときは正直本当に絶望しました。今までも怪我に苦しんできて、最高学年になって、主将になって、きっと体を張り続けようと心に決めた矢先のことで、申し訳なさや情けなさ、なんでまたオレなんだって気持ちでいっぱいになったのを覚えています。
ですが、ラグビー部の関係者の皆さんには本当に励まされました。家にも病院にもすぐに駆けつけてくれた同期や後輩、OBの方々の練習への参加を募ってくださった中島さんを始めとする先輩の皆さん、僕は少しも大袈裟ではなく、このご恩を一生忘れません。本当にありがとうございました。
試合前、僕はけっこう色々なことを考えます。相手が強そうだとか、負けたら歴史に傷がつくとか、途中で怪我を再発させてしまうのではないか、という不安な気持ちももちろん浮かんできます。それらに打ち克つのは自分がラグビーを出来るという幸せ、多くの人に支えられているという感謝の気持ちです。そしてキックオフ直前には思い切りラグビーを楽しもう、この幸せをエンジョイしようと整理することができるようになりました。
怪我をして良かったとは思えませんが、自分を見つめなおし、鍛える良い機会になったと今は思っています。そして昔脩平さんに云っていただいた、苦労が人間を育てるから。という言葉が実感として身に沁みました。
ちょっと長く生きていると、人生には挫折はつきもので、自分の怠慢や過ごし方に起因するものもあれば、まったく関係なく、、突然襲ってくる不幸なものも確実に存在します。
そういうものに向き合う勇気をくれるのは、苦楽を共にした仲間と、きっと同じ苦しみを味わい、乗り越えた先輩だと思います。で、そんな仲間や先輩を与えてくれるラグビーや、ラグビー部はやはり素晴らしいです。ちょっとだけ先輩風を吹かしますと、1年生にもぜひそういう仲間を得て欲しいなと心から思います。
このチームでプレーできる日々もあと半年。あっという間で、今までのシーズンは悔いだらけではありますが、今年こそエンジョイしきれるように、後輩たちに立派にバトンを渡せるように胸を張って進んでいきたいと思います。
ご精読ありがとうございました。次は伊藤君です!
なんか我々には想像もつかないような英語科の様子を教えてください。
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