東京外国語大学ラグビー部

リレー日記をご覧の皆さまこんばんは。ドイツ語科3年マネの高木です。

 

怒涛の高速リレー日記企画が終了してから、更新に間が空いてしまい申し訳なく思っています。

 

 

 

これからしばらく、引退した部員による日記が続きます。



トップバッターを務めることになり何度も文面を考えたのですが、なかなか引退の実感が湧かず、最後に何を書こうか決めきれず、やっと今書いています。

 

長くなると思いますが、よろしければご覧ください。

 

 

 

まず始めに、この場をお借りして、たくさんのご支援をいただいたOB、OGの皆様に厚く御礼申し上げます。

 

備品係兼お礼状係としてフェニックスクラブの皆様と関わる機会を通じ、毎年多くの方から寄付金をいただいて部活が成り立っているのだと実感することができました。



試合にも足を運んでくださり、温かい励ましのお言葉を何度もいただきました。本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

この1年半、私を突き動かしていたのは、スポーツをほとんどしたことのないマネージャーでも役に立てるのではないか、という希望でした。

 

 

 

9月の投稿で、今シーズンの目標を「チームの勝利に貢献する」と書きました。

 

達成できたのでしょうか。最後に負けてしまった以上、私にできたことはもっともっとあったはずだ、と思うことしかできません。



試合後、何人もの同期が「負けてごめんね」と言いました。ありがとう。



でも、私ももっと勉強して、足首を、肩を、手首を、筋力バランスを、ヘルニアを、一緒に治して、少しでも不安を減らせればよかった。ごめんなさい。

 

プロのトレーナーがいれば、もっと正確に、もっと早く、成果を挙げられたでしょう。



後悔は尽きません。けれど、未知の領域を学び、習ったことを試し、たくさんの怪我人と共有した時間は、辛いときも嬉しいときも、かけがえのない経験になりました。

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

部活を振り返ると、リハビリ隊長として過ごした時間ばかりが思い出されます。

 

 

 

プレイヤーの皆さん

 

以前にも書きましたが、ぜひもっと自分の身体に興味を持ってください。



どんなにケアをしていても、おそらく怪我をするときはするでしょう。



丁寧にリハビリをして、怪我の前より強くなってグラウンドに戻ってください。そして怪我をしづらい、しなやかで強い身体を作ってください。

 

 

 

でも、ひとりでメニューを考えて取り組むことは難しいかもしれません。気持ちを切らさないのも大変です。



そんな時にはトレーナーがいます。



相談して、頼りにして、一緒に知識を深めながら治していってください。

 

 

 

怪我をする前からできることもたくさんあるのですが、長くなるのであかねに託します。



皆さんの活躍を祈っています。

 

 

 

 

 

マネージャーのみんな

 

1年生。入部してくれてありがとう。これからの2シーズン、大変なこともたくさんあると思います。ぜひ自分なりの部活への関わり方を探してみてね。楽しんで！

 

2シーズンを共にした2年生は、本当に頼りになる仲間でした。特に最後の1ヵ月はみんなの存在の大きさに何度も助けられました。ありがとう。大好きよ



幹部代になるみんなに期待することは、もっと互いを頼って柔軟なチームになることです。もう充分素敵な4人ですが、さらにパワーアップした姿を見せてください。

 

マネージャーも、ひとつのチームです。今年よりも強いチームを、自由に、思い切り、作っていってください。時にぶつかっても、うまく行かなくてもいいけれど、もっとああすればよかった、と後悔するようなことはあってほしくありません。

 

 

 

 

 

もっと

 

 

 

体育会系の部活である以上、勝利へ向かう向上心は必須であると私は考えます。



今年のチームは最高でした。



来年はもっと最高になると信じています。

 

ずっと応援しています。

 

 

 

2018.11.26      高木朋子