リレー日記 2022/12/19
僕たち、文系につき、数字が分かりません。
投稿日時:2022/12/19(月) 15:08
毎年この時期はチームを引っ張って来た先輩方が引退してしまう寂しさ、心細さと裏腹に、引退リレー日記を読むのが楽しみでした。先輩方がどのようにラグビーと向き合い、自分がお手本にすべきプレーや練習への取り組み方はどういう思考のもとで生まれるのか、一年間先輩方の背中を追った後の答え合わせが引退リレー日記でした。ですから、僕自身もこの引退リレー日記で後輩たちに何かしらの答えのようなものを残したいと思っています。おそらく上手くまとめることは出来ないし、そもそも僕のアドバイスなんていらないくらいよくできた後輩たちですが、もしよかったら読んでください。
ラグビーチームには色々な選手がいます。あえて二種類に分けるとすれば、派手なプレーで注目を浴びる選手と、地味だけど必要なプレーをする選手がいます。両方ともチームにとって重要な存在ですが、僕は後者だったので、後者について書かせてください。
両方ともチームに必要とは言いましたが、現実的には試合を決める選手というのは前者の選手で、もともとの経験値だったり、身体能力的に光るもの持っていることだったりが条件です。一方、そういうものがない選手は後者の選手に振り分けられ、必要ではあるものの、試合の勝敗に直接の影響力が少ないプレーをすることになります。後者側の選手だという自覚があった僕は、引退「誰にでもできるプレー」をただただ繰り返すことが嫌で、「自分だからできたプレー」「自分だからチームに還元できるプレー」を求めていました。
そこで、僕が出した答えは自分のプレーにこだわりを持つことでした。派手さはなくても、チームにプラスアルファで良い影響を与え、自分らしさを出せるプレーは何か。それは、日々の練習で自分の得意なことが分かってきて、それを試合のプレーにどう活かすか考えて、試合で繰り返し実行することで初めて身につくことだと思います。僕の場合は、ボンバーの狭いスペースでもステップでゲインすることや、相手を自分に引きつけてボンバーの横パスを放ることにこだわっていました。
自分のこういったプレーが試合を大きく左右したことはありませんが、こだわるようになってからラグビーが格段に楽しくなりました。自分が得意なことでチームに貢献できることは幸せだし、長続きする理由にもなると思います。例えそれが微力であったとしてもです。後輩のみんなは、人数こそ少ないですが、実力的にもキャラクター的にも粒揃いです。それぞれが自分のプレーへのこだわりを持って、技を磨いて、良いチームを作っていってください。期待しています。
最後に、お世話になった方々へ感謝の言葉を言わせてください。
勝さん、OB•OGの皆様
日頃から弊部を支えてくださり、ありがとうございます。色々な形で支援を送って下さったり、お忙しい中練習や試合にお越しいただいたりと、様々な場面で支えを感じた4年間でした。厚く感謝申し上げます。これからも可愛い後輩たちが外大ラグビー部を盛り上げていくと思いますので、ご支援の程よろしくお願いいたします。
先輩の皆様
プレーヤーとしても、人間としてもひたすらにかっこいい背中を見せて頂きありがとうございました。自分の率直な気持ちを表現するのが下手くそなので伝わっていなかったかもしれませんが、本当に尊敬していますし、追い付いて、期待に応えたいという気持ちで練習に取り組んできました。これからも何卒よろしくお願いいたします。
同期のみんな
シンプルにめっちゃ好きです。4年間一緒にプレーしてくれて、部活外でも仲良くしてくれてありがとうございました。これからもよろしく!
後輩のみんな
今年グループリーグ全勝できたのは、頼もしい後輩たちが活躍してくれたおかげです。本当にありがとう。一人一人能力・個性ともに本当に良いものを持っていて羨ましくなります。みんなの更なる活躍を観れることを期待しています。がんばれ!!
長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
2022年12月19日 永井来樹
愛してるよラグビー
投稿日時:2022/12/19(月) 10:09
久しぶりに書かせていただいております。
リレー日記をご覧の皆様、こんにちは。
中国語科6年の上嶋です。
サントリーvsクボタ見てきました。クボタ強いですねえ。家を出る前、すごく寒かったのでドタキャンしようかと一瞬考えましたが、無事に家を出て味スタまで辿り着くことができました。尚且つ集合時間に間に合うという快挙を達成し、自身の人間的成長を感じざるを得ません。ちなみに日浦は30分遅刻して来ました。遅刻は良くないと思います。
さて、
2回目の引退です。引退後に感じることはただ一つ、OB・OGの皆様、保護者の皆様、勝さん、並びにこれまでチーム運営に携わっていただいた皆様への感謝、そして後輩の皆んなへの感謝に他なりません。
この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
こんな自分を快く受け入れてくれた後輩の皆んなに対しては感謝の気持ちが溢れ出して止まりません。
溢れ出た気持ちをお手紙にして、大阪戦後全員に渡す予定だったのですが、叶わず痛恨の極みです。
今だから言ってしまいますが、春頃までは全く復帰する気がありませんでした。
留学中、駐在員のおじさんたちとラグビーをしていたのですが、朝4時まで飲み会をし、6時間後に試合をするという飲み会の合間にラグビーねじ込みスタイルでやらせていただいていたため「復帰したら朝5時起きかぁ、増量もめんどくさいなぁ、絶対に復帰しないなぁ」と心に決め帰国したのです。
そんな自分に復帰の決断をさせたのは、やはり後輩たちの本気でラグビーに取り組む姿です。
帰国後に試合や練習で1年ぶりに見た和真たちは見違えるほど強く、輝いており、このチームで一緒にラグビーがしたいと素直に思えました。
復帰してからの思い出はどこを切り取っても最高で、この代でラグビーができて幸せでした。
ありがとう、オリゴ糖
6年間の自分のラグビーは言わずもがなスクラムに集約されると思います。人生を通してこんなに長い間熱意を持って取り組めたのはスクラムだけです。
どっかの強いプロップ(名前忘れました)が「試合に勝ってもスクラムで負けては意味がない、逆もまた然り」と言っていましたが、この言葉にはバチボコ共感しております。
初めてのリーグ戦でスクラムがどのぐらい通用するか心配していましたが、結果として他校に畏怖されるスクラムを組めたかと思います。かつての学芸や都市大のような強い相手とスクラムを組む機会が無かったのは少し心残りですが、勝てたことにしておきます。
フロントローの後輩たちは全員例外なく曲者ですが、スクラムに関しては全員が頼もしく、自信を持ってお出しできると確信しています。一緒にスクラムを組めて良かった。
来年は谷川を中心に強いスクラムを作り上げてください。谷川にはまだスクラムの真髄を教えられていないので今度Wordにまとめて送り付けます。
最後に、復帰してから3回も遅刻してしまったこと、お許しください。引退日記の場で懺悔させていただきます。
この日記が最後になることを祈りつつ卒論に取り掛かろうと思います。ありがとうございました。
2022.12.19 上嶋泰世
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